ハードソング・チコタン

どうも、元合唱団員・馬場です。10年やってたので、マイナーな合唱曲も割と網羅してます。

この前、先輩の関さんと合唱曲の話になったんですが、
チコタンという凄いインパクトのある歌がある、という話をしたら、
何と関さん、知ってました。結構有名なんですかね。

５曲あって、ざっくり言うと、
主人公の「僕」は「チコタン」ってあだ名の、
「チエコ」という女の子が好きだぜ、って内容です。

　１．なんでかな？
　何でこんなにチコタンが好きなんだろ？という無邪気な曲です。

　２．プロポーズ
　「僕」がチコタンにプロポーズします。『♪チ、チ、チ、チ、チエコさん』と、
　緊張がとても伝わってくる歌詞です。

　３．ほっといてんか
　「僕」は魚屋の一人息子で、後を継がなくてはいけないため、
　魚嫌いのチコタンにフラレてしまい、やさぐれます。『♪おやつなんかいらん』
　
　４．こんやく
　チコタンはエビ・カニ・タコは好きなので、その３種類だけを売る魚屋になる事を決め、
　結婚の約束を取り付けます。魚じゃねー。。
　
　５．だれや！？
　何と、チコタンが交通事故で死にます。
　『♪チコタン殺したん、だれや』という加害者を責める歌です。

何て後味の悪い組曲でしょう。「僕」は小学生にして相当の傷を負いましたね。
精神的に、私よりもよっぽど大人な気がします。
昔は特に何も思わなかったけど、すげー曲だわ。
でもまぁ、こん位ハードでいいんじゃないでしょーか？
不公平だつって幼稚園で桃太郎を十数人にやらせたりとか。ねぇ？
みんな、チコタン歌えぃ。