踏んだり蹴ったり、泣きっ面に蜂

渡航中止絡みのあれこれは、ようやく一段落。
航空運賃も、向こうでのホテル代金も、あっという間に返金された。
MPIと保険会社から返信がないものの、まあ、それは大丈夫だろう。

一番困ったのがIBZだ。

今回の件で、家賃を払わなければならなくなった。
送られてきた請求書は、9月分810ユーロ。
ビザが下りなくて行けないかどうかは、関係ないと。

ま、4月分から払わずに済ませてもらってたんだから、文句は言えないか。
とはいえ、先に行けないことが分かってたら、そもそも連絡とらなかったんだから、払わずに済んだかもしれないが、それは自分の落ち度だし。
しかも、今月から、日本から入居した人が2組いるそうだから、早晩問い合わせが来て、予約を継続したいなら家賃払え、といわれたかもしれない。

と、そこは納得した上で、資金繰りを考えなければならないんだが、ひとまずは受け取っている研究費から支出するとしても、最終的に、もし在外に行けなくなった場合には全額返金することになるだろうから、後から補填するアテがなければならない。

う～む。

諸々の原稿料を積み立てた預金と、12月に満期になる定期預金があるから、もし3月まで行けなかったとしても、なんとか間に合うか。

あとは暮れのボーナスを当てにする。

というか、ちょうどねんきん定期便が来ていたので、定年後のこともシミュレーションしてみるに、その枠内で生活する想定でしばらく暮らしたら、この難局を乗り越えられそうだ。


しかも、以前は現地の銀行引き落としでしか家賃が払えなかったので、前回の在外のときには、向こうへ行ってすぐに銀行口座を作りに行かなければならず、今回もそれを想定して、こっちの銀行のネットバンキングで外国送金ができるよう、3月に手続きしておいたのだが、今回、クレジットカードでも支払えるという。

カード払いができるなら、ポイントも貯まるから、まだ助かる。

早速カード払いをお願いしたら。

クレジットカードのターミナルに問題があって、使えなかったから、できれば振り込んでくれ、と…orz


うぅぅ。
外国送金だと、手数料めちゃくちゃ高いんですけど…(T-T)
3500円もするんだよ！！orz


仕方がないので、ネットバンキングで外国送金にチャレンジ。
これがめんどくさい。
まず、送金先を登録しなければならない。
登録されるのが翌営業日。
しかも、その登録に必要なデータが煩雑すぎ。
送金先銀行の支店名とか所在地とか、銀行のサイトを調べても全く出てこないΣ(￣□￣;
でも記入しないと先に進まない！！

これだけでも時間が掛かった上に、実際に登録されてから、送金手続きを取ろうとしたら、今度は送金の内容とかを記入させられる。
それ自体は良いとしても、「家賃」を選ぶと、誰の家賃なのかなどを記入しなければならず、実際には9月中に住めるわけもない状況で、自分の名前を書くこともできず…。
書いたら絶対、問い合わせが来るよ…。

仕方ないので、改めて、銀行に行ってみると。

現在、外国送金はテレビ窓口だけだということで、一つしかないテレビ窓口を30分待ち…orz

しかも、ようやく順番が回ってきて、操作を始めたら、ここでの送金手数料はなんと6500円Σ(￣□￣;
高すぎる！！
でも、ここでやめて帰っても、もしネットバンキングでうまくいかなかったら最悪すぎる…orz

あきらめて、そのまま手続きすることに…(T-T)

とはいえ、ここでの手続きには、ネットバンキングほど大量の情報がなくてもちゃんと進むし、今の状況もちゃんと説明ができるので、問題なく進んだ。


しっかし、これが来月以降も続くようだと、さすがに怒るよ。
だって、カード決済できないのは、マジで向こうのせいなんだし。

と、思って、手続きは済んだけれども入金には数日かかるだろう、ということと、手数料が50ユーロ以上掛かるのは大変すぎるので、すぐにターミナル修理してください、とメールを送った。
そうでもしないと、やっていられない。