うちに来てくれていた阿姨(ayi・アーイ)が故郷に戻ってしまった。
※阿姨は中国語で「おばさん」の意味だけど、
「家政婦・お手伝いさん・ハウスキーパー」にも言います。
※うちの阿姨について書いた過去記事。
記事①→
★★★ 記事②→
★★★
四川省出身の阿姨なのだけど
昨年四川省で見舞われた豪雨時に、実は実家が浸水してしまって
急遽家を建て直しに帰省したりして、途中ブランクがあったの。
だけど、年も越し、無事実家の家を建て直して北京に戻ってきた時は
すぐうちに連絡を入れてくれて、大量の四川土産を持参して舞い戻ってくれた。
※その間、別の阿姨に依頼したのだけど、ホタルちゃんとの相性が悪く辞めた経緯もありなのょ。
今回四川省に戻ったのは、
無事阿姨の長女が成都の大学に合格したから。
以前から、長女が大学に受かったら故郷に戻ると聞いてはいたのよね。
中国の大学も年々入試が難しくなっているようなのだけど
そんな中、人口大国の競争の激しい中、見事大学に合格した長女。
心からおめでとうー!!! なのです。
家を建て直して戻った時の阿姨なんだけどね、真っ黒に日焼けしてた。
最初見たとき、どうしちゃったの?!その日焼け。。。っていうくらい。
(だから、自身で本当に家を造っていたのでしょう)
うちの猫のベリーさんを紹介した時 、猫は大丈夫? と尋ねると、
全っ然、大丈夫!! 実家には猫も犬も豚もいるから! と言っていた阿姨。
(どういう環境の実家か想像できますよね)
そして、子供たちを大学に入れてやりたい!
子供たちに教育は必要! という信念で、夫婦で北京に出稼ぎに来ている阿姨。
(子供を大学に入れる覚悟は、阿姨にとって並大抵のことではないはずです)
本当に考えもしっかりしていて
二人の子育ても経験していて、
私にとっては先輩ママで、
だから安心してうちの子を任せられて、
田舎のなまりのある中国語でも阿姨の人の良さが十分伝わってきて、
人として本当に尊敬できるし、本当にうちの家族みんなが大好きな阿姨だった。
この阿姨には、ホタルちゃんの面倒&部屋の掃除をお願いしていたの。
私が仕事でドタバタしているのを見て、
家事やご飯の支度・買出しをしているところを見て、
時々こんな言葉を掛けてくれた。
中国人は親戚に子育てを任せられるけど、
あなたは親戚もいない中国で
子育てしながら仕事してよく頑張ってるね。 って。
日本ではこういうの当たり前なんだけどさ、
身近にいる人に評価してもらえるのって嬉しいよね~。
いやいや、あなたがホタルちゃんの面倒を看てくれるおかげで働けるんだよって。
あなたが私の代わりにママになってくれているから、
私は楽している所もあるんだよって返しながら、泣きそうになってた私。
うちの家族にとって
ほんといい存在感の阿姨だった。
だから、やっぱり寂しいよね。
いなくなると。
最後の日、娘たちが絵のお手紙を渡してたんだけど
阿姨も泣いてた。
翌日、阿姨がいつも来る時間くらいに
まだ阿姨来ないねー って娘たちは言うし。
うーん。寂しい
なんかもう一生会えないみたいに書いてるケド、
実は来月、阿姨はまた北京に戻ってくる予定。
阿姨のご主人もまだ北京にいるし
これからも長女の大学費用もかかるし
阿姨は四川で諸々娘の手続き等済ませたら、また北京に戻ってくるの。
もちろん戻ったら連絡くれるみたいだけど、
またうちで働いてくれるかどうか分からないし、
うちの事情もいろいろあるからね。
でも、
あなたに会えて良かったとか、
あなたにいっぱい助けられて感謝!とか、
あなたがいなくなると寂しいとか、
そういう感情が生まれる人との出会いは宝物だねー。
間違いなくうちの阿姨はそういう存在だった。
阿姨、到現在非常感謝
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