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Der König Hat Eselsohren

リヨン3日目

結局3人で何本のワインを空けたんだろう?
家にあるワイン、全部飲んじゃわないように、と前もって言われてたんだけど、大丈夫だったんだろうか?f(^_^;
ホテルの部屋に戻ってきてシャワーを浴び、寝たのが7時過ぎだったので、カーテンを閉めても明るくてよく眠れない。
何度も目が覚める。
それでもかなり無理矢理12時過ぎまで惰眠をむさぼる(笑)

二日酔いではなく、普通にそのまま酔ってます。←ダメ人間orz

そこからのろのろと起き出し、暑いので再びシャワーを浴び、明日からミュンヘンなんだから、いい加減連絡しようと、メール書き。

が、ドイツ語が出てこなくて、焦る。
10日間も英語とフランス語の環境にいたせいで、ドイツ語を忘れかけている…Σ( ̄□ ̄;)
こんなんで、明日から大丈夫なんでしょうか?


当初、今日は午前中に各種博物館に行く予定にしていたが、すでに午後。
しかももうちょっとアルコールを抜かないと、展示物になんか集中できない(笑)

そもそも出掛ける用意をするのに恐ろしく時間が掛かっているし、さらにまた、昨日に輪を掛けて暑い。
もはや着るものを思いつかない。
タンクトップにスリップドレスを重ねて、生足にサンダル。
ほとんど日本にいるのと同じ格好(笑)

もういいや。
集合時間の16時50分まではまだ2時間ある。
今日は新市街をのんびり散歩しながらアルコールが抜けるのを待とう。

途中でミネラルウォーターを買って飲みながら、ホテルからぶらぶらと散歩する。
ホントに日の当たっているところは、じりじりと暑い。
リヨンがこんなに暑いとは、まったく予想外だった。

なるべく日陰を選びつつ、ベルクール広場を過ぎた辺りから、ショッピング街&高級ブランド街。
日本にはないブランドや、日本からは撤退したブランドなんかもあって、見ていて楽しい。
実際には買わないけれど、今回の旅行先で、ここが一番買い物も充実する街かも。

途中で軽くサンドイッチで腹ごしらえをしたり、ぐるぐると遠回りをしたりしながら、予定より早くオペラ座前に到着。
今日のメインイベントは、ここの内部見学だ。

リヨンに来る前に、特に見たいところを訊かれて、たぶんオペラ自体はシーズンオフだろうけれど、出来ればオペラ座の中を見たい、と返事をしたら、木曜だけ見学ツアーがある、と予約してくれたのでした。
案内はフランス語だけだから、聴いてもわからないけどねf(^_^;

時間があるので外観をじっくりと堪能。
なるほどダースベイダーに似ている(笑)
頭の中をダースベイダーのテーマが鳴り響く♪







古いファサードをそのまま使って、ガラスをはめ込み、中を全面的に改装しているのだ。

しかしどこが集合場所なのだろう?
どこにも一言も書かれていない。

中に入っていってみたら、ちょうど高齢者の集団がツアーの集合場所を訊いていた。
後ろをついて行くと、裏の関係者入り口を入ったところが見学ツアーの集合場所だった。
Nさん一家とも無事合流。
でもやっぱり集合場所がわからない参加者が結構いる(笑)
予約制とはいえ、もう一言案内があればいいのに。

オペラ座の中は、正面を入っていったフロアに敷き詰められたカーペットが赤、それ以外は真っ黒。
基本はすべて黒なのだ。
外観だけじゃなく、内側もダースベイダーっぽい!!(笑)






そして大劇場の中へ。





ここも真っ黒な空間。かっこいい。

でもデザイン的な理由だけではなく、音響を考えて床材や座席の素材を選んでいるのだとか。
しかも柱を使わず、この大劇場全体が、天井の3本の梁からつり下げられていることで、音が壁を伝っていかないようになっているのだそう。

う~ん、凄いな。
そういうことまで考えているということは、私のような凡人の想像を遙かに超えて、様々なことについての知識がないと、用途にふさわしい建物は作れないということなんだな。
しかも用途だけじゃなく、デザイン性も非常に高いわけだし。
それが両立してこその、この建物なわけだ。

自分ではフランス語の説明を理解できないけれど、訳してもらいつつ、こういった構造上の話を聞くと、今回ここでオペラを見られないのが実に残念だ。
でも、人生まだ残り半分あるわけだし、いつかはそんな機会が訪れるかも。
だって、今回リヨンに来たのも、このオペラハウスに興味を持ったのも、偶然の産物みたいなもんだし(笑)


幕間の休憩所は古いファサードの上の階に。



ここの天井画は未完成らしい(笑)


ここからは延々階段を上り、ダースベイダーの頭頂部…屋根の方へ。





羽根状の構造物は動かないらしい(笑)
でもこんな風になっていること自体、外から見上げるのではよくわからない。

さらにてっぺんにある練習場を見学。







実際に練習場に入ってみると、暑い!
特に足元が、日に当たって熱を持っている。
あちこちにストレッチ用のマットなんかが放置されている。







オペラの台本かな?
台詞だか歌詞だかが印刷されている。

鏡の前のバーを握ってみたものの、足の基本のポジションすら思い出せない。←超初心者で終わったヤツ。


今度は一転、階段をとにかく下りていき、小劇場。




そして水槽っぽいコーラスの練習室。



白い円柱は構造上のものではなく、音響のためだけに設置されてるんだとか。
この周りにはメイクアップ室なんかも配置されている。


最後はリハーサル室を。



という予定だったが、リハーサルが終わらず、見学できずじまい。
むしろそのリハーサルが見たいくらいなのだが(笑)

ということで約1時間半にわたる見学が終了。
できれば舞台の上に立って客席を見てみたかったけどね。←調子に乗って何か歌っちゃいそう(笑)

つーか、普通のオペラ座見学はそういうのが中心だそうだけれど、ここは建物そのものの紹介が中心。
ま、私自身の関心はそっちなんで、これでも十分面白かったけど(笑)
願わくば、自分で説明聴いて、理解できたらねぇ…f(^_^;
返す返すも、1年でアテネ・フランセをやめざるを得なかったことが悔やまれる。



ほとんどのレストランが開く19時半まで時間があるので、ファサードの19時からのジャズコンサートをちょこっと聴く。
席はすべて埋まっているので、外の階段に腰掛けて。

最初は中華料理の店を探して歩き始めたものの、良い店が見つからず。
そうこうするうちに、ソーヌ川近くのレストランが密集している通りで、フランス風舟盛りを発見!!



ところ変われば船も変わる(笑)
日本の舟盛りとの雰囲気の違いが大きくて爆笑!

…ここにも舟盛りがあるということは、もしかして、フランスにも女体盛りがあるのかな?(ワクワクo(^-^)o)


結局予定を変更してムール貝の店へ。
ビールを迎え酒に(笑)、いわばムール貝の酒蒸しに立ち向かう。

うまい♪
量はちょっと多いけれど、最高!
シジミと同じく、肝臓にも良いのかな?(笑)
日本にいたら、こんなに沢山のムール貝を食べる機会なんてない。
やっぱリヨンは食べるものが美味しいなあ!!

Nさん一家にホテルまで送っていただき、リヨンでの予定はすべて終了。
ホントにお世話になりました。
楽しかった♪
この次までにはエースとタロウの怪獣にも習熟しておこう(謎)←エースは超獣じゃなかったっけ?(さらに謎)
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