アリゾナマニアの知ったか発言集

今週は試合なし

・今週はバイウィーク。次週ホームでMIA戦
・去年バイウィーク明けLAR戦で惨敗した反省を活かせるか
・再加入OLBマーカス・ゴールデンは来週チームに合流する
・7試合で被サックは9回だけ。被サック率がリーグで3番目に低い

□Cardinals Aware Bye Week Must Be Handled Better In 2020 (チーム公式サイト10月29日日曜の記事)

・先発LTのD.J.ハンフリーズは「バイウィークはいつもはL.A.に行って冬服を買うんだ。今年は毎日COVID検査を受けなければならないからどこへも行かない。オンラインショッピングするよ」。

・去年は第11週まで2勝8敗1引き分け。4連敗でバイウィーク突入。バイウィーク明けの第13週はLAラムズに7-34で惨敗。QBジャレッド・ゴフに3Q途中までで405ヤードを投げられた。

 今年は5勝2敗。次戦ホームでのMIA戦に向けてしっかりと準備する。キングスベリーHCは「去年のバイ明けは我々に競争力がないと感じた試合だ。平日の練習から悪かった。サンクスギビングデーに巻き込まれた。いろいろな要素が絡んでいるがラムズ戦は酷かった」。


□Markus Golden Provides Perfect Fit For Cardinals' Pass Rush (チーム公式サイト10月28日水曜の記事)

・トレードで再加入したOLBマーカス・ゴールデンについてバンス・ジョセフDCは「彼はパーフェクトにフィットする」。

 10月23日にNYGとの間でトレード合意したがCOVIDプロトコルにより今週は練習参加できない。

 今年アリゾナはパスラッシュは悪くない。OLBチャンドラー・ジョーンズのIR入りは痛いが彼自身は1サックのみだった。チームで19サックはリーグ7位。footballreference.comの調べではQB pressureが72回でリーグ5位、pressure percentageは23.5%でリーグ13位。

 ゴールデンは今年NYGで1.5サックにとどまっているがディフェンスの36%しか出場していなかった。去年はNYGのDCが元アリゾナDCのジェームズ・ベッチャーでゴールデンは10サックしている。現在アリゾナはベッチャーがDCだった頃と同じ3-4システム。

 アリゾナにいた2016年はチームトップの12.5サックを記録。翌年膝ACLを断裂。

 (背番号は前回在籍時と同じ44番。今年44番だったSケントレル・ブライスは先週PSから解雇されててちょうど空いてた)。

 (アリゾナ…ジョーンズのIR入りで手薄になったOLBを補強できた。NYG…DC交代で扱いづらくなってたベテランを放出できてしかも来年のドラフト指名権が手に入った。ゴールデン…出番が増えるし馴染みのシステムでやれる。三方良しのトレード)。


□Cardinals, Kyler Murray Avoiding Sacks Much Better In 2020 (チーム公式サイト10月26日月曜の記事)

 (試合翌日の記事ですが紹介し忘れてました)。

・QBカイラー・マレイはSEA戦で被サックなし。公式記録ではQB hitもゼロだった(スクランブルしたときなどは当然ヒットされてる)。

 マレイがポケット内でスマートで、パスプロテクションも良い。キングスベリーHCは「彼によって試合がスローになったように感じる。去年と比べて被サック数とサックによるロストヤーデージが信じられないくらい減った。OLも同じだ。スナップする適切なタイミングを選んでいる」。

 今年は7試合で9サック、38ヤードロスト。去年の開幕からの7試合は23サック、154ヤードロストだった。

 45回以上のパスを投げて被サック無しは2007年12月にカート・ワーナーが52パスを投げた試合以来。SEA戦はマレイは48回パスを投げた。

 アリゾナは被サック率が3.4%でリーグで3番目に低い。サックによるヤードロスト(38)はリーグ2位。Next Gen Statsの調べではマレイがプレッシャーを受けたのは10.3%でリーグで最も少ない。

 これがマレイがSEA戦で427ヤード4TD(パス360ヤード3TD、ラン67ヤード1TD)、残り3分で10点差を追い付いてオーバータイムでも2度FG圏に進んだことにつながった。

 キングスベリーHCは「彼の落ち着きは本当に印象的だ。ハイにもローにもならず感情をコントロールしている。サイドラインで『Big 12の試合のようだ』と彼と2人で笑っていたよ」。


・QBマレイからWRデアンドレ・ホプキンスへの35ヤードTDパスのときトリッキーなことをした。スナップ前にオフェンス選手がサイドラインを見てSEAディフェンスを驚かせた。

 キングスベリーHCは「オハイオ州立大がミシガン大戦でやったのを盗用した。サイドラインを見ることで相手をオフガードにした。オハイオ州立大はワイドオープンになったが落球した。私はこのプレーが好きだ。これをやるとDBが乱れてウチの選手がやりやすくなる。パスもHop(ホプキンス)のキャッチも素晴らしかったことは言うまでもないが、パスが通らなかったとしても我々が風変わりなことをしたことは試合の残りに影響する」。

・オーバータイムでバンス・ジョセフDCは2度Cover Zeroを指示した。Sのポジションに誰もいなくて全員がブリッツの姿勢。2度とも相手はパスインコンプリート。DKメトカーフのTDレセプションがホールディングの反則で取り消された直後にCover Zeroをして、パスカバーに下がったILBアイゼイア・シモンズがインターセプト。

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