(有)アーキベースのブログ

(有)アーキベースの日々の活動や休日の出来事など

設計・工事監理と施工が別々の会社とは

2017年01月27日 | 日記

加藤久和です。

本日は、一般の方が分かりつらい、「設計・工事監理と施工(工事)を別の会社が行うスタイル」のメリットについて、書いてみたいと思います。

工務店やハウスメーカーが行う「設計監理と工事を同じ会社が行う、設計施工スタイル」とは異なっています。

私どもアーキベースは、「設計・工事監理と施工(工事)を別々の会社で行うスタイル」のうち、設計・工事監理が主な業務となります。(施工は別となり、その都度、複数の工務店や建設業者による見積合わせを行っています)

「設計・工事監理」の設計とは、みなさんがイメージしている通り、図面を書く事です。(最近はCADが一般的です)

ただ、図面を書くと言っても、計画模型作成やボリューム図作成、法規制チェックや使用する材料仕様、構造計画、ご要望条件等を調整確認しながら、根気よく実施する詳細な作業となります。CADにて作図する作業は、最後の最後の作業なんです。

図面は平面図や立面図だけではなりません。建物の仕様図、仕上関係図、イメージ資料、詳細図、構造図、設備図 設備仕様などがあり、私どもでは、少なくても40枚以上の図面を作図しています。

3~5枚程度の図面でも家を建てる事はできますが、図面表記が無かった事項については、工事途中や完成時において、お客様が思っていたものと違うなど・・・・、トラブルが起きやすい状況となってしまいがちです。

「建築確認申請や住宅金融公庫審査等を行っているので心配ない」という事もありません。

 申請に必要な図面は、本来工事に必要な図面のうちのほんの一部です。

図面は、「お客様の希望や条件、決定事項」を表現したものです。

「図面が少ない⇒工事する人への伝達事項が少ない」という事となります。

よって、図面情報が多ければ多いほど、工事の際に間違いが少なくなると言えます。

ただ、図面がきちんと整備されていても、図面通りに工事がなされていなければ全く意味がないため、チェック機能が重要となります。

そこで、今度は「設計・工事監理」の工事監理が登場です。

工事監理とは、作成された設計図通りに、工事がなされているかをチェックする業務です。 また提出された見積書の内容チェックも重要な業務となります。

建物を建てる場合は、設計図を基に工事が進められます。

工事監理は、工事中の状況を図面と照らし合わせながら、様々な点において現場にて目視確認しています。また、図面では伝えられない事項は、工事監理者を交えて定例会議や都度個別打ち合わせを行って進めています。

この時、工事監理と工事をする会社が一緒の場合(設計施工)は、どうしても社内の建築士による工事チェック、協議となってしまい、時にはなれ合いや、お客さまより会社の利益を優先せざる得ない状況もあるかもしれません。

それを防ぐためには、工事費用からの利益にとらわれず、お客様の代理人として、現場監督などと打合せや技術的な協議を行える「設計・工事監理と施工(工事)を別々の会社で行うスタイル」をお勧めします。

設計・工事監理と施工が別々の会社で行うスタイル」は、工事監理者において、工事費用からの利益に関係ないため、専門家としてお客様側に立つことができ、いかにお客様のためになるかを常に考えながら監理業務を行うことが可能となるためです。

以上が設計・工事監理と施工が別の場合の大きなメリットとなります。

とっても手前味噌に聞こえてしまうお話となってしまいましたが、公共工事や海外では普通のスタイルとなり、よくよく考えてみるとお客様にとっては当然のメリットのある方法なんです。

ただ、建築事務所が介在すると、工事監理や図面の重要性よりも、「コストが高くなってしまう、作品にされてしまう・・・・」などと思われている様で、なかなか浸透していかないようです。

そんなことは決してないんですが・・・・。イメージなのでしょうか・・・。

非力ながら、もっともっと、「お客様の専門家」として、努力していきたいと思います。

 (有)アーキベース一建築士事務所

新潟市の不動産土地情報・建築設計事務所

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生涯現役をモットーに・・・

2017年01月24日 | 日記

所長の加藤俊之介です。 

最近はかなり日が長くなりました。午後五時ごろでもまだ明るいです。

年末の頃は、4時30分ごろで暗くなっていたのに。

重苦しい冬空で、寒さ厳しい時節であるけれど、日が長くなると気が晴れます。

いままでは、あまり年齢にこだわらず歳を重ねて参りました。

最近テレビで50歳になられたJリーグサッカーの三浦知良選手の放映があり「1試合でも多く、1秒でも長くピッチに立って、1点でも多くゴールしてチームに貢献したい」と話していました。

自分も生涯現役をモットーに、年齢を意識しつつ年齢に負けないよう、例えば日々のちょっとしたやりとりの中でもメモをとったり、経験にたよらずあらゆる資料調査等の事前準備を怠らずに行うことなど、謙虚な気持ちの中でも自信に満ちた行動をし、業務を楽しみながら、年代の違う特徴ある二世代の建築士がいる設計事務所として、依頼者の要望に応えたいと思います。

更に、建築設計業務並びに不動産業務に於けるこれからの動向を見極め、大勢の依頼者のお役に立ちたいと考えています。

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設計事務所ホームページのリニューアル計画!?

2017年01月23日 | 日記

加藤久和です。

週末は子供たちのフットサル試合の審判や練習のお手伝いなどなど・・・、あっという間の休日となりました。

業務の方は、予定していた設計監理業務が少し先送りとなり、設計作業の方は若干落ち着いております。

この機会に設計事務所のホームページ見直しを検討しております。

ホームページは私が担当しており、立上時から約10年、何度かマイナーチェンジを行ってきましたが、デザイン、見やすさを含めいろんな点で現在のホームページは限界を感じてます・・・。

より見やすく、より分かりやすいホームページを目指し、改善していきたいと思います。

設計と施工が別であることの重要性第三者監理について、また設計事例、土地探しからのお手伝いなど、より分かりやすく伝えられればと思っています。

業務の合間を見ての作業となりますので、少し時間はかかりますが、なんとか早めにリニューアルしたいと思います!

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建築基準法第42条第2項(みなし道路)・・・

2017年01月20日 | 日記

所長の加藤俊之介です。

昨日、昨年の12月早々より準備してまいりました宅地建物取引業免許の二回目の更新申請書を、新潟県地域振興局建築課に提出し無事受理されました。

宅地建物取引業を開業して10年になりました。開所15年の一級建築士事務所ともども多くのお客様に喜んで頂ける様、今年も努力致して参ります。

ところで、新年早々の出来事ですが、知人より「隣家の方から、知人所有の路地状敷地内において、隣家が接する部分の土地を購入したいとの申入れがあり、どうしたらよいか」との相談がありました。

隣家の方にお会いし、お話をお聞きしたところ、

隣家の方が不動産業者に売却相談をした際、「路地状通路が他人の所有地である今回のケースの場合、売却の際、あたらしい購入者がローン利用を計画しても金融機関が引き受けてくれないため、隣家敷地が接する路地部分の土地を購入してからでないと売却が出来ない」との説明があったとの事で、土地を譲って頂きたいとの話でありました。

幣事務所は、一級建築士事務所と宅地建物取引業を併設しておりますので、すぐこの路地状部分の通路は、特定行政庁の新潟市が、知人敷地に建っている住宅を建設時に建築基準法第42条第2項(みなし道路)として指定した道路であると理解し、その建築基準法第42条第2項の詳細を説明致しました。

最終的には、隣家が接する部分の知人所有路地状土地を購入する必要はありませんし、金融機関がローン利用を引き受けないという点も、建築基準法第42条第2項(みなし道路)の指定を受けている旨を説明すれば問題ないはずですと、説明致しました。

その後、隣家の方は、幣事務所の説明を納得されたようで、喜んでお帰りになりました。

以上が新年早々の出来事でしたが、この出来事は今日でも新潟市の古い市街地の路地状通路が多く存在していて、お困りの方が多くおいでと思います。

一級建築士事務所と宅地建物取引業を併設している事務所として、その方々の土地の売買、建物の新築、増築のお役にたてればと思う年の初めです。

 

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バイオレットライト!?

2017年01月19日 | 日記

加藤祥子です。

バイオレットライトが近視の進行を抑制する!

今朝、NHKのあさイチの番組で、太陽光に含まれるバイオレットライトは視力良くするためのものではないけど、近視の進行を抑制すると、言っていました。

私共は、仕事上、朝から終業時まで、ずっとパソコンの前に座って作業していますので、近視、老眼、ドライアイ等々、眼に関しては何でも来い!状況の有り様です。

これは良し、と思って、朝のかたずけをしながら、耳だけ傾けていました。

このニュースは、とても朗報に聞こえたのですが、その為には、「家の外で1日2時間過ごすことがおすすめ」と言っていました。

ガラスを通さないから、直接浴びる事が大切なのだと・・・・。

2時間も外に出掛ける用事は無いですし・・・・・・これは、無理と、即座に思いました。

まあ、せめてお休みに、散歩かな、と思いましたが、直接太陽を浴びるのも、お肌にしみが出来たりするし・・・・・・・・等々考えてしまいました。

最近、子供達にゲームやスマホのせいで、近視の子が増えているらしいですが、外で2時間太陽をあびる程遊びまわったら、近視の進行を抑制することができると言っていました。これもなかなか難しいように思いますが・・・・・。

ちなみに、我が家の孫たちは、サッカーをやっていますので、(土)(日)は、2時間以上外ですが、今度、眼の状態を確認してみようと思っています。

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