Der König Hat Eselsohren

Nürnberg - 03

ステージの後ろの方で、ぼーっと見ていると、Marcがステージの反対側に行こうとしているのが見える。
手を振ると、わざわざやってきてくれて、ハグ。
でも何も言わないところを見ると、今回はバスに乗っけてってくれるという選択肢はないみたいだf(^_^;

しかし、ホントに、ステージの上は場所がないぞ。
今立っている場所は、もろに後ろの方過ぎて、背中しか見えないしなぁf(^_^;

試しに、ステージの脇から客席の方におりてみる。

柵の脇から出たところを陣取る、という手もあるが、これはスピーカーの真ん前で、あとが辛そうだ。
かといってPAブースもさほど場所に余裕があるわけじゃない。
目の前に人が立ったら、ほとんど見えないだろう。
しかも、ホントに、始まってからここに来るのは大変そうだ。

困った~。(>.<)


客席を一周してから、ステージ上に戻る。
と、パラパラと雨が落ちてきた。
オイオイ…。
一応カッパは持ってきたが、雨が降る可能性があるとなると、やはり屋根の下が無難。
あのバーゼルの悪夢は、やはりトラウマだなf(^_^;

コーヒーの入っていた紙カップが邪魔なので、ケータリングに戻る途中、Nicoとすれ違う。
もはやすっかり顔なじみ。
お互いに、Hallo!と笑顔で握手。

それにしても、さっきから誰もおらんのう。
スタッフの姿は見かけるが、3人はどこへ行ったのやら。
ケータリングの向かいにMarcの部屋と、こっち側の廊下沿いに部屋が三つしかないのだが。
でもドアが閉まっているところはむやみに開けられないしな。

廊下に今日のタイムテーブルが張り出されていたので、確認。
今日の入りは13時だったようだ。
16時からは、今やっているゲストのASHのサウンドチェックになっていて、その後、18時から会場、19時開始。
通常のライブより1時間前倒しだ。
Sportfreundeも20時10分から22時までと早め。

うん。
このタイムテーブルの感じだと、やはり自力でのジクマリンゲンはパスして正解かもしれない。

で、ここでのWLANとKeyが出ていたので、スマホを接続しようとしてみるが。
この「schwierig」っての、つかまりませんが?!f(^_^;
通りすがりのスタッフが、「schwierig」だよ、と教えてくれるものの、表示されないのではどうしようもない。
ちなみにKey Wordは「noch schwieriger」(笑)

Marcの、というかスタッフルームの前でMarcに遭遇すると、部屋の中をさして、
「あれがMarioだよ。メールを送ってた」
と紹介してくれる。
おまえがMarioか(笑)
とりあえず、文句は言わずにf(^_^;、握手。

そんなこんなで、狭い中をウロウロしていると、ケータリングでFlo発見!
ちょうど夕食が始まるところ。
ひとしきり挨拶したところで、「何か食べるか?」
なんか、こういうパターン多くないか?(笑)
食べ始めたところで、ビールを出して、開けてくれるところも、デジャビュ?f(^_^;

そして、いつからドイツに来て、いつ帰るのか、今は休みか、など、同じ質問も3度目だ(笑)

どこから来たのかという話から、日本人はTOKIOをどう発音するかという話になり、
「トーキョー」
聞き慣れないだろうなぁ、これf(^_^;
聴いたことないよね、これ。

途中から、Peterも隣に。
うむ、この状況、最初の頃はまさに「夢のようだ!!」と舞い上がるような状況だったな。
もう慣れたけど(笑)
1~2年に1度のこととはいえ、もはや日常の延長に。

どんな日常生きてんだ、自分?!(笑)

Peterがジクマリンゲンの件について聞いてくれる。
結局宿がないから行けないと改めていうと、今後に関して、全部予約はできてるの?と。
ここで、まだ予約していないといえば、もしかしたらMarcに掛け合ってくれるかもしれないが、やはりそこまでウソをつくのは気が引ける。
大体において、今回行く中では、ジクマリンゲンの次にドレスデンが宿を取りにくいのだ。
ドレスデンの場合、宿の数がないのではなく、観光客が多いからなんだが。

で、結局、Peterもドレスデン推しらしい。
「でもジクマリンゲンだけは行ったことがないから、行きたかったんだよね」
「僕も初めて行くんだよ」
そうなのか…f(^_^;

「最近のドイツの音楽って聞いてる?」
とFlo。
最近…?
何が新しいのかよく知らん。
「じゃぁ、日本の新しいのは?」
えっと、それはもっと知らんf(^_^;
この1年くらいの間、珍しくCDを買うことが多かったが、新しいものってほとんどありませんがな(笑)
実際、ライブに行くのも、元春か、サハシ絡みのものばっかだし。
「英語の曲?」
それもっと聴かない。
「じゃ、Sportfreundeしか聴かない?(笑)」
「その通り!」
80%くらいホントf(^_^;

とりあえず、なぜ日本のものをあまり聴かないか、基本的に元春なのか、というのはわかっている。
演歌が嫌いなんですよ。
そんな中をあえて玉奴姐さんのライブに行ったりするのは、そういうものとして聴きに行くのと、状況が圧倒的におかしいから。
そうじゃない、日本の多くの楽曲は、ロックやポップスの皮を被っていても、基本はみんな演歌。
特に最近は、曲調ばかりじゃなく、内容まで演歌が底流に流れているものしか、世間に出回っていない。

とはいえ、元々洋楽が好きだったわけじゃない辺り、それ以外の要因もありそう。
むしろアフリカンが好きだったくらいだし。

Nicoが今日のセットリストを配りに来た。
こういうタイミングだからか、今日も普通にセットリストをくれる(笑)
みんな、今日もFloのイラストにウケているf(^_^;

そろそろASHのステージが始まるらしい。
ちょっとその前に、荷物を置きたいんだが。
FloがMarcに掛け合ってくれ、「もちろん、そこに置いていいよ」とスタッフルームのソファを指さす。
これで晴れて、カメラと充電池だけの身軽に。
カッパは…あとでいいか!

(つづく)
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