先日、ティンクをネオベッツVRセンター（高度動物医療）に連れて行き検査を受けた。
夏ごろから激しく興奮して、ハァハァ言いながら家中を走り回ることが数回あって２軒の病院で診察を受けた。
１軒目を受診した頃はちょうど生理の始まった時期でもあったので、
ホルモンのバランスが悪くなっているため起こるのかもわからない。
とのことで、避妊手術を勧められた。
私たちの声掛けにも反応がなく、自分がわからなくなってしまっているような感じでもあったし、
毎日を楽しく過ごせるよう避妊手術を決断した。
時期は生理が終わった２か月後くらいに起こる偽妊娠時期の後くらいが良いとおっしゃったので、
１１月、もしくは１２月に手術する予定にしていた。
ところが、
１０月にまた興奮状態に陥り、
その時はかかりつけの病院の診療時間を過ぎていたので違う病院で診察を受けた。
血液検査は特に異常なし。
触診、体温等も異常なし。
原因がわからない・・。
今すぐ頭のMRI検査を受ける必要もないと思う・・とのことだったので
しばらく様子をみることにした。
同時に１２月にキキと一緒に避妊手術の予約もした。
しかし、その後また興奮状態が起こったため、
結局キキと同じ日には避妊手術を受けれなくなった。
いやな不安がよぎる・・・
頭、脳に異常がないかMRI検査を受けることにしたが、
奈良にはMRIの設備のある病院がない為、大阪のネオベッツVRセンターで検査してもらうことにした。
当日は絶食、水もだめ。
食いしん坊のティンクには
午後２時からの検査までの時間の長いこと、辛いこと・・
でも、ちゃんと辛抱して・・えらかったよね。
病院では、全身麻酔でMRI検査、首の後ろの毛を少し剃って、そこから髄液検査を受けた。
１時間半くらいかかったかな。
MRIでは異常も見つからず、気にかかるところも特にみつからなかったそうです。
よかった・・・
髄液検査はまだ結果がでていなくて、地元の病院に結果を連絡しますとのことなので、
今週のキキの抜糸の時に聞こうと思う。
何も出ない事を祈る・・
病院ではたくさんのペットに出会った。
みんな高度医療を求めて来ている子たちなので、気の毒な子もいた・・
でも、飼い主さんの愛情をいっぱい受けて治療してもらっている幸せな子たちでもある。
ある３０代くらいの男性は、スーツ姿にリュックを背負い、
ネコか仔犬が入るくらいのケースを大切そうに抱えながら雨の中を帰って行った。
ケースを濡らさないように傘をさしかけてあげながら。
どこから来られたのか・・
車でないということは・・電車？
家族の一員であるペットを守るため、一生懸命になっておられる姿にぐっと胸が熱くなる。
キャバリアちゃんにも出会った。
「遊ぼう」
とでも言っているのか、しっぽをふりふり私のところに来てくれた。
とても人懐こいかわいい子。
片方の目が白内障らしく
「手術してもらえれば・・と思って来たけど無理でした・・」と飼い主さんは残念がっておられた。
聞けば、まだ３歳だそうで、
まだまだ走り回らせてあげたいし、反対の目はどうか無事であるよう祈ります。
ここのところ、動物病院に行くことが多くて、いろんな子（ペット）に出会う。
どの飼い主さんも我が子の幸せを願って一生懸命。
どちらかと言えば動物は苦手っだった私が
よそのおうちのワンちゃんにさえ、
愛おしく思いやりを持てるようになったのも
ティンク・キキのおかげ。
君たちがいなかったら、きっと気付かないままで終わった世界。
あらためて、ティンク・キキに感謝するよ。
私たちはずうっと「仲間」だから・・。
