水に入る前は、眩しいほど輝いている青い水面のすぐ下に眠っている澪さんが見えていた。靴と靴下を脱いで水に足を入れた途端、水面が揺れて澪さんの姿が消えた。予感はしていた。澪さんはもっと“深い”ところにいる。 裸足で花を踏みながら歩く。色とりどりの花のようなサンゴ虫やイソギンチャク。色とりどりの魚たち。ここが本物のサンゴ礁のラグーンなら、折れたサンゴの枝やカキ殻などでガサガサして裸足で歩けるはずはない . . . 本文を読む
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