Der König Hat Eselsohren

Ulm (1)

アラームを6時にかけたつもりが、5時のままになっていたので、そのまま二度寝(笑)
それでもまだ、睡眠が足りたないような気もするが…。

ただ、あんまり早く起きたところで、土曜日なのでニュース番組すらやっていない。
天気予報も、ネットで調べるしかない。
相変わらず、気温は12℃くらいまでしか上がらない予報。
ただ、昼過ぎににわか雨っぽいことが書いてある割に、全体として天気はそんなに悪くない感じなので、スニーカーで行っても大丈夫かも。


とにかく今日は、荷物を最小限にして、ウルムに着いてもそのまま歩き回れるようにしたいので、持っていく必要のあるなしを徹底して仕分けまくる。

身支度と荷造りを同時並行でしているうちに、8時近くになってしまったので、朝食へ。
コーヒーを飲みながらネットをチェックしていると、北朝鮮のミサイルが失敗したのに、地下鉄が止まったとか、意味不明なことが書かれている。

だって、ついこないだ、ミサイルが飛んできたら地下に逃げろとか、強固な建物の中に入れとか、ほぼそれ竜巻対策じゃん?みたいな、核弾頭でも積んでたら間違いなくクソの役にも立たなそうな「お触れ」が出て、脳みそ耳から流れそうになったけど、地下鉄だけ止まるとかマジ意味不明。

連休初日とはいえ、平日とは違って、朝のうちだったら混乱が少なくてすむから?!
北朝鮮のミサイルで平日朝のJRが止まったら、マジで地獄絵図だよね。
いつもだって、人身事故で止まったら、ホームはおろか改札の外まで人があふれて、身動きもできなくなるのに。

そんなのをちょっと考えただけでも、クソみたいな戯言知らしめておいたら、注意を促したことになるとか思ってる時点で、お花畑。
電車の高架化どころか、全面地下化でもしておけよ、って。
本気で危機感を抱いているとしたら、必要な準備が全くなっていないのに、自分から危機を煽ってやがるって、政府はまさにキチガイじゃね?f(^_^;

しかもあろうことか、完全に失敗だったことがわかった時点で、地下鉄止めてるとか、もはや何が何だか。

しかも、閣僚はこぞって外遊だ?

フザケンナ!
外遊中止しろ!
既に出かけたヤツは、とっとと帰国しやがれ!!

昔だったら、これ、内閣総辞職モンでしょうが。
責任追及できないのなら、メディアも国民も、もはや死んでるよね。

中学生に銃剣道やらせるくらいの国だもん、もうすぐみんな、竹槍訓練やらされるよf(^_^;

あぁ、もう、日本になんか帰りたくないよ。
こうして脱出してきてなお、苛立ちに襲われている。


で、とにかくここはイライラを置いといて、出かける支度をほぼ完璧に終えた状態で、ブログのアップに精魂を傾ける。

って。

それ、1月の話だけどf(^_^;
もう、こうしてまたドイツに来ているというのに、まだ前回の話が終わっていない…orz
我ながら、まさかこんなにかかるとは…f(^_^;;;;

そして、なんとかブログをアップし終えて、PCをスーツケースにしまった時点で10時10分。

マズイ。

電車の出発は10時28分…f(^_^;

急いでフロントに下りて行くも、先客ありだよ…。

が、何とか前の人が終わって、もう一組はチェックアウトではなく、観光の相談か何かのようなので、チェックアウトを受け付けて貰えた。
で、当然、スーツケースも預ける。
預け荷物用の札を渡されたので、念のため、明日戻ってくるから、というと、明日?のような反応が返ってきたので、明日戻ってきてからまた3泊するんで!と言ったら納得(笑)

そのままダッシュで駅へ。

とはいえ、この時点でまだ10時20分。
駅までは5分とかからないので、何とか余裕。

ただ、予約しておいた席が、かなり前の方の車両だったので、席について一息ついたくらいのタイミングで発車(笑)

本を読んでいても、どうもさっきのモヤモヤイライラした気持ちが消えず、どうにも集中できない。
かといって、どうにもならないし。

ふと、窓の外を眺めると、いつも見る夏の景色とも、前回見た冬の景色とも違う、畑の中に所々黄色いものが見える春の景色が広がっている。

そうですよ。

これ、滅多に見られないじゃん。
通常、GWも4~5連休どまりで、しかも単に旅行に行くと言うには、それではあまりにも短く、あまりにも高すぎるので、どこにも行かず。
特に昨年なんかは、休んでる暇なんか全くなかったし。

ところが、今回は並びが良すぎて、延々休める上に、ちょうどライブが重なるという。
しかも!
ゲルメリンクだぜ!!
これ、行けるのに行かないって!!

みたいな感じでやってきたんだし、せっかくだから車窓の景色を楽しもう。

同じ黄色といっても、びっしりと黄色で、丈もありそうなところは、きっと菜の花畑だろう。
そうではなく低いところに、点々と黄色と白が散らばっているのは、タンポポと、シロツメクサか何か?

緑の中に、時々黄色いエリアが流れていく。

といっても、ウルムまでは1時間20分足らず。
12時前には到着。

さて。

まずは会場の下見に行ってみようか(笑)
つーか、11年前の、確かちょうど今ぐらいの時期だったかにウルムには来たことがあるので、今回はホテルの予約内容をプリントした裏側に、ホテルと会場との経路の地図を印刷したものくらいしか、地図も持っていないのだf(^_^;

しかも、預けるほどの荷物もないので、まだ、ホテルに行っても仕方ないし。

なので、会場まで徒歩で行ってみる。

駅からそのまま南に下り、突き当たった交差点を右へ。
そのままZinglerstraßeを行き、程なくすると、会場のあるSchillerstraßeにぶつかる。

このまま会場の方に行くよりも、まず、夜帰るときのバス停を確認しておこう。
地図を見ると、今いる場所から、会場から反対側の方向にバス停があるはず。

行ってみると、そこそこ大きなバスターミナル。
終バスは12時42分。

で、今来た道をとって返し、そのまま南へ。
途中でROXYの案内看板が出ている。

なんだか、古い城塞のような、館のような、石造りの建物が見えてきた。
ROXYへの矢印はその手前で、右側を指している。
でも、この建物がなにやら博物館のようなので、ちょっと様子見。
さらにその向こうにはワインショップ。
で、さらに向こうは、もう、ドナウ川の河川敷のようだ。

で、ようやく会場の方に行ってみる。
さすがに入口は閉まっていて、人影もない。
正面から向かって左側はそのまま見通せるので、向かって右の方へ回ってみる。

っていうか、ドラムの音が聞こえる?!
まさかこんな早い時間から、サウンドチェックでも?!

怪訝に思っていると、音がしているのはここではなく、少し離れた建物の前のテントのようだ。
なんかここで催しをしているらしい(笑)

で、気を取り直して、もとの経路に戻る。
途中で大きく扉が開いていて、中に人がいるのが見えるが、知った顔が一人もいないので、おそらく会場スタッフだろう。

建物の裏側に回ってみると、大きなトラックが一台駐まっているものの、バスの姿はない。
さすがにまだ会場入りはしてないか?f(^_^;

さっきの博物館近くの草むらで、電車の中から見えたのはこれか?というものを発見。
白く見えたのは、マーガレットみたいな花。




今度は、帰りの徒歩ルートとして表示されている方を確認。
つーか、もう、最初から、それは夜中に無理だろう、と思ってはいたものの、実際に来てみて、
「ドナウ河畔に出るって、無理!!」(笑)

良く整備された遊歩道ではあるし、所々街灯が設置されているとはいえ、





ここ、深夜に歩いて帰るとか、あり得ないからf(^_^;

ホテルを検索したときにも、会場から一番近いのがちょうどこの遊歩道沿いのところだったのだが、公共交通機関から遠そうなロケーションと、風呂トイレ共同ってので却下ですよ。

特に、線路の高架下辺りとか、絶対にないな。

でも、かつて来たときにはそこまで意識が回らなかっただけなのか、地球の歩き方にはそんなことろくすっぽ書いてなかったからなのか、このドナウ川の向こう側がバイエルン州、こっち側からがバーテン・ヴュルテンブルク州ということになるらしい。

こっちのルートはないな、と確信はしているものの、一応その通りに歩こうと思い、川沿いから旧市街へと向かう道筋に入っていくと、趣のある町並みに、人がわさわさいる。

前に来たときは大聖堂の方から歩いてきたのに対し、今回は別の方向から来たので、すっかり失念していたが、古い町並みが保存されている地区に出たのだった。

つーか、大聖堂の次の観光の目玉が、ここだ(笑)

ちょうど時間的にもランチタイムで、天気が良く、思った以上に暖かいこともあって、どの店も外のテーブルには人がいっぱい。
天気がいいとはいっても、北側の空には妖しげな黒雲が広がって入るのだがf(^_^;

そんな中、どこかいい店はないものかと、あちらこちらのメニューを確認しながらウロウロしていると、外テーブルでSpargelを食べているおばさん発見!

これっすよ!!今回の第2の目的!!
Spargel=ホワイトアスパラ!!
他の店でも外には「Spargel」と書いてあったりするのに、実際のメニューが出てなかったりするのだが、この店はSpargelメニューも掲げている。

ただ、残念なことに、外のテーブルは全部埋まっている。

でも雲行きも怪しいしな。
中のテーブルで、バターソースのSpargelと小さいSweinschnitzel、でもって、ちょっと悩んだけれど、ここはSpargelメニューに掲げられているおすすめ白ワインを注文。



ちょっと多すぎ…f(^_^;

それでも完食。
満足。


その後はこの辺りを改めて歩き回る。

前に来たときは、ガイドブックにしたがって、あっちがあれで、こっちがこれで、見たいに見て歩いたが、何の情報もなく、すっかり忘れ去った状態でウロウロ歩いていると、物凄く新鮮だ。













それこそ、おぉ!!傾いてる!!と素直に驚いたり。





これ、この地域の目玉、シーフェスハウス(傾いた家)ですが(笑)
改めて回ってみると、なかなかフォトジェニックなところだなぁ、と。

一通り回ったところで、ホテルの方へ。
ここを来に出て、Neuestraßeを少しいったところ…。

って、ホントに結構目と鼻の先だったのだが、地図の縮尺がおかしい!と思うくらい、実は大聖堂がホントに目と鼻の先。
しかも、Rathausもすぐそこ!!




つーか、ここのRathausって、こんなに凄かったっけ?f(^_^;
全く思い出せない!!







さらにその先に、なにやら魅力的な屋根瓦が見える、と思って近寄って見た肉屋の塔。
以前にも見たはずなのだが…ガイドブックに沿って歩いているだけだと、こんなにも忘れるのか?orz





ついでなので大聖堂のまわりの町並みもブラブラと歩き、さらには大聖堂の中も見る。

大聖堂の塔の見学ツアーに参加した記憶はあるのに、内部の様子は全然憶えてない…f(^_^;










大聖堂のすぐ脇、ツーリスト・インフォメーションと同じ建物で北朝鮮の写真展を開催中。
日本だったら微妙だけどな(笑)
絶対妨害するバカとかがいそう。

散々歩き回ったところで、ホテルにチェックイン。
予約する段階で、外観の写真が微妙、と思っていたが、実際に行ってみると、内装がめちゃくちゃモダンに改装されていて、部屋の中も超かっこいい。

こりゃいいわ。

とは思うものの、荷物を極限減らして、PCも持ってきていないので、正直やることがもうない。

手元にあるのはスマホだけ。
FacebookにBertilが会場の外壁の写真をアップしている。

まだ3時半だけどなぁ。
でもこのままここにいてもしょうがないし、ここまで歩いた感じからすると、表通りを全部徒歩で行ったらどのくらいになるか、確認しておいた方がいいのでは?
それによっては、帰りをバス停まで行ってバスに乗るより、表通りを全部歩いた方が早いかもしれない。

それに今から行ったら、たぶん、4時頃からサウンドチェックだろうから、それが全部見られるかも。


必要そうなものを荷物に詰めて、部屋を出ようとしたところで、気がついて引き返す。

前回のパス!!
もし今回もこれが使えそうだったら、と思って持ってきたんじゃん!!(笑)
荷物の中に潜ませておこう。
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