杏の読書日記プラス

本が好き。お昼寝が好き。こどもが好き。
読書日記から写真日記へリニューアル♪

植物図鑑

2009-08-30 21:56:17 | 
植物図鑑
有川 浩
角川書店(角川グループパブリッシング)

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☆あらすじ☆

20代後半のOL・さやかは、冬のおわりかけの休日前夜、自宅マンション前で、行き倒れたイケメン・イツキを拾ってしまう。
翌朝、彼は死亡直前の卵とタマネギを使って朝食を作り、さやかの胃袋をわしづかみにしてしまう。
そして、さやかは「もし、行く先ないんなら~ここにいない?」と提案し、二人の共同生活が始まる。
イツキは、住環境を保障される代わりに、生活費の管理を引き受け、料理・洗濯を引き受ける。
イツキの作る料理は、外食とコンビニ弁当とスーパーの惣菜に慣れてしまったさやかには、涙がでるほどおいしかった。
さらに、植物に詳しい彼は、二人で野草を摘んできて料理する、という楽しみをさやかに体験させる。
この生活が、ずっと続けばいいのに~と願うきもちと、いつか別れがくるかもという予感におびえるさやかの心。
二人の日々は、どうなるのだろう・・・。

~って、有川浩だもの。ハッピーエンドしかないでしょ(笑)
ストーリー展開もミエミエだし、超がつくほどベタ甘だけど、全然イヤじゃない。
イツキとさやかの幸せが、本当にうれしい。
できれば、この話の続編も読みたいくらい。

有川浩ワールド全開の一冊。大満足です、★★★★★
コメント (2)
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みみ

2009-08-28 17:28:44 | みみ・もも・ぎん・さんた・かい・なつ

みみ、9歳。

今朝、うさぎのみみが永眠しました。9歳でした。

夏前くらいから、ゲージを出るときに、段差をためらうようになりました。
戻るときに、ジャンプすると、後ろ足がゲージにかかることもありました。
「足腰が弱ってきてるから、踏み台がいるね。」と家族で話していました。
でも、それ以外は、元気で、毎日、大好きなごはんを残さず食べていました。

なのに、三日前、ツルツルすべるのか、木の床を歩けなくなり、急遽、ゲージの周囲にカーペットを敷きました。
「これなら歩けるね」と安心した次の日には、立つのがやっとになり、同じところをぐるぐる回るだけになり、はじめてごはんを残しました。
そして、昨日は、立つこともできなくなり、ごはんも食べず、水も自力では飲めなくなりました。

そして、夜明け前に、永眠しました。

2000年4月に、家族になったみみ。
8月にはももも家族に加わり、「おねえちゃん」と呼ばれるようになりました。
赤ちゃんももは、「はじめまして」のあいさつのとき、おねえちゃんに鼻パンチを受け、それ以来、身体が大きくなっても、みみにはかないませんでした。
ももにとって、強くて、かっこいいおねえちゃんの、みみでした。

みみの写真は、少ないです。動きが早いので、いつもピンボケになります。
4年近いブログのメモリーの中から見つけた、数少ない写真を見てくださいね。









3年前くらいのみみです。
本、コード、はっぱ、紙、木、などなど。かじれるものがあれば、必ずかじってました。
電話のコードをかじって、不通にしたこともあります。懐かしいなあ。

みみ、楽しい思い出をありがとう。
みみが大好きだったよ。

さよならは言わない。
みみは、私のこころの中で生きつづけるから。
ずっと、ずっと、大好きだよ。

大好きだよ。ありがとう

コメント (6)
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誘拐ラプソディ

2009-08-25 11:25:24 | 
誘拐ラプソディー (双葉文庫)
荻原 浩
双葉社

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☆あらすじ☆

伊達秀吉は、金なし家なし女なし、あるのは借金と前科だけのダメ人間。
金持ちのガキ・伝助との出会いを「人生一発逆転のチャンス?」とばかりに張り切ったものの、誘拐に成功はなし。
警察はおろか、ヤクザやチャイニーズマフィアにまで追われる羽目に。
しかも伝助との間に友情まで芽生えてしまう・・・。
はたして、史上最低の誘拐犯・秀吉に明日はあるのか?
(文庫・紹介文より)

この紹介文を読めば、物語の展開は想像できるのですが~秀吉のダメっぷりが、想像以上で笑えます。
伝助との会話もおもしろくて、ぐんぐん読めます。
ヤクザも、チャイニーズマフィアも出てきますが、もちろんハードな場面は全くなくて、ラストまで安心して読めます。

421P。あ~、おもしろかった!! 満足度、★★★★☆

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処暑

2009-08-24 20:34:54 | お花

待望の花芽♪

昨日は、処暑でした。そういえば、朝晩が、少し涼しくなってきたこの頃。
遅い梅雨明けのあと、高校野球に、女子バレーに、とテレビを見ていただけの夏だったような
新作の人形劇の制作も追い込みに入ってます。がんばらなくては


種まきあさがお。


種まきひまわりのつぼみも見えてきました♪


ミニトマトの実は、青いまま。


ようやく、ひとつだけ色づいてます。

種を撒いたのも、苗を植えたのも遅かったので、お花や実が楽しめるのは、9月になりそうです。
まあ、気長に待ちましょ


亜米利加朝顔のお花は、朝の楽しみ♪


地植えのランタナは、元気いっぱい!

残暑の中、皆さまも、体調など崩されませんように

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明暗

2009-08-20 23:33:07 | 日記


いつの頃からか、高校野球を見ると涙がでるようになりました。
選手たちが一生懸命にプレーをしているので、胸がいっぱいになり、泣いてしまうのです。
できるだけ高校野球は見ないように。
見るときは感情移入しないように気をつけて~なんて思っていても、つい見てしまい、試合終了のサイレンの音が聞こえると、負けたチームの選手の姿にもらい泣きをしています。

今年の夏は、シュンの母校を応援するため、福岡の地区大会の準決勝と決勝の試合を見ました。
そして、甲子園の開幕試合、2回戦、3回戦の試合を見ました。
ピッチャー・納富くんの丁寧なピッチング、キャッチャー・河野くんの好リード。
強力な打線、エラーの少ない守り、一年生・三好くんの活躍。
さまざまな場面で感動しました。ほんとうに素晴らしいチームでした

なぜか、3回戦では、九国大付らしい野球ができずに、帝京高校に4対3で敗れてしまいました。
サヨナラの瞬間、納富くんはマウンド上で、顔をグラブで覆い泣き崩れていました。
その姿に、私も、またもらい泣きでした

納富くん、ありがとう。納富くんのピッチングを覚えておくからね。
またどこかで、野球をする納富くんに会えるといいな。
九国大付のメンバー、ありがとう。この夏の試合を忘れないからね。
きっと、これからも、高校野球を見て泣いてしまうだろうけど、この夏の涙は特別だったよ。
本当にありがとう。



2009.8.21 追記

今日、職場から帰宅する途中で、ランニング中の野球部員に遭遇。
その中に、テレビで見ていた4番打者・2年生の榎本葵くんの姿が
もう練習が始まってるんだね。がんばれ~

コメント (4)
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