チェンマイストーリー

川上がチェンマイへ行く前、住居もなければ飯すら喰えない状態で、よく面倒見たあげたもんです。

チェンマイでたこ焼き屋をオープンするため

日本でするべき手続き準備も手伝い、どんな事があっても受けた恩と金は返します！とチェンマイに旅立ちました。

チェンマイに旅立ってからの川上は何かと苦労もあったが日本人が多く住むメーテンという地域にたこ焼き屋と住居を構えました。

順調に思えたたこ焼き屋も、オープンから程なくして世界的パンデミックのコロナ禍に陥ったのです。

たこ焼き屋の経営も厳しくなり、その頃はよくライン電話でかかってきてました。

電話が鳴るたびに厳しい現状を話され、その都度お金も送金しました。更に厳しくなるコロナ禍に合わせて、30万、50万、100万と送金の額も上がっていったのです。

助けてくれる者は誰も居てない。そんな中ありがとうございます！と感謝され、そしてどんな事があってもこの恩は…と、よく口にしてました。

コロナ禍も落ち着き出した2022年、チェンマイにも観光客が戻り返済の目処も12月12日に約束したのは10月のことです。

返済日の前日の夜、明日の昼頃には振込むと連絡があったのを最後に連絡不能になったのです。

初めは心配もしましたが、あえて連絡不能にしてる事がすぐにわかりました。

川上とのいろんな事が走馬灯のように駆け巡り、裏切られた気持ちでいっぱいになって捕まえに行く決意をするのです。

第2章につづく

上記写真は2020年の1月撮影

川上が、たこ焼きソースを仕入れに大阪へ戻った時のもの。