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白い花の唄

笛吹カトリ(karicobo)の日記、一次創作SF小説『神隠しの惑星』と『星の杜観察日記』のブログです。

朱い瞳の魔法使い (その3)

2024年08月31日 10時44分34秒 | 星の杜観察日記
 東屋の横にはつくばいがあり、滝から水を引いて、いつでも綺麗な水が浅い水盤を満たすよう工夫されている。鹿威しはない。東屋に席を設けて茶会を行うこともあるので、つくばいには手水石の他に飛び石や前石を置いて、お着物姿の客が柄杓で手を洗えるようにしている。でも手水石の一番の客は野鳥だ。父は小さな鳥でも立てるように浅い水盤にしたので、今もキクイタダキが水浴びしている。つくばいの周囲はあまり和風とは言えない . . . 本文を読む
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