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MLC -Music Lover's Chat-

No music, No life

my recent news2

2025-02-03 01:48:57 | chat
my recent newsの続きです。

3日目、しばらく行くことがなかったヴァチカン美術館をアップデート。
昔は予約なく入れたと思うのですが、もう今は予約必須です。


早朝にもかかわらず入場するまでにもすでに長蛇の列。中に入ってからも人の流れに乗らないと"ちょっと邪魔な人"になってしまうので、自分のペースで鑑賞できないし後戻りもできません。
大方の人が目指したと思われるラファエロの間とシスティーナ礼拝堂の尋常ではない混み方。
神聖なシスティーナでも四方八方で話し声が絶えず、静粛にとのアナウンスが何度も入る始末。興覚めでしたわ..
なのでアダムの創造も最後の審判もろくに見ずに出ちゃいました。

キリストの埋葬/Deposizione


カラヴァッジョが目的でしたが一日中歩き回っての消耗度が激しすぎてほぼ苦行でした...
しかしその帰りしな、前日に振られ続けたサンタ・マリア・デル・ポポロ教会がオープンしていたので念願の2作品を見ることができました。

聖ペテロの磔刑/Crocifissione di San Pietro


聖パウロの回心/Conversione di San Paolo


教会は礼拝時間があったりお昼休みがあったり、また美術館同様絵画が貸し出し中もしくは修復中の場合もあるので、行ったときに必ずしも目的の作品が観られるわけではないのです。

スカルファンにも嬉しい教会でした。


4日目はウフィッツィ美術館@フィレンツェ詣で。


ローマ入りしてもミラノ入りしてもフィレンツェには行くのだけど、同じぐらいの距離の福岡⇔広島は日帰りなんてしないなあと今回気がつきました。

メドゥーサ/Scudo con testa di Medusa


バッカス/bacco


ホロフェルネスの首を斬るユディット


イサクの犠牲/Sacrificio di Isacco


5日目、カピトリーノ美術館へ初訪問。
前日までで体力を使い果たしたので、予定していた郊外ではなくローマ市内にとどまることにし、
お天気がよかったのでコロッセオを眺めながらのんびりカピトリーノまで散策することにしました。


洗礼者ヨハネ/San Giovanni Battista


この子は福岡に来てくれていたんです。1年ぶりの再会でした。
@fukuoka

女占い師/La Buona Ventura


5日間でカラヴァッジョの23作品を鑑賞というのはなかなかの収穫でした。ふふ。大満足!

しかしながら、今回一番琴線に触れたのは、じつはこの作品(というかこの空間)でした。

ゴッツィの祭壇画/Pala Gozzi(ティツィアーノ/Tiziano)


アンコーナ市立美術館所蔵の本作、期間限定で特別に展覧会が設けられていたのですが、
小さな部屋にこの作品のみしつらえてあり、裏面が観られるように背後に作られたその空間からドビュッシーの月の光が絶え間なく流れていたんです。
その荘厳さに、美しさに、涙が止まらなくなり、しばらくの間歩を進めることができませんでした。
ティツィアーノの作品は好きですし、カラヴァッジョ同様大好きな画家の絵画を山のように観てきましたけれど、
こんなに心が震えたことはそうそうありません。
音楽の力は絶大だなあと改めて感じました。

実は前回のイタリア旅行で、「次はベルガモで月の光を聴きたい」と言っていたのですが、こういう形で月の光を回収できたのでよかったです。

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美術館に住みたくて自室の壁をフラスコ画調にしているだけの、美術館好きの忘備録。
今回訪れた美術館のチケットについて。

ヴァチカン⇒https://tickets.museivaticani.va/home
ヴァチカン美術館とシスティーナ礼拝堂というオーソドックスなチケットを公式サイトで予約。
入場料20€+ウェブ予約手数料5€+オーディオガイド7€=32€(引落時のレートで5500円程度)でした。
チケット予約代行業者に頼むと割高ですし、当日券のために列に並んでも買えるとは限らないのですが、まあ旅のスタイルによりますね。
今回私は時間をかけて見るつもりでしたのでオーディオガイドをつけました。入場してから所定のカウンターで希望の言語を伝えます。
そうそう、今思い出しましたが、オーディオガイドの機械が所々うまく再生されず、勝手に早送りになったりしたんですよ。ポスト返却だったのでスタッフに伝えられず、次に日本語のオーディオガイドを使った方も困られたことと思います。ごめんなさいね。

ウフィッツィ⇒https://www.uffizi.it/en/tickets
ヴァザーリの回廊を今回もパスしてウフィッツィのみの鑑賞。
早朝入場対象にディスカウントチケットというのがありましたので、早朝割入場料19€+ウェブ予約手数料4€=23€(3700円程度)。
ローマ滞在だったので早朝の高速列車が遅延しないかとビクビクだったのですが、まったく心配はなかったです。
早朝のウフィッツィはひと気もなく、大変美しい街並みでした。
(ローマはね汚いですもんね...私は耐性があるほうかと思いますが..)

ボルゲーゼ⇒https://galleriaborghese.beniculturali.it/en/visita/info-biglietti/
こちらも予約必須ですがのんびりしている間に希望する時間帯に英語orイタリア語のガイド付きツアーしかない状態になっていました。それで、残念ながら・・・英語のガイドツアーを選びました。
ガイドツアー19€+ウェブ予約手数料4€+サービス料2€=25€(4000円程度)使用した片耳イヤフォンはお持ち帰りできました。

バルベリーニ
こちらは予約なしでも大丈夫。15€。
コルシーニ宮も同じチケットで観られたのですが断念。

ドーリアパンフィーリ
こちらも当日にふらっと行ってOKです。16€。

カピトリーニ
ここは第一日曜日が無料なのですが、この日1/1も無料でした。

このように、月の第〇週の日曜とか、学生とか、いろんな条件で無料になる場合があるので、事前に確認しておくといいです。ローマパスを使えば、最初の一つ(またはふたつ)の施設入場料が無料、などもありますが、こちらも旅のスタイルによりますね。

私、今回はwifiも持たずesim契約もせずネット難民状態で街を歩き回り、紙の地図を片手に”知りたいことは訊けばいい"を敢行したのですけど、方向音痴だけはどうにもなりませんでした。
そのせいでルイージ教会とサンタゴスティーノ教会のカラヴァッジョには会えませんでしたが、それはまたの機会とします。


最後に、ヴァチカンのフードコートにて。


フルーツのカップは別注です。
セットはこのラザニア以外にクスクスともう1,2種類の中から選べました。ペットボトル飲料は確かカウンターには書いてなかった炭酸水を頼んで出してもらいました。
昨年のルーブルのフードコートと比べるとボリュームも味も庶民的な印象で、金額設定も安かったです。
修正⇒セットが11.5€でフルーツが5.9€、トータル17.4€(2932円)でした。

もう一点、イタリアで注意すべきスリ問題。今回も万全に備えていたので問題なかったです。
昔ロマの子に狙われたことがありましたが、すぐに気がついて鬼の形相で怒ったことがありました。
今は現金をほぼ使わずに済んでしまうようになったので両替もしなかったのですが、スリ、スキミング、店頭購入時の金額間違いなど絶対嫌じゃないですか。なので、旅行中は物凄くアンテナを張ってますよ。

my recent news

2025-01-27 00:28:09 | chat
年末年始、イタリアに行っておりました。
行くのを躊躇したりもしましたが、ここ何年もイタリア渇望症ならぬ飢餓状態でしたし、気分転換した方がよいというのもありまして。
2023-2024はGautier君追体験をしましたが、今回目的としたのはCaravaggio(カラヴァッジョ)。
イタリアの画家でしたらダ・ヴィンチやミケランジェロ、ボッティチェリ、ラファエロ辺りが人気が高いでしょうか?
その作風の暗さ故、苦手とする方もいらっしゃいますが、この唯一無二の画家をドカンとまとめて観ることにしたのです。

初日に出向いたのはバルベリーニ宮殿の国立古典絵画館


一歩門の中に入ると、街の中とは思えないほどの静けさでとても落ち着いた品のいい宮殿です。
ローマ詣での方はヴァチカンのほうに足が向きがちですが、落ち着いて名画を鑑賞するなら断然こちら...

ナルキッソス/Narciso


瞑想中の聖フランチェスコ/San Francesco in meditazione


ホロフェルネスの首を斬るユディト/Giuditta e Oloferne


洗礼者聖ヨハネ/S. Giovanni Battista
 

そして今回最大の目玉であった個人所蔵作品の期間限定公開!
マフェオ・バルベリーニの肖像/Ritratto di Maffeo Barberini


特別展示なのに館内は日本のように大仰な掲示物がないので、気づかなくてスタッフさんに教えていただきましたよ。

この向こうの左側の入口奥です。
展示は2/23までのようなので、もしローマにいらっしゃる予定がある方には何をおいてもマフェオを見ることをお勧めしたい!再現性の高さとでもいうべきか、端的に言うと3D。マフェオと握手できそうなぐらいの息遣いがありました。

2日目は、こちらも久しぶりの再訪となったボルゲーゼ美術館


ボルゲーゼは人気が高い美術館です。なんといってもプロセルピナがいるから!
今回もやはり彼女の太ももを凝視せずにはいられませんでした。


バッカス/Autoritratto in veste di Bacco


ゴリアテの首を持つダヴィデ/David con la testa di Golia


どうしても光ってしまうので斜めから撮らざるを得ない。
しかし、美しい写りはサイトや写真集を頼ればいいのです。

洗礼者聖ヨハネ/San Giovanni Battista


聖アンナと聖母子/La Madonna dei Palafrenieri


聖ヒエロニムス/San Girolamo


次に訪れたドーリア・パンフィーリ美術館は前回来て気に入ったところ。


ロマンティックな中庭と回廊を横目に展示室へ上がっていくと・・・
豪奢な室内の壁という壁を絵画が覆いつくしていて(笑)、ちょっとした隙間時間に来るところじゃないのです。
しかしね、この展示がもう、数がありすぎるあまり適当さ加減もあり、多分1,2枚〇ってもバレな.. んなわけないか。

洗礼者聖ヨハネ/S. Giovanni Battista


エジプトへの逃避行中の休憩/Riposo durante la Fuga in Egitto


悔悛するマグダラのマリア/Maddalena penitente


ヨハネがもうひとつ...


この角度でお分かりいただけると思いますが、とにかく壁の上のほうにまで飾ってあるので、見えないんですよ!
これもCaravaggioと記載されているものの、ドーリア・パンフォーリに聖ヨハネが2枚あると記述されたものを見つけられず、これが自身の模写なのか、一派の模写なのか...
ヨハネは最終日に行ったカピトリーノのヨハネが真作らしいんですけどね。

天井近くに飾られている絵画は距離と角度に加え、どう見ても照明で反射してしまう場合もあり、もう見せる気ないでしょ?と今回もまた笑ってしまったドーリア・パンフィーリ。
ヴェルサイユの鏡の間のような空間もありますし、アミューズメントパークのような賑々しい宮殿ですよ。



前半には音楽的なことがまったくありませんでしたが、後半にご期待?ください。
つづく・・・

the song

2025-01-26 10:44:10 | chat
ご無沙汰しています。
久しぶりにMLCに帰ってきました。

DIVOの曲で昔から根強い支持者の多い曲があります。
コンサートでやってほしい曲のアンケートでも上位に入ってくる曲。
MVの美しさは秀逸だと思いますが、私はあまり好んで聴くことがなく、
むしろ演らないなら演らなくていいとさえ思っていました。ずっと...

しかし、その思いが昨年一変しました。

歌詞の意味はもちろん知っていましたが、
この曲が好きな人はこういう思いで聴いていたのだと理解するに至りました。
20年たってやっとです。

今は別の意味でこの曲を聴くのがまだちょっと難しいのですけど、
"一番divaらしくないdiva"から"真正diva"にちょっと近づけたように思いますよ。



私に心を寄せてくださったお友達divasのみなさまに感謝の意を捧げます

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2024-10-06 23:50:28 | chat
この夏、久しぶりに再会したYちゃんが開口一番「まだ追っかけてる?」だったのにびっくりした話はしましたっけ?
私がDIVOのファンであることが強烈な印象だったみたいで、先日もイタリア人のEちゃんに話をしていたそうなんだけど、どうも、YちゃんがDIVOにはイタリア人がいないことに気づいていないらしかったということが判明しました。

Eちゃんにとってはグループ名自体初耳だったようで、
ー20年ぐらいファンなんだよ
と話し始めたのだけど、
ーイタリア人なの?
ーううん。イタリア人は一人もいない。フランス人と、アメリカ人と..
と説明したわよ。
ーそう。(イタリアンは)名前だけね。
名前が名前だから知らない人にとっては摩訶不思議だよなあ。
Yちゃんはイタリア人がいないことに今更ながら驚き、
Eちゃんからは人気があるの?と訊かれたから、私はそう思うけど..といろいろ説明しようとしたけど
まったく説明にもならなかったの。
うう。こういう時用にテンプレ持ってないとだめだなあと思いました。

で、DIVOの話じゃ行き詰るのは目に見えてるので、話題を変えたのよ。
ー最近はモネスキンが好きよ。
そう。初めて"Maneskin"をちゃんとした発音で言ってみたよ。
そしたら、さすが、Yちゃんも彼らのことは押さえていたようで、CMがあるんだよ~って乗ってくれたの。
ーあ、でもね、音楽だけね。
ー出てるわけじゃないのね。
そこでYちゃんが例のUCCのVを見せてくれたのだけど、それを見たEちゃんが歌詞が替えられた話をしてくれました。
Maneの歌の歌詞は品のないものもあって、Zittiの曲の一部が替えられたことがあったよう。
ただ、日本ではイタリア語の歌詞なんて誰もわからないのでそのまま使われたという...
えあさんもご多分に漏れず歌詞の中でわかる単語なんてごく一部なので、ノリだけでずっと聴いておりましたよ。haha

ちなみに、L氏曰く、Maneは”古い”んだとか。
じゃあ、何が今新しいんだろう?今度会ったら訊いてみるわ。

inspiration

2024-09-19 22:57:33 | chat
最近ラジオでよくかかる曲がね、
バンド脱退してソロデビューした方なんだけど、
その曲が・・・

絶対ぬーさんをリスペクトして・・・
もとい、感化されて・・・
もとい、パクリなの。絶対。
ってどうしてもここで言いたかった。


以上です。