Der König Hat Eselsohren

Probe

あぁ、そういえば、ちょうど1年前の今日、武道館にいたんだなぁ。
なんだか遙か昔のことのようだ。

と、ネット配信の元春の番組を観ながら思った。


が、今日のメインはそれではない。
残りあと1~2分?というところで家を出る。
今日どころかこの1年、いやいや5年弱分のメインイベントが待っている!!

昨日、Peterに、明日の何時にどこに行けばいい?と確認のメールを送ったら、Lindwurmstr.のStromに14時、という返事が返ってきた。

調べたら、Poccistraßeの駅を出てすぐなんだけど、どこだ?!
それらしき看板が出ていない。
なので、高架の向こうまで行ってしまったが、番地が離れていってる!!

急いで駅の方に戻っていったら、何やら建物の前にいる人たち、見たことがあるような…(笑)
その中にPeterもいた!!\(^O^)/

ずっと立ち話をしているんだけど、Probeはこれから始まるのか、はたまた終わったところなのか、どういう状況なのかよくわからない…f(^_^;
しばらくするとMarcが出てきて、なんか珈琲を買いに行く?

謎だらけだ。

すると今度はFloが出てきた。
なんか飲む?コーラ?水?と訊かれたので、水!と答えると中から瓶の水を持ってきた。

あ~、あいつ、名前なんだっけ?f(^_^;と思ったスタッフが帰って行ってしまう。

そこへ、Marcがカップの珈琲をいくつも持って戻ってきて、ほぼ同時くらいにピザの箱がいくつもやってきたので、どうやら昼休憩ということらしい。

ほどなくRüdeも姿を現した。
はぁ~、やっと会えたよ~♪

それにしても、以前よりはかなりマシではあるけれど、やっぱり全部は聞き取れないし、思うように話せないのが悔しいなぁ。
もっと頑張っておくべきだったなぁ…orz
いやいや、これでも、コロナ禍の中をドイツにやってきて、自分なりには精一杯頑張ったつもりだけど。

40分くらい、外にいたのか、次第に人が減っていった。
どうやら再開?
Peterに招き入れられつつも、うるさい(?)とか聞こえない(?)とか、何か言ってることがよくわからない。

「Kopfhörerある?」と訊かれたけど、持ってないし。
なんだろう?と思っていたら、奥の方で色々と相談して、Nikoのイヤフォンを貸してくれた。

Peterがマイクに向かって、「Aiko、聞こえる?」と言ったので、ようやく意味を理解。
ライブ本番ではないので、スピーカーには繋がっていないのだ。
楽器の生音は聞こえても、マイクの音声はイヤホンからしか聞こえない。
つーか、こんな無線付きのイヤホン、素人が持ってるわけないだろう(笑)














そして始まったのは、全く知らない曲。
ファンの中でこの曲聴いたの、私が最初じゃね?(笑)
つーか、何度か繰り返してるんだけど、どうやら歌詞の一部がまだ決まっていないようだ。
さっき、アルバム出るのは9月、先行して4月にシングル出す、って言ってたけど、結局、1年近く掛かるってことなんだなぁ。















その後、活動再開の告知で使ってた曲。
これもフルコーラスを聴いたファンは、まだ他にはいないだろう(笑)

Probeなので、何度も途中で止まったり、繰り返したり。
今までは、ライブの当日のProbeしか見る機会がなかったけど、なるほど、ツアー前にこうやって作り上げていくんだな~。




途中で、さっきからニコニコしているおじさんが、ステッカーを大量にくれた。
これ、めっちゃ新しいデザインのヤツじゃん!!
「PCに貼るといいよ!」
「うん、PCと、あとスーツケースにも貼っとく!!」


1時間以上は経ったところか、全員で外へ。
Floが「Komm gleich!」と言い残していったので、戻ってくるのは分かったのだが、どうやら通りの向こうの方で撮影中。
その間、しばし休憩だ。

戻ってきたところで、Floが奥から新しい小説を持ってきて、「内緒だぞ」と言ってプレゼントしてくれた。





これ、確か、明日発売のはずだ…(笑)

あとでわかったが、この本の宣伝用の写真と動画を撮影しに行っていたのだった。


さて、Probe再開。

と思ったら、Peterが「Aiko、演奏して欲しい曲ある?」というので、「Frühling!」と答えたら、ちょっと困った様子。
そりゃそうだ。
今のところ、5月から9月までしかライブの予定がないのだから、Frühlingは絶対にリストから外れている…f(^_^;





でも、ちゃんと演奏してくれた!!\(^O^)/
そう、この曲めちゃくちゃ好きなのだが、2月までずっと聴きたくないし、歌いたくもなかったのだ。
でも、今日は確実に、春(Frühling)が来たのだ。
夏にはまた会えそうだって話すと、喜んでくれるのだから、もう春になってもいい。


その後は、ライブでは絶対に欠かせない、Ein Kompliment。
途中の、観客だけで歌いところを、一人で歌ってやったぞ♪

Wunderbaren Jahrenの超短縮版(笑)を挟んだ後、再び新しい曲。









今日だけで少し憶えてしまいそうだ(笑)

17時過ぎ、Rüdeが帰って行った。





今日はこれでおしまいか。
しばらくすると、機材の片付けが始まった。
ライブのときは、当然のことながら、ステージの片付けはスタッフだけでやっているのだが、今日は、楽器に関してはFloとPeterが片付けている。

ここで、Peterとも一緒に写真を撮ってもらう。




Peterも出て行ってしまって、Floに今日はこれでおしまいと確認。
6月のRARとRIPはかな~り難しそうだし、9月のカールスルーエのライブも来られるかは怪しいが、少なくとも8月のGießenとDachau、できればその前のJenaの野外は来られそう、というような話をする。
つーか、全員に、少なくとも8月は来られそう、と伝えられた。

Floの一声で、最後、場内のスタッフみんなから、またね~!と言ってもらう。

と、外へ出ようとしたところで、Floが、「Peterがあと2~3分で戻ってくるぞ」というので、「さっき挨拶したけど」「そうか」みたいなやりとり。

ところが、地下鉄を待っていると、Peterが追いかけてきてくれた。
最後の最後、別れを惜しんでくれるなんて、嬉しいなぁ。

50代のおばさんと、40代のおっさん達で、友情を確かめ合った一日(笑)

いや~、今日来られて、本当に良かった。
これまでの355日が報われた。
ほんの2週間前までは、まるで絶望が服を着て歩いているようにすっかりやさぐれて、もうこれ以上、ドイツ語を勉強する気にもなれない、とほとんど自暴自棄に近かったんだが…f(^_^;

私は今日のこの日のために、ドイツに来たんだ~!!
このためにコロナ禍を2年間、耐えてきたんだ~!!!

単に会えただけじゃなく、ライブにも来て欲しいと思って貰えてるって、ありがたいなぁ。
私が来たって、一銭も儲からないのに(笑)


あ~、次回までにもっと、ドイツ語分かるようにならねば!!
2008年からずっと言い続けてる気がするけど…f(^_^;
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