アリゾナマニアの知ったか発言集

TEティップ・ライマンの二面性

・3巡TEライマンは破壊的ブロッカーだが趣味は陶芸



□The Two Sides Of Tight End Tip Reiman (チーム公式サイト5月9日木曜の記事)

・TEティップ・ライマンは破壊的なブロッカーで自称mauler(乱暴者)だが、趣味は陶器作りだ。

 それが必ずしも両立しないことを彼は理解している。「神はオレに優しさ、親切さ、忍耐という素晴らしい才能を与えてくれたと感じている。だがフィールド上ではフィジカルで乱暴者でもある。そのスイッチを授けてくれた神を称えたい」。

 「オレはスイッチを入れれば白線の内側にいる間も合法的だという新しいレベルに到達しつつある」。

 ライマンは大学での最近2年で合計わずか19キャッチしかしていないが、開花しつつあるTEトレイ・マクブライドとともにプレーする可能性は十分にある。

 彼はロブ・グロンコウスキー(元NE、TB)やジョージ・キトル(現SF)のような"great hybrid"なTEになることを目指している。ブロッキングの部分はその役割に不可欠だがそれはすでに備わっているようだ。

 「人生で多くのことは後天的だと思うが、これは生まれつきだと思う。オレは生まれたときからアグレッシブでフィジカルだったと両親が言っているし、タックルしてフラッグフットボールのリーグから追い出されたりノンコンタクトのスポーツをコンタクトスポーツにしてしまったりした。生まれつきなんだ」。

 彼を昨シーズン81キャッチ825ヤードしたマクブライドと一緒に起用するのは、WRにマービン・ハリソン・Jrを加えたオフェンスにとってパーフェクトな組み合わせに感じる。

 マクブライドは「TEは両方を要求されるし、ティップは非常に才能のあるブロッカーだ。彼は大きいしブロックに積極的なのも良い。オレたちは良いデュオになれるよ」。

 athletic testing scoreは1987年以降の1,199人のTEの測定値でライマンは歴代10位。彼がハイブリッドなTEになれるポテンシャルを示している。

 モンティ・オッセンフォートGMはライマンの測定値は6-5、270の体格より少なく見えるが、スタッツに出ない特性をフィールドで見ることができると言う。

 「もしオレのことをブロッカーとしては優秀だろうがあまり動けない中西部出身の白人の大男だとみなすなら、それでいい。それが間違っていることを証明する機会がオレにはたくさんある。それでいい。オレは評価を勝ち取るのが好きなんだ」(ライマン)。

 彼は物を作るのも好きだ。イリノイ州から車でやってきた彼は姉二人の結婚祝いを作ったろくろを持参した。彼はパンデミック中にYouTubeで陶芸を学んだ。画家の母から受け継いだ芸術的な遺伝子がある。

 今のところライマンは陶芸よりフットボールのほうが得意だという。スポーツにより多くの時間を費やしている。彼はいつスイッチが入るか分からない。

 テンピでNFLのキャリアをスタートさせた興奮をどのように計測するかという質問には乱暴者が顔をのぞかせた。「もし秤があるならオレはそれを壊す」。


 (プレーが始まったら人格が変わるやべー奴だと)。

 (キネオロジーと陶芸に似通ったところがあるのかも。ブロッカーで戦力になりそうだしパスキャッチも意欲がある)。


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