最近では民間の分譲マンションで、設計、建設住宅性能評価をとる例も増えてきました。マンションも供給過剰で、他との区別化、あるいは入居者に対しての安心を提供するために費用をかけて、住宅性能評価をとるものだと思っています。(30戸のマンションで設計、建設住宅性能評価に100万円程度の申請料と申請の手間がかかります)ところが、そのマンションの販売チラシ、パンフレットを見ても、どこにも住宅性能評価審査済みと . . . 本文を読む
県、市、町営住宅は原則として、設計住宅性能評価は申請書を提出することになるのですが、審査していて、「あれ~」と思うことがあります。
設計住宅性能評価では、評価したい等級等を自己申告しますが、公営住宅の性質、コスト等により、性能評価の目標となる等級、内容が決められていて、ある種の設計条件のような性格があります。そういうわけで、公営住宅は原則として、同じ内容で申請されます。そして、設計の内容は「等級3 . . . 本文を読む
共同住宅の性能評価をやっていると、公営住宅の審査をする機会が良くあります。
住宅性能評価の制度ができたときから、普及のために旧都市整備公団、県、市、町等の公営住宅は性能評価をとるように国から指導があり、申請書がまわってきます。
住宅性能評価は設計と建設のセットで評価して始めて、表記の性能が確保されると思われますが、県、市、町の公営住宅は設計評価だけで、現場審査が含まれる建設評価は申請されません。
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設計住宅性能評価の審査の手順を確認することで、申請書を作成する参考にしていただきたいと思います。
設計住宅性能評価の申請書類は大きく5種類に分類されます。
1.設計住宅性能評価申請書
2.自己評価書
3.設計内容説明書
4.図面、その他資料
5.構造計算書
申請書には申請書の名称、住所、建物全体の規模、評価対象住戸の面積等が記載されます。
自己評価書には評価したい等 . . . 本文を読む
お盆を挟んで、共同住宅の設計住宅性能評価を審査させていただきました。
いつも思うことですが、住宅性能評価制度が始まって、5年になろうとしていますが、なかなか審査が楽になりません。
修正、確認等の指摘事項が平均50項目、多いときは100項目を越えることもあります。
評価基準の考え方の間違いというのもありますが、書類の記入の仕方の不適切というのもかなりあります。
毎回同様な指摘をすることがあり、いっこ . . . 本文を読む
住宅性能評価の制度ができて、5年になろうとしています。
縁あって当初から、福岡市内の某住宅性能評価機関の外部評価員として、
主に共同住宅(マンション、公営住宅など)の住宅性能評価を行ってきました。
このところ、マンションのチラシにも設計住宅性能評価審査済、建設住宅性能評価審査中の
表示があるものも見かけますが、まだまだ一般的でないように思います。
一般ユーザーには、詳しい内容まであまり知られて . . . 本文を読む