Der König Hat Eselsohren

München (2)-1

さ、今日は張り切っていくぞ!

でも、その割に出かけるまでに時間が掛かって、本当は8時半くらいにホテルを出るつもりが、9時過ぎに…f(^_^;
ま、コートのライナーを着けるのに、一番手間が掛かったんだけどね。

何しろ寒い!

来る前から天気予報をチェックしていたから、水曜日から急に気温が下がるのは知っていたし、実際、昨日着いたときも結構寒かった。
でも、今朝の天気予報で、現在の気温1度って…f(^_^;

さむっ!!

なので、9時頃とはいえ、まだ気温はそんなに上がっていない。
でも、ものすごく寒い、というわけでもないな。
それに、運動不足にならないように、ちょっと遠いけれど歩いて行くことにしたので、歩いているうちに温かくなってくる。

10時近くにマックスプランク到着。

図書館の入り口で張り出されている紙を見て、ぎょっとした。
「11月1日はAllerheiligenの祝日で、図書館は休みです。」
げっっ!!
忘れてた~orz
普段、この時期に来ることなんてないし、国全体の祝日でもないので、すっかり忘れていましたよ。
でもバイエルンはカトリックの地域だから、こういう宗教的な行事は、ことごとく休みなんだった。

やられたなぁ。
明日はびっちり一日中、図書館にこもろうと思っていたのに。
こんなことなら、今日はもっと早くから来れば良かった。

しかも困ったことに、ネットにはちゃんと繋がるのだが、なぜか大学のWEBメールだけがPCからアクセスできないΣ(゜д゜
なぜだ?!
しかたなくスマホから接続してみると、早急に返事が必要なメールが来てるし…orz
もう。
このWEBメール、使いづらすぎ!!何とかしてくれ!!

メールに手こずったものの、それから今日の会場の場所と最寄り駅をチェックしたりはしたものの、あとは昼食もとらず、16時近くまで座りっぱなし(笑)
今日がライブの日じゃなかったら、もっと遅くまでいられるのだが…。

でも一番の目的はライブだもんね♪
つーか、開場時間は19時ですけど(笑)
開場時間よりもずっと早く行こう、ってのがダメダメですな。
もはや、
「ゲストリストに書いておくよ」
=Marcが知ってる
=絶対にパスをくれる
というドス黒い方程式ができあがっているf(^_^;
実際、2008年のErfurtとAltena以外、入口で名乗って入ったことがない(笑)


が、まずはフェラガモの店へ直行。
ありましたよ、お目当てのブーツが。
しかも何とかちょうどいいサイズがあった。
ワイズがCなので、幅はちょっと緩いが、筒の部分はぴったりだし、むしろあとから色々と機能性中敷きを入れたらかえって良くなるかも。
で、即決。

早速ホテルの部屋で、買ったばかりのブーツに履き替え(笑)
歩いて行けない距離ではないものの、帰ってくる途中でスーパーにも立ち寄ったりしていたせいで、すでに17時半を過ぎてしまっているので、ここは地下鉄で行こう。

会場のAlte Kongresshalleにたどり着いたときには18時を回っていた。
これってもう、夕食が始まる頃じゃん?
今回はProbeは見られないかぁ…。
などと思いつつ、会場前まで行くと、すでに15人くらいが入り口前に並んでる!(*゜Д゜)
あと1時間もあるよ!
熱心だなぁ。←他人のことが言えるのか?f(^_^;

いつもだと、会場前をうろうろしていると、たいていMarcが現れるのだが(笑)、今日は中にNicoがいるのは見えるものの、いくら何でもこっちに気づいてくれる気配はない。
それにNicoが気づいてくれたところで、入れてくれる権限はないと思うぞ…f(^_^;

むむ~。

一応電話してみるか。
ここ数回は、電話しても出ないことが多いんだけどなぁ。

Marcに電話した方が確実か?
いやいや、やっぱりまずはPeterに掛けてみよう。

出るか?
出ないか?

出た!

今、会場の前にいるんだけど、というと、最初、Marcに行ってもらう、というようなことを言ったように聞こえたのだが、途中から、なんか会場の左側、って言ってるぞ?
「左?、左?!」
とりあえず左手へ走る。
でも入り口らしいものはないし、裏の方に向かって建物が続いてるけど…。

そのまま会場の裏の方に回り込もうとすると、
「そっちじゃなくて、駐車場の方!」

へ?!
もしかして、見えるところにいる?

すると駐車場の向こうの方から、手を振るのが見えた。
よかった~!会えた~!
「いつ来たの?今日?」
「昨日の夜だよ!」

バックステージの入り口は、さらに奥の方の建物だった。
「そこがケータリング」と、入ってすぐの左手の部屋を指すと、右手の廊下の方へ。
すると向こうから歩いてきた女の子は、Julia!!
「元気~?ひさしぶりだね~!」
確かに、昨年の夏以来だ。
じゃ、今回はまた、バックコーラスつきかな?

右手の部屋の入り口に「Nico & Marc」と貼ってある。
部屋の奥で、PCを前に机の向こうに座っているMarcが見えた。
部屋の中にはFloもいる!
「いつ来たんだ?」
「昨日の夜」
「いつまでいるんだ?」
「月曜日まで」
「今回は仕事?」
「うん。今日のライブが一番の目的だけど、それ以外はずっと図書館。でも、明日は祝日で、閉まってるんだけどね(笑)」

Marcが机の向こうで「Servus!」と手を振っている。
Flo経由で今日のパスを渡してくれる。
今日のBändchenは青。
「手伝おうか」と言ってくれたときには、すでに巻き終わったところだったので、Floがテープのはみ出した部分を「こうするといいよ」と内側に折ってくれる。

「コートを置きたいんだけど、どこに置いたらいい?」
「そこに置けばいいよ」
と、部屋の隅に、なんだかぐちゃぐちゃと荷物が置かれている床の上(笑)
「いいだろ、Marc?」
わはは!いつもアバウトだ!(笑)

バッグから、スマホだけをもって歩く。
今回、カメラを持ってこなかったのだ。
何しろ今日のライブ以外に使う予定がないので、一眼とか持ってても邪魔くさいし。
本当はSONYのレンズカメラの小さい方が欲しかったのだが、すっかり出遅れて、予約に間に合わなかった。
というわけで、今回はスマホのみ。

すると廊下でFloが小さな女の子に何か話しかけている。
そのお母さんと弟らしき男の子も一緒。
誰の奥さんと子供?
女の子が持っているポスターが、止めているゴムのところで少し破れてしまっているので、Floがテープを貼って直してやった。
今回のポスターかぁ。
いいなぁ。
欲しいけどうちに飾る場所ないな(笑)

「この歌知ってる?」
と、Floが「'54, '74, '90, 2006」をちょこっと歌うも反応がよろしくない(笑)
「Ein Kompliment」でもダメ。
「『Unser Freund Ist Aus Leder』だよ」と横からNicoが口を出す。
どうやらNicoの子供らしい。
「いつもうちで歌ってるよ」
一応、この子たちもファンなのね?(笑)

「何か食べる?何か飲む?もう夕食の時間だよ」
と、Floがケータリングに連れて行ってくれる。
「何飲む?ワイン?ビール?水?」
「う~ん、ビールがいいな(笑)」
と、冷蔵庫からBECK'Sを取り出し、珍しくそこにあった栓抜きで開けてくれる。
「料理はそっち」
と、ケータリングの係の人に、日本から来た友達、と紹介してくれる。
温かい料理は、係の人に頼んでよそってもらうらしい。
が、何を言ってるのか、よくわからない…f(^_^;
もう一度聞き直しても、わからないorz
すると後ろからFloが、「ゆっくりはっきり話せばわかるから」と助けてくれる。
実際、説明し直してもらったら、ほとんどわかったよ…f(^_^;
まだ全然耳が追いついていかない…orz

気づくと、Floはどこかに行ってしまっていた。
手近なテーブルに座ったら、残りの席全部をスタッフが埋めた(笑)
でも、見たことある人が一人混じっているだけで、馴染みのない人ばかり。
う~ん、残念。
他のテーブルにいる人も、見たことない人ばかりだな。

食べ終わって食器を片付け、飲み終わったビールの瓶も冷蔵庫横に戻しに行くと、そこに今日のタイムテーブルが貼ってあるのに気づいた。

11時 朝食
12時 ライナーの見送り
13時 サウンドチェック…

メンバーはいったん家に帰ったのかどうかわからないが、基本的には昨日のSaarbrückenからここに会場入りする形らしい。
ここ数日はライブが続いているが、今日を中締めに半月以上小休止に入るので、ナイトライナーとはしばしのお別れ、ということのようだ。
そして、13時にはサウンドチェック。
よくよく見たら17時のサウンドチェックは前座のバンドのものだった。
こりゃ、ちょっとくらい早く来たからって、何も見られなかった、ってことだね(笑)

と、一番下に、WifiのSSIDとパスワードが書いてある。
試しに接続してみたら、うまいこと繋がった!
とりあえず、ここにいる間はWifi繋ぎ放題だ(笑)

そうこうするうちに、Peterが誰が知り合いを連れてきて、日本から来てるんだよ、と紹介してくれる。
そのまま、夕食を食べ始めたので、ここにいるのが得策だな。
2本目のビールを飲みつつ、近くに座る。
ちょうど目の前には新聞もあるし。

しばらくすると、Nico一家のところにFloがやってきて、またもや子供たちの相手をしている。
「またビール飲んでるのか?」
「うん、2本目!」
そこへ、いつもおなじみの、ベテランスタッフたちがやってきた。
その様子からすると、今まで仕事をしていたわけじゃなく、どこか外にでも出ていたようだ。
直接あれこれ話したりすることはないものの、彼らがいるとなぜか自分も安心する。

そういえば、今日はまだ、Rüdeに会ってないな。
楽屋にでもいるんだろうか?

今回は、3人の楽屋の他、MarcとNicoの部屋、スタッフルーム、前座のバンドの楽屋の他は、このケータリングしかないので、どうにも居場所がここしかないのだが、いつものように、Bertilやらカメラマンやらその他色んな人が動画や写真の整理をしていたりする姿もないので、何とも時間を潰しにくい。
昨日までのライブの様子とかを見ていたりすると、それをのぞき込む楽しみがあるんだが。

その代わり、Nicoの子供たちが走り回っているのを眺めているうちに、Rüdeが知り合いとともに現れた。
この人は会ったことがある。
今日はこちらも奥さんと赤ちゃん連れ。

「Hallo, Aiko! Wie geht's?」
やっとRüdeにも会えました(笑)
今回は仕事?引っ越しはどうなった?とたたみかけられる。
引っ越しは、まだ色々と問題が…f(^_^;
その辺りもうまく説明ができないものの、これまた一生懸命に聞いてくれる。
うん、でもその件があるから、この次がいったいいつになるのか、どうなるのかわからないんだけど。

「今日は子供がいっぱい来るね!」
「うん、全部で9人かな?Floの子供もうちの子も来たし。」
やっぱ地元だとみんな来るのか(笑)

でも、子供連れ=あまり長居しない、特に赤ちゃん連れの場合は、ということでもあるので、先ほどの知り合い一家もひとまず帰っていった。
つーか、奥さんと赤ちゃんを送っていった、というのが正しいが。

程なく、みんな呼ばれていったのだが、そこにいて、と合図されたので他に行く場所はない。
といっても、2本目のビールも飲み終わっちゃったし。
もう、これ以上飲み続けられないし(笑)

暇なので、そう長くない廊下をうろうろ。
前座のバンドの部屋の中が見えた。
さっきケータリングに陣取っていたのは、彼ららしい。
そりゃ、知らない人ばかりなはずだ。

そして、Juliaがコーラスで入るとしたら、他の人たちの部屋もあるのでは?と思ったが、どうも他の出演者用の部屋、といったものは用意されていない。
謎???

Rüdeが向こうから誰かと一緒にやってきた。
「覚えてる?前に、Sylvesterのときに会ったよね?」
あ~っ!!あの友達だって人だ!!
ホントに、ミュンヘンだと色んな人が来るなぁ(笑)

ケータリングに再びいってみたものの、すでに前座が始まる時刻になっているので、ここも店じまいを始めている。
もはや居場所なし!

つーか、この時間だったら、そろそろ直前の練習を始めてる頃じゃん?
うまい具合に、楽屋のドアが少し開いている。
これはチャ~ンス!
入ってみると、思った通り、練習をしているところだ。
外からではわからないが、部屋の中は思ったよりもかなり広い。

「Aiko!今日はもう疲れたから、代わりにドラムを叩いてくれ!」
いやいやいや、無理だって。
「代わりにギター弾いてくれ」
だから無理だって!







奥のテーブルに載ってるのは今日のセットリスト?
近くに行って見てみると、ここ数日分のセットリストだ。
昨日までのはいつも通り、Floのイラスト入りだが、今日のは残念ながらイラストはなし。

何?!
一昨日のセットリストに「1×Mond」の文字。
うわ~!「Einmal Mond Und Zurück」をやったのか~!!
聴きたかった~!(ノД`)

つーか、今日の1曲目の「Lobby」って?
もしかして、あの「Lobby」?
マジで…?!

と思いつつ、そこに座れ、というのでソファに座ってみていると、始まった曲はやはり「Lobby」!
インディーズ時代の曲を聴いたのは、Unpluggedのときの「Fährt Ins Grüne」以来だ。
不意打ちというか、あまりに意外すぎ!
つっても、インディーズ時代のみにアルバムのときは、まだRüdeがいなかったからな、と思うとどうも思い入れが薄いのだが…(笑)
う~ん、ビックリしたよ。
というか、この時点でPeterが持ってるのがアコギじゃない、というところもビックリ。
しかも出入りも激しくて、なんだか落ち着かない状況だし。
直前練習というより、この曲だけはまだ、Probeの続きなのでは?

おそらくその読みの通りなのだろう。
がちゃがちゃと人が出入りしている中、Peterと一緒に入ってきたのはSusie!
「Hallo!!わざわざ来たの~?!」
ははは!確かにここまでわざわざ来る人は他にいないけど(笑)
それにしても、相変わらずかっこいいなぁ。

しばらくそのまま様子を見ていたのだが、何か問題があるらしく、話があるから外に出ていて、という。
「前座が始まってるから、見てくるといいよ。」
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