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酔っ払いのたわごと

酔った勢いでの意見
というか酔わなければ書けないかもしれない内容

朝鮮日報記者の勘違いその2-自動車産業

2008年09月17日 | 韓国とその周辺
 次の韓国朝鮮日報の記事を見て、やっぱりまだ日本の自動車産業が理解できていないと思った。
【コラム】崩れ去った現代自の「チャイナ・ドリーム」(上)(朝鮮日報)
【コラム】崩れ去った現代自の「チャイナ・ドリーム」(下)(朝鮮日報)

 嫌韓の人が言うような低品質だから中国でも負けるのだとか言ったことを言うつもりは無い。
 この記事で日本がわかっていないと感じたのは次の部分である。
現代自が日本車の攻勢を前に指をくわえて見ているほかなかった理由は、一言で言って判断ミスと傲慢さのためだった。現代自は昨年、日本車やドイツ車が中国市場の覇権をめぐり激しい値下げ競争を繰り広げていたとき、一切動こうとはしなかった。これは、「損してまで販売したくない」という考えからだったが、価格競争力が決め手の現代自が自ら競争力低下を放置した形となった。

 ドイツ車の実態は知らないが、日本車で言えば、不断のコスト削減努力で価格の下落に耐えうる生産を行っている。量産前も量産開始後も。だから、価格競争に加わることができる一面がある。
 比較して韓国車はどうか?現代自動車が年中行事の様にストを繰り返していては、(日本に比べた)人件費の安さをのメリットを帳消しにする。
 仮に、値下げ競争に加わらないのであれば、その価格分の付加価値を中国人が感じるかどうかを検討したのだろうか?
 この記者はブランド価値に重点を置いているようだが、基礎となる製造コストと信頼性については分析できていない。
 価格競争に加われなかったのがコスト体質に原因があるかどうかの検討をこの記者は行ったのだろうか?

 流行のキーワード(それも韓国内だけだと思うが)に振り回され地道な努力に視点が及ばず焦点を当てないことが韓国の限界と思ってしまう。

 マスコミが光を当てなければ、もともと地道な努力を避ける傾向のある韓国では、自動車産業も成長に限界が生じる様に思う。

 必ずしも日本の真似をする必要は無いが、韓国有力新聞の産業部の経歴もあろうかという記者がこの分析ではたぶん韓国産業の未来は暗い。

朝鮮日報記者の勘違いその1-日本の子育て

2008年09月17日 | 韓国とその周辺

朝鮮日報で次の記事を見つけた。
【コラム】日本政府の子育て(上)(朝鮮日報)
【コラム】日本政府の子育て(下) (朝鮮日報)

 嫌韓の人たちが騒ぐ税金の無駄遣いといったことは無視して、この記事を見てみるとやっぱりまだわかっていないのかなと思う。

 結論から言えば社会的セーフティネットの日韓の差異が見えていないように思う。
 外国人も一定の要件を満たせば加入義務のある健康保険による出産一時金は別として、行政を中心とした手厚い保護は裏返せば日本では隣近所で助けてくれる人が少ないということだったりする。地域差もあるので、記者の日本における居住地がそうであるということを必ずしも意味しないが。
 地域によっては記者の体験した事は他の地域では無いことも多い。

 むしろ隣近所という意味では、韓国の古い地域だと一旦受け入れられれば行政の助けは少なくて済むこともある。(もちろん日本でも同様だが)

 日本と韓国の子育てに関する社会的セーフティネットを考慮に入れないと、この論評は思い違いになる危険性がある。

 もしかしたら、韓国でも日本と同様に隣近所の助け合いが急速に廃れてきたのかもしれないが。

まず自分の病を治す必要がある-朝鮮日報の「竹島病」記事

2008年09月05日 | 韓国とその周辺
 ここにも日本的感覚に無理解なマスコミ記者を見つけてしまった。

【コラム】日本の「竹島病」を治すには(上)
【コラム】日本の「竹島病」を治すには(下)

 日本における竹島の竹島の認知度が韓国のある種の偏執狂的騒ぎに関する報道でなされたことは確かに要因としてはある。しかしこの記者、まさに自己中心的な世界観であることが自覚できていない。以下に引用した記事がそれを物語る。
 日本が独島について口をはさむたびに、日本のペースに乗って公共の建物に大型の独島写真を無意識に掲げるような、非常に純真で単純な韓国の対応を日本は利用した。
 純真なのではなく、教育された結果であることが認識できていないばかりか、因果関係さえも恣意的に歪曲している。この後の文章で日本の竹島認知率に言及したその結果、日本人の独島認知率は20年前の5%から70%にまで引き上がったのだ。という文章が出てくるのだ。
 騒ぎがあるから報道するのだ。本当に自分のモノ(=実効支配状態)と思っていれば抗議こそすれ騒がないだろう。奪われるという不安があるから騒ぐのだ。冷静に政治情勢を見れば日本が実力行使により奪うことができないということを理解できない。(ただし、韓国や中国の尖閣に対するアクションが今後日本の実力行使の容認を許す力となる可能性が出てきているとは思う。韓国のこの行動こそが日本の自身の敗戦による体験を空虚なものとし緊張を煽っているという事に気づいていない。)
 これだけでも政治情勢の分析が甘いと言えるが、引用が前後するが韓国代表団の団長だった孔魯明(コン・ノミョン)元外交部長官は答辞の形を借りて、独島問題は領土問題である以前に歴史問題であり、日本による独島領有権の主張は両国関係の未来志向的な発展に大きな障害となっているため、日本が自らの姿勢を変える必要がある、と述べた。を引用するに至っては、自分勝手な歴史解釈、すなわち、政治のための歴史を語っているに過ぎないことに気づいていない。
 歴史というものがその解釈を中心に政治的なものであることは確かだと思う。それ故、政治問題である領土問題は歴史解釈と不可分である。しかし、この記者歴史はまるで尊いもので別格であるかの如くこの内容を引用している。
 ちなみにそんなに歴史が重要であれば、広開土王碑に記されている内容から、当時の新羅と百済の領土を日本へ返還することを検討課題として挙げるべきだろう。

 派閥争いの激しい民族の中では、法よりも勝手な歴史解釈が優先されるのかもしれないが、法を守らない民族に対して他の国家がフェアな対応をするかよく考えた方が良い。傲慢で自己中心的な正義には別の正義が立ちはだかる可能性があることを考えるべきなのだ。

 我々日本は、彼らに対して徹底的に法で対応すべきだと思う。司法裁判所での判断を拒み続けるこの国家の無法を世界に問う姿勢を徹底すべきだと私は思う。


 ちなみに、私はいわゆる「嫌韓」のつもりは無い。むしろ、ネット上に漂う、現地に行ったこともないような嫌韓をプロパガンダあるいは心を病んだ者と感じている。触れ合ったことのある現地の人に郷愁さえ感じる。しかし、このような、傲慢で思慮の足りないマスコミとそれに煽られる人々を正しいとは思わない。

韓国マスコミの浅はかさ-アフガニスタン日本人殺害への対応

2008年08月31日 | 韓国とその周辺
 朝鮮日報【記者手帳】韓日で異なる拉致への対応

 この記事、一種のコラムだが日本への無理解が現れていて興味深い。

 アフガニスタンで日本人が拉致殺害されたことについて、以前のイラクにおける日本人拉致と比較し日本国内が「学習」したとしている。
 対比して論じているのが韓国の宗教団体2004年にアフガニスタンで発生した「センムル教会宣教団拉致事件」で、内容としては責任の所在に関する追求である。

 まず、イラクの件との対比では、殺されたかどうかが大きく違う。日本人は死者にむち打つのをあまり好まない。(このこと一つとっても、韓国のマスコミが靖国問題における日本人の感性を表層的にしか捉える能力を持たないことを補強している。)
 そして、何より、今回のアフガニスタンでの日本人被害者は、現地で一定の成果を挙げている。アフガニスタンが危険な地域であることは日本人の多くは理解している。すなわち、自己責任で赴いたことは自明の理なので責任の所在を追求するために語る必要は無い。責任の所在より被害者の志とその無念を思えば非難など全く当たらない。被害者が属していた組織も献身的に活動しており責任の重さを軽々しく考えていたわけではない。あえて、非難されるとすれば、その組織のリスクの判断であるが活動の内容からすればイラクの時とは全く異なることがこの韓国のマスコミには理解できていない。

 イラクでの拉致事件や、アフガニスタンにおける韓国の宗教団体の活動とは全く性質が異なることがこのコラムを書いた記者には理解できていない。

 このような記者が韓国のマスコミにはウヨウヨいるわけだから、韓国の日本に対する理解は、正しいものよりも歪められたものの方が多くなるのは当然となってしまう。

 われわれ日本人は、こういった者達を相手にして外交を戦っていかねばならないことをよく考えるべきだろう。

それみたことか-北朝鮮の拉致調査白紙化拒否

2008年08月24日 | 韓国とその周辺
白紙からの再調査を拒否 拉致問題で北朝鮮(共同通信) - goo ニュース

 予想通りの展開と思う人は私だけではないはず。
 次の北朝鮮の出方としては、制裁解除が不十分と難癖をつけ、六カ国協議が進展しない原因は日本側にあるとこじつけるつもりだろう。
 私ごときの予想が完璧とは言わないまでも近いところまで予想できるぐらいなら日本政府は何をやっているのだろうということと思うのだが。

 次の日本政府の取るべき姿勢は、制裁解除の取り消しではないだろうか?
 その次は、北朝鮮に対する防衛を名目として、空母建造と日本海(しかも竹島より北方で)での運用を表明すべきだ。もちろん、対地攻撃手段を備えた上で。
 日本の軍備強化を非難する中国、韓国に対しても、北朝鮮に対する防衛は、拉致という実害を及ぼした国家に対して正当化できると思う。それで中国、韓国が難癖をつけるようなら、北朝鮮が従わない原因は、中国と韓国にありと非難する形をとればよい。

また黒田勝弘のプロパガンダか?-中国の"嫌韓感情"

2008年08月23日 | 韓国とその周辺
【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 中国の“嫌韓感情”(産経新聞) - goo ニュース

 この黒田勝弘氏、時にはおもしろいことを書いたり、韓国のマスコミと渡り合ったりして興味深くみさせてもらっているのだが今回はプロパガンダが見え見えだったりしてしらけた。

 黒田氏が引き合いに出した韓国の報道は韓国国内向けに反省を促す内容だったはずだが、嫌韓の材料に話をすり替えている。

 しらけた理由は、この韓国のマスコミと変わらない、こじつけと、肝心な部分でいかにも正統を装いつつ実は根拠薄弱で意見表明をしているに過ぎないことだ。
 ただのアジテーションで悪意さえ感じるという意味で韓国のマスコミを馬鹿にできない。
 産経のお偉いさんなのだからもっと理性的な嫌味を期待したいのだが。

日韓マスコミは?-終戦記念日=光復節の両マスコミ

2008年08月15日 | 韓国とその周辺
8・15 韓国建国60周年 「成功の歴史」強調へ(産経新聞) - goo ニュース

 日本にとっての終戦記念日=韓国にとっての光復節(=解放記念日?)のマスコミを見てみた。
 日本の場合は式典の直後は速報されるが、概して社会面の記事やオリンピックの記事があとからかぶせられる。
 韓国のマスコミではこれを書いている時点では大統領談話は日本語版には無くいくつかの韓国語版を見ても、オリンピックの記事か8/15にまつわる論評のみとなる。
 おもしろいのは「不幸な過去繰り返すな」と韓国大統領 竹島には触れず(朝日新聞) - goo ニュースで朝日新聞が演説を報道したのに、韓国のマスコミでは見かけなかったことだ。
 すぐにオリンピックの記事でかき消された可能性はある。そして、概して、北朝鮮よりのマスコミは論評を掲載しているようだ。

 ちなみに上記の朝日の報道は、竹島に触れていないような印象を受けるが、記事を読むと触れられている。一種の印象操作というところだろうか?

 短絡的な嫌韓、反日が普段は大騒ぎしているわりには実はこの程度なのだろう。

産経も程度は変わらない-竹島領有権の韓国マスコミ反応

2008年07月19日 | 韓国とその周辺
竹島問題 韓国、過激反応 各紙、社説・特集で猛批判 (産経新聞) - goo ニュース

 この記事を書いた産経自身、トピックが無いと竹島を記事にしない。
 韓国のマスコミを追っている人ならわかると思うが、産経が記事にするより高い頻度で普段から竹島の記事が出る。
 こんな時でしか竹島を語らない産経も韓国のマスコミと程度は変わらない。相手の態度を批判するという点で。頻度を基にした態度からするとその主張とは裏腹にもっと程度が低いと言えよう。
 ネットでは朝日批判を多く見かけるが、実は産経も同程度かそれ以下なのだ。

 主張は主張として行うべきで、韓国の反応をいちいち気にするモノでは無いと私は思う。むしろ、韓国がいやがるその主張の正統性への疑問点をもっと広く伝えるべきだと思う。

 7月15日の産経の「主張」にあった内容を、ことある毎に記事にすべきなのだ。戦後日本のどさくさで李承晩が泥棒のように盗っていったと主張すべきなのだ。そして、国際司法裁判所で韓国の勝ち目が薄いことを論証していけば良い。
 それができないなら、煽動するかのごとく報道する韓国マスコミと同列でこのような記事を書く資格は産経には無い。

 ちなみに、私個人としては、竹島の領有権を主張するには今が良いタイミングだと思う。
 伸び悩むどころか凋落の兆しさえある韓国経済の中で、国際標準からずれた態度を行うことのリスクを考えさせることができると思うし。先の、米国牛肉にまつわる暴動騒ぎから、世界が韓国を見る目が変わっていることを韓国自身感じており、荒唐無稽な主張や騒ぎが共感を得られないことを考えさせるには良いタイミングだと思うから。

 主張することさえ認めない韓国の文化を世界の試金石にかける良い機会だと思うのだがどうだろうか?

逆に日本がゴネたらいいのに-北朝鮮の牽制

2008年07月05日 | 韓国とその周辺
北朝鮮外務省「義務を履行しない国がいる」 日本を牽制(朝日新聞) - goo ニュース

 これで北朝鮮が義務を履行しない国がいると言って作業を遅らせるなら、日本はもっとゴネたらいいと思う。
 いっそ、、逆張りして北朝鮮の対応が不十分とさせ、アメリカの態度を硬化させることによって、テロ指定国家解除を凍結する方向にもってゆけば良いと思う。

 いつもの手法でたかりに来ているわけだから、それなりの対応をすればいいと思う。
 北朝鮮が変なそぶりをみれば即、経済封鎖を行えばよいと思うのだが、我が政府は果たして?

韓国は開城工業団地からの撤収を-韓国が要因11人退去

2008年03月29日 | 韓国とその周辺
開城工業団地の韓国側要員11人退去…北朝鮮の要求で(読売新聞) - goo ニュース
北朝鮮、開城工業団地から韓国当局者を追放(時事通信) - goo ニュース
挑発行為で事態の打開狙う=韓国や米への不満示す-北朝鮮(時事通信) - goo ニュース
挑発行為で事態の打開狙う=韓国や米への不満示す-北朝鮮(時事通信) - goo ニュース

 所詮北朝鮮とはこんな国なのだ。
 韓国政府は可能な限り、進出している企業と共に開城工業団地から撤収すべきだと思う。
 勤務先での経験上、この開城工業団地は北朝鮮への戦略物資密輸のトンネルになっている疑いが強い。韓国へ輸出されたものがここを通って北朝鮮に流れることが容易だから。

 北朝鮮も、関係が悪化すれば、工場等を接収すれば良いと言った考えから太陽政策政権の折、この開城工業団地を造ることを進めたように思う。だとすれば、当初から意図は明らかなわけで、韓国はむしり取られるばかりである。

 信用できない相手との取引には注意が必要なのは今に始まったことではない。

 もし、韓国がここから撤収しなければ、韓国を貿易上のホワイト国から外し、輸出規制を強化することを世界各国は行うべきだ。
 対症療法的な対応でなく、北朝鮮を干上がらせることが必要だと思う。