Der König Hat Eselsohren

LIVE in NY遠征 1日目

とても残念だ。
NY便にはプレミアム・エコノミーの設定がないので、13時間もの間、エコノミークラスの席で行かなければならない。

午前11時発、約13時間飛んで、時差13時間のNYに午前11時頃着。

そのまま活動するような時間なのに…f(^_^;

ただ、エコノミーの座席も随分と改善されていて、リクライニング自体はあまり効かないけれど、背もたれが固定式になったので、前の座席が直接倒れてくることはなくなったし、フットレストも着いている。
しかも、前の座席の下に荷物を突っ込んでいたせいか、フットレストがあまり倒れないため、却って、足を高くしておけて、比較的楽だ。

いよいよ着陸する直前になって、眼下にNY郊外の景色が広がる。
木々が紅葉しているのが見える。
天気がよくて、気持ちよさそうだ。

とはいえ、入国審査に延々時間が掛かるのには閉口する。
終わったときには、とっくに荷物が回転台の上をぐるぐると回っていた。

ファンクラブのツイッターに、空港に着いたことを書き込んでおく。
帰りの日の朝はおそらく空港までタクシーを使った方が良さそうなことを考えると、今日はなるべく安く、エアトレインと地下鉄を乗り継いでホテルまで行きたい。
ただ、メトロカードをどこで買えるのか、あちこちに訊いて回っているうちに、大幅に時間を食ってしまった。

その上、ホテルの最寄り駅まで1本で行けるR線に乗ろうとしたら、表示されている行き先が、それよりもずっと手前のところなので、いったん降りて次の電車を待ったものの、それも同じところまで。
仕方なく、途中で他の線に乗り換えることにして乗り込んだら、今週末は工事のせいで終点が違うんだと。
先に言ってくれ。

途中の34St.で乗り換えたものの、今度はこの電車がびっくりするほどのろい。
ただでさえ、あちこちで時間が掛かっていた上に、ここでさらに時間が掛かって、ホテルに着いたのはチェックイン時刻の15時ちょっと前だf(^_^;

ブルックリンに来たのは初めてだが、ホテルの周りはなんだかちょっとすさんだ感じのところだ。
ホテルのフロントやエレベーターも。
しかも、チェックインを済ませてエレベーターに乗ろうとしたら、ちょうど故障で調整中らしく、なかなか来ない。

やっとの事で部屋にたどり着いたときには、15時になっていた。
でも部屋自体は悪くない。
なかなか快適そう。

空港で携帯の電源を入れたときから気になっていたのだが、ドイツの携帯の方は相変わらずKein Netz(ネットワークなし)になっている。
おかしいなぁ、海外でも使えるはずなのに。
これでは今回、SMSが使えない。
文字でやりとりが出来ないというのは、ホントに痛手だ。

仕方がないので、日本が誇る我が愛しのガラケー(笑)で、Rüdeに電話してみる。
が、出ない。
というか、電源でも切っているのか、ドイツ語で案内の音声が流れている。

ということは、つながることはつながるのかな?

なので、つづいてPeter。
こっちはちゃんと呼び出し音が鳴っている。しかも、ちゃんと出た!
やはり電話だとなかなか話が通じなくて苦労するけれど、18時にロックフェラーセンターに来れる?一緒に夕飯食べよう!と言っている。
やったー!!行く行く!!絶対行くよ!!

こうなると、ファンクラブのメンバーと合流するのはどうなんだろう?
一緒に行くわけにはいかないよね?

ファンクラブのツイッターをチェックしてみると、ゴーストバスターズに行く途中、と書いてある。
どこだそれ?

どこにいるのか、と書き込んでみたら、今、ゴーストバスターズセンターにいて、これからいったんホテルに戻るから、Christophに電話して、と返事が返ってきた。

さっそく電話してみると、何度か聞き返してもなかなか理解できなくて申し訳ないものの、どうやら、これからホテルに戻って、その後、NBAの試合を見に行くことにしているが、もうチケットは売り切れなんだよ、といっていることがわかった。

なんだ、それなら問題なし、私は18時にPeterに会うことにしてるから、じゃ、また明日!

さて、まだ2時間半ほどあるから、まずはこの周辺の様子をぶらぶらと見てから、ロックフェラーセンターに行こう。

たぶん明日は、ホテルのすぐそばの3rd Ave.をずっと下っていけばいいはず、と思って歩き出したものの、人気の少ない、すさんだ感じの通りが延々続くばかり。
どうも、地下鉄の路線の上を走っている4th Ave.を境に、こちら側はちょっと荒んだところのようだ。
しかも、たぶんこの辺、と当たりをつけたところには、明日のライブ会場を発見できず。
もう一回、ちゃんと場所を確認しなければ。

試しに、反対側の5th Ave.に行ってみると、こっちは活気があって賑やかだ。
小さな店がずっと建ち並んでいて、かなりいい感じ。
しかも、通りに向こうに続く住宅の前は、思いっきりハロウィーンの飾り付けがされていて、まさに本場。








ちゃんとカボチャもくりぬかれてる。




それに、これからハロウィーンパーティーに行くらしい、扮装をした子供達を所々で見かける。

そういえば、まさにハロウィーン当日に米国にいるなんて、初めてだ。

さすがに、観光客がわざわざ見に来るようなものは何もないけれど、この辺りの雰囲気はとてもいい。
マンハッタンとは、また違った、のんびりとした、ごく普通の街。
ぶらぶらと散歩するには、最高だ。

そのまま通りを北上し、地下鉄路線の集中しているAtlantic Ave.で地下鉄に乗る。
途中、ワシントン・スクエアあたりで降りて、バスに乗り換えて、のんびり街を眺めながら行こうかと思ったけれど、とてつもなく渋滞にはまりそうな気がしたので、タイムズ・スクエアまで行き、そこからロックフェラーセンターまで歩くことにした。





なんだかんだ言って、タイムズ・スクエアには、NYに来るたびに来ているはずだけれど、そのたびにどんどん派手になっている気がする。
そりゃそうだよな。
一番最初に来たときから、すでに10年以上経っている。
その頃はまだ、今ほど動画の表示技術は発達していなかったはずだ。

なんか微妙なキティちゃんが踊っている。
そばにいた女性が、一緒に写真を撮ろうとしたら、キティちゃんの下から、おばちゃんが顔を出して、金を請求していた(笑)

前回NYに来たのは5年半以上も前なので、土地勘を取り戻すためにも、ぐるぐると歩き回りながら、ロックフェラーセンターにたどり着いたのは、18時ちょっと前。



相変わらず人でごった返している。
この人混みの中、どうやって待ち合わせたらいいのか。
つーか、具体的にどこに行けば?

Peterに電話してみると、繋がるまでにしばらく掛かった上に、あと15分くらいで行く、という。
しかも、場所はよくわかんない、ただロックフェラーセンターだよ、とか言ってるし。
なんだそりゃ?
もしかして、来たことがなくて、それ以上詳しいことがわからない?f(^_^;
私のドイツ語が拙いこともあるが、それ以上に、来たことがない人に、ロックフェラーセンターの中の具体的な場所を説明するのは難しい。

とにかく、ある程度時間をおいて、もう一度掛け直すしかない。
なにしろ、向こうの携帯には、こっちの番号は表示されていないはずなのだ。
こんな時、SMSがあれば!!

ちょっと余裕を見て、30分近く経ってから、改めて電話してみると、ロックフェラーセンターの中だという。
しかも上の階?
オーバーデッキ?
そんなもん、ロックフェラーセンターにあったっけ?

全然わからずに、ロックフェラーセンターの中を走り回っている間に、電話が切れてしまい、それきり掛からない。

と、目の前に、「TOP OF THE ROCK」の文字。
これだ!
さっき、電話で言ってた!
ん?入場料が掛かる?
とにかく急いでいこう!

入場料21ドルを出しながら、思い出した。
ここ、ガイドブックに載っていたところだ。
私が前に来たときにはなかった。
だからわからなかったんだ!

ずっと電話を掛け直しているけれど、全然出ない。
あぁ、でも、なんとか会えるといいなぁ。

エレベーターに乗ると、係員の女性が、2階でセキュリティチェックがある、といっている。
一緒に乗った女の子達が聞き返したので、却って向こうは、どこから来たの?と訊くと、ドイツからだと言っている。もしかして、懸賞ツアーの子達だったり?f(^_^;

セキュリティチェックを抜けると、延々行列が続いている。
こんな中で見つかるのか?
せめて電話が繋がればいいんだけど…。

と、思いながら行列について行く。
その先に、映像が流されている巨大なブースがあって、そこでみんな映像を眺めている。
どうも、説明を見させられるらしい。
そんなことをしてる暇はないのに!!


と、数人先を歩いているのは、もしかして…?
「Peter?」

やっぱそうだった!!\(^O^)/
よかった~、見つかって。
つーか、これだけの人がいる中で、ホントに超ラッキー!

案の定、PeterはSusieさんをはじめとして、総勢8人の集団でここに来てるのだった。
だから、実際に来るまで、詳しいことを知らないわけだ。
なので、以前ここに来たときには、オーバーデッキがなかったのでわからなかったことを説明する。

Susieさん以外は、初めて会う人ばかりだったので、ひととおり紹介して貰ったものの、さすがに名前までは全部覚えきれない。
しかも、やはりまだ耳が慣れていないので、周りで話している内容がよく聞き取れない。
一応、ドイツ語のレッスンは続けてるんだけどな、全く役に立たないよ(笑)

それでも、先にMarcが来ているらしく、
「Marcに電話する?」
「いや、いいよ(笑)」
なんて言っているのはわかる(笑)

「いつNYに来たの?」
「今日。今日の午前中に着いた。Peterは?」
「水曜日」
なるほど。
道理で木曜日に、ファンクラブのツイッターに、「グラウンドゼロでPeterとFloに遭遇」と書いてあったわけだ。
最初、ドイツからの行き帰りも懸賞ツアーと一緒なのかと思っていたけれど、そこまでのファンサービスはしないらしい(笑)
「いつまでいるの?」
「水曜まで」
「じゃ、長い…仕事と休暇だね(笑)」
「そうだね(笑)君はいつまで?」
「木曜まで」

実際のデッキに上がるまで、延々3本の映像を見せられる。
が、全く無視して喋り続け、お菓子をつまんだりしている、ドイツ人の集団(笑)
15分ほど待たされて、いよいよ上へ。
超高速で上るエレベーターは、天井が透明になっていて、しかもそこに映像が流れる。
高さでは負けるけれど、こりゃ、エンパイア・ステートビルより、かっこいいかも。

エレベーターを降りて、出た正面は、まずセントラル・パーク側。
でも、やっぱりメインは、エンパイア・ステートビル側でしょう。
みんなで写真を撮りながら移動。

が。

カメラがない?!

大して大きなバッグではないのに、カメラが見つからない。
まさか、入り口の持ち物検査の時に慌ててたんで、忘れてきた?!Σ( ̄□ ̄;)

超冷や汗。

とりあえず、みんなに遅れないように、一応携帯で写真を撮りつつ、必死になってカメラを探す。

ない、ない…。

3回くらい、バッグの中をくまなく漁っても、出てこない。
下に降りてから聞きに行って、出てくればいいが…。

しかし、念のために、もう一度。



あった!!!!

バッグの一番奥の方に発見!!
なんで今まで見つからなかったんだ?!
おかげで寿命が半年くらい縮まったじゃないか!!

でも、これで安心して写真を撮れる。

周囲は透明なアクリル板に囲まれているので、全部見渡せはするけれど、やはり風景を撮るには、アクリル板の隙間から。





エンパイア・ステートビルからでは、エンパイア・ステートビルの入った夜景は撮れないので、ここの方が風景としては派手かも知れない。
が、その分、ウォール街の方があまり見えないのは、ちょっと欠点かも。

ひとしきり風景に感動すると、後はみんなで写真を撮り合う。
それでも、やはり、主役はPeterとSusieさん。
みんなで、「Traumpaar(夢のようなカップル)だね」などとはやし立てる(笑)



や、実際、そうだし。
初めてSusieさんに会ったときから、なんてPeterにぴったりなんだろう!とびっくりしたくらいだよ。
しかも、Peterの方がSusieさんにベタボレな感じ(笑)
どっちかっていうと、Susieさんはサバサバとして、女に好かれる女、といった風情なので、Peterはホントにいい人見つけたなぁ、と思う。

ここのデッキの売りは、さらに上の階。
なんと高い柵がない。
なので景色も一段といいのだが、風も強いので、下手をするとカメラが揺れる(笑)

しかも、寒い!!(笑)









ここでもひとしきり写真を撮り合った後、下へ。
エレベーターに乗るときに、係のおじさんに、一人だけ別のグループだと思われそうになる。
みんなが、いや、一緒だ、と主張してくれたからいいけれど、やはり、端から見ると、ドイツ人のグループに一人だけ日本人が混じっているって、奇妙なんだろうな。

グループの中の女性が、Peterとは友達なのか、と訊くので、2年ほど前から友達だ、と、複雑なことは省いて説明する。
が、今日、わざわざ日本から来た、と知って、あまりのことに呆然としている(笑)


Peterはチェルシーのホテルに泊まっているのだという。
なんだ、ホントに懸賞ツアーとは別なんだ。

今回、あれこれ調べる時間はもちろん、毎日、ネットそのものに掛ける時間もなかったので、ごくわずかな隙を見て、なるべく会場近くのホテルを予約したけれど、その直後に、懸賞ツアーはニュージャージーのホテルに泊まることがわかって、これは失敗したか?と思った。

でも、シャトルバスで会場と往復する懸賞ツアーの人たちと違って、こっちは一人だから、ニュージャージーに泊まるのは遠すぎる。
特に、アフター・パーティーの後、タクシーに乗って帰るなんて、冗談じゃない。←最初からパーティーに出られるものだと思っている(笑)

そこへ来て、ファンクラブの4人もニュージャージーに泊まっているもんだから、ホテルは出演者から何から全員一緒で、その情報がファンクラブの中心グループに流れたんじゃないか?と訝ってすらいたのだが、違った。


外に出てから、ビールでも飲みに行こう、ということに。
ここでカップルが一組離脱。
残り7人で近くのカフェバーへ。
最初、バーカウンターに通されそうになったところを、入り口近くの「へ」の字型のテーブルを陣取る。

つーか、ホントにみんな、ビールだけなんですが(笑)
や、いいんだけどね。
たぶん、ほかの人たちは、しっかりと昼に食べてるんだろうけど、私は、飛行機の中で9時頃に食べた朝食以来、何も食べていない。
でも、空きっ腹にビールでも、kein Problem(笑)

しかも、耳が少し慣れてきたのと、アルコールが入ったのとで、完全ではないが、みんなが話している内容が、半分くらいは理解できるようになってきた。

それに、自分のことならば、訊かれればいくらでも答えられるので、今回はブルックリンの、それも明日の会場にほど近いところに泊まっていることや、6月に南アフリカに行ったときには、英語が出てこなくて困ったことなど、べらべらと喋りまくる。

「どこでドイツ語を習ったの?」
さっきの女性が訊くので、
「時々ドイツに行ったときに、ドイツ語学校で習ってる」と答えたものの、実際のところ、一番の練習になっているのは、ライブに行ったときにドイツ語まみれになっていることだ(笑)

ここにいたら誰某に会えないかな、と、とてもお上りさん的な話題が始まる(笑)。
ジョニー・デップに会いたい、アンジェリーナ・ジョリーが来たりして…と盛り上がっていたその時に、ドアが開いて、一人の女性が。
「来た!」
アンジーではなく、彼らの知り合いのMaleneという女性だったけど(笑)

Maleneが来て、さらに盛り上がったところで、一人、二人、と外へ出て行く。
とうとう、席に残っているのは4人になってしまった。
どういうこっちゃ?

隣に座っていた男性が、「NYは室内が禁煙だから、みんな外へタバコを吸いに行ってるんだよ」と教えてくれた。
そうなのか。私的にはありがたいけど。

「どこか行った?」と訊いてみると、
「今日はまず、チェルシーで集まって、そこを見て回って、いったん解散して、さっきのロックフェラーセンターに集まったんだよ」
なるほど。だから18時にロックフェラーセンター。

さっきからPeterが、マディソン・スクェアの近くの店でやっているらしいイベントに行きたい、といっていたのを、そっちへこの人数で行くには足がない、とMaleneが却下(笑)
彼女は随分と、NYに詳しいらしい。

トイレに行って、手を洗っていると、ちょうど隣から出てきてのがSusieさん。
水は普通として、手を差し出すだけで石けんが出てくるシステムにびっくりしているのを見て、「日本だったら、結構普通にあるけど」と笑う。
「ホント?初めて見た!!」
確かに、ドイツではあまり見ないな。

「今まで、何度か会ってるけど、話す機会がなかったんで、ずっと友達になりたかったんだ」と思いきっていってみる。
「そうなの?!」
「だって、あなた、すごくいい感じだから!」
ホントだよ、今日は間近にずっと見ていて、余計にそう思った。

次は、Maleneが知ってる店へ。
地下鉄でワシントン・スクェアの近くまで行き、そこからクリストファー・ストリートを抜けていく。
あちこちでハロウィーン・パーティーをやっていて、仮装して歩いている人もたくさんいる。

いい加減、おなかが空いてきたので、来る途上、Peterに「ずっと食べてないから、何か食べたい」と言っていたのに、ここも結局バーだった(笑)

とりあえず、カウンターでそれぞれ飲み物を注文する。
Susieが、「ここは私が出す」と、オットコマエにカードを切る。

と、思ったら、席に着いた途端、Peterが「あんまり金ないんだよねぇ」と財布の中の1ドル札を数え出す。
総額13ドル。
しかも、人気バンドのボーカル・ギターとは思えないような、まるで学生みたいな財布。
どういうことだ、あんた!!(笑)

最初は全員で一緒のカウンターに着いていたのに、途中から男子3人が入り口横の小さなテーブルに移ってしまい、しかも、さっき、色々と話していた女性が帰ってしまったので、カウンターではMaleneとSusieが弾丸トークをしていて、さすがに全くついて行けない。

男子組は、カメラのセルフタイマーで、まったりと写真を撮ったりしているので、そっちに混ぜて貰う。
「女子の弾丸トークについていけない~。私も、日本語だったらついていけるんだけど。」






「何か食べるって言ってなかった?」
「そう。何か買ってくる。」
ただ、そんなにがっつり食べたいわけではないので、みんなでつまめるように、グアカモレ&チップスにする。
ほどなくPeterもホットドッグを買ってきて、みんなで回し食い。
これが意外に美味しい。

Peterと、今日のカメラマンをしている一眼レフを持っている男性が、外へタバコを吸いに行ってしまったので、もう一人、さっきのセルフタイマーに使っているカメラを持っている人と、そのGRについて、「GR、いいらしいね」とカメラ談義。
一眼レフの彼が、コンデジならこれがいい、と勧めてくれたとか。

ひとしきり、飲んで喋って、満足したところで、帰ることに。
Maleneが先に帰ってしまったので、曖昧な記憶を辿りつつ駅へ向かう。
クリストファー・ストリートを戻ってきて、私の記憶ではさらにその先、交差点の向こうへ下っていったところだと思ったのだが、そばの人に訊くと、駅は、今来た方向を少し戻ったところだという。
おかしいな、と思ったら、案の定、別の駅だった。

と、ここでなんと、Marcたちの集団と遭遇!
これにはびっくり。

Marcとメガネの兄ちゃんことDaveに挨拶したところで、そこにいるのは…?

「Julia?」

やっぱJuliaだった。
「きゃ~、元気~?」
ほっぺたすりすりしてくれる。
当たり前と言えば当たり前だけど、ちゃんとおぼえていてくれて嬉しい。
相変わらず、可愛いなぁ。

みんなと一緒に駅まで降りていったものの、これはいったい何線?
地図上で考えたら、みんなと一緒に下りだと思うんだけど、反対じゃない?といわれても、初めての線なので、ぴんと来ない。
行けるんじゃないかなぁ?

とりあえず乗ってしまったので、Peterがそばにいたインド人のカップルに訊いてくれる。
どこまで行くのか説明しようとして、どうしてもドイツ語になってしまう。

マズイ。

夕方以降、すっかりドイツ語まみれになっていたせいで、外国語スイッチが、完全にドイツ語になってしまったf(^_^;

Peterが、彼女はドイツ語も英語もちょっとずつ出来るけれど、日本から来たんだ、と説明してくれる。

どうやらやはり、反対側に乗った方がよかったようなのだが、このまま、みんなと一緒に途中で乗り換えて、ワールドトレードセンターでさらに乗り換えればいい、と教えてくれる。
しかも、乗り換えは、いったん駅を出て歩くんだ、と、実に丁寧だ。

は~。

NYは4回目とはいえ、みんなに比べたら今日来たばかりで、細かいことはまだ思い出せないし、そもそもこの辺りはあまり来たことがないのでわからない。
「これが日本だったら、携帯で検索して、すぐ正しいルートがわかるのに!」

さすがに今日はハロウィーン・パーティー帰りの人がたくさん乗っている。
地下鉄も街も、全部が仮装パーティーのようだ(笑)
Peterが「Faschingみたいだな~」と笑っている。
確かに、Faschingのときのドイツは、凄いことになるもんね。
でも、ハロウィーンの方がスプラッター度合いが高い(笑)
「Faschingよりも変かも(笑)」

ワールドトレードセンターで、「また明日!」と言って、みんなと別れる。
もう日付が変わる頃だから、本来なら、地下鉄なんか乗るべきじゃないんだけれど、今日はパーティー帰り人がたくさんいるから、大丈夫だろう。
実際、別れる前にSusieに「大丈夫?」と訊かれたけれど、「今日は人が多いから大丈夫」と答えておいた。

ただ、閉口するのは、電車の本数が物凄く少なくて、延々待たされること。
ついでに、最初に乗り換えた線から、また乗り換えなければならないので、さらに時間が掛かること。
電車に揺られていると眠くなって、乗り過ごしてしまいそうで怖い。
駅のベンチに座って待っているだけで眠くなる。

そりゃそうだよ。
日本時間ではもう、午後だ。
もはや時差ボケとか言うレベルではない。

ようやくホテルの最寄り駅にたどり着くと、やはりここにも、ハロウィーン・パーティーの人たちが結構歩いている。

幸い、ホテルからすぐそばの交差点脇で、小さな店が開いていたので、水やその他諸々を買い物。
ただ、今日はもういいけれど、この店はアルコール類はおいていないようだ。
次からは、別の店に行こう(笑)

ホテルの部屋に戻ってきたのは2時過ぎ。
でも、飛行機に13時間も乗ってきただけに、何が何でも風呂に入りたい。

風呂から出てきて、寝られるようになったのが3時過ぎ。
これ以上の時差ボケ解消法なんてないっしょ(笑)
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