初の小川洋子作品~
「ぼくの記憶は80分しかもたない」背広の袖に留められたメモ。この背広を着ているのは、数論専門の元大学教師、64歳。彼は47歳のとき、交通事故にあい、脳に回復不能のダメージを受け、記憶障害者となる。
彼のもとに派遣された家政婦は、10歳の息子とともに、博士との時間を共有していく。それは、数字をこよなく愛する博士に、二人が寄り添う暖かい時間であった。
数学って、聞いただけで、なんとなく敬遠してしまいがちな作品を手にしたのは、映画化で話題になっていたから。深津絵里さんが好きだから。
第一回本屋大賞~にも、惹かれました。
~読んでいて、映像が浮かんでくる作品でした。
博士役は、寺尾聰より、もう少し年上の役者をイメージしたけど、ふかっちゃんはピッタリ!!
いしいしんじの「麦ふみクーツェ」にも、素数で頭がいっぱいの数学者がでてたので、数学って、魅力溢れる学問なのかな?と思い、なんだか、興味が出てきたぞ~と、図書館で「はじめまして数学1,2」を借りてきました。あら、びっくり。本書の参考文献でした。
実はね、小学生のとき、算数の「考えましょう」という単元が大好きでした。
つるかめ算や流水算など、教科書以外の問題を捜しては解くのに夢中だった、あの頃を思い出しました。
でも、中学で、関数に出会い、数学とは決別。高校で、三角関数に敗北宣言して以来、数学とは無縁の日々でした。
でも、この作品を読んで、数学&数字って、おもしろいかも?と改めて思いました。
記憶障害の博士は、数学者としての成功はなかったかもしれません。
でも、その生涯を数学に捧げることができて、幸せだったのでは。
この作品は、ハッピーエンドの作品です。
本も楽しめるし、映画も楽しめる~ことでしょう。
★★★★☆
「ぼくの記憶は80分しかもたない」背広の袖に留められたメモ。この背広を着ているのは、数論専門の元大学教師、64歳。彼は47歳のとき、交通事故にあい、脳に回復不能のダメージを受け、記憶障害者となる。
彼のもとに派遣された家政婦は、10歳の息子とともに、博士との時間を共有していく。それは、数字をこよなく愛する博士に、二人が寄り添う暖かい時間であった。
数学って、聞いただけで、なんとなく敬遠してしまいがちな作品を手にしたのは、映画化で話題になっていたから。深津絵里さんが好きだから。
第一回本屋大賞~にも、惹かれました。
~読んでいて、映像が浮かんでくる作品でした。
博士役は、寺尾聰より、もう少し年上の役者をイメージしたけど、ふかっちゃんはピッタリ!!
いしいしんじの「麦ふみクーツェ」にも、素数で頭がいっぱいの数学者がでてたので、数学って、魅力溢れる学問なのかな?と思い、なんだか、興味が出てきたぞ~と、図書館で「はじめまして数学1,2」を借りてきました。あら、びっくり。本書の参考文献でした。
実はね、小学生のとき、算数の「考えましょう」という単元が大好きでした。
つるかめ算や流水算など、教科書以外の問題を捜しては解くのに夢中だった、あの頃を思い出しました。
でも、中学で、関数に出会い、数学とは決別。高校で、三角関数に敗北宣言して以来、数学とは無縁の日々でした。
でも、この作品を読んで、数学&数字って、おもしろいかも?と改めて思いました。
記憶障害の博士は、数学者としての成功はなかったかもしれません。
でも、その生涯を数学に捧げることができて、幸せだったのでは。
この作品は、ハッピーエンドの作品です。
本も楽しめるし、映画も楽しめる~ことでしょう。
★★★★☆
でも、博士の愛した数式 は読んでみたいと思っていたので、今度読んでみます。
小川洋子さんは前に岡山在住の作家だったので、興味ありました。妊娠カレンダーしか読んでなかったのですが・・・。今はたぶん兵庫県在住だと思う。
今度、2月に子宮筋腫の手術をすることになるので、入院中と自宅療養中には、長編小説を読もうと楽しみにしています。読まずにためていた本をたくさん持って入院したいと思っています。おすすめの本があれば教えてね
数学になってからは、さっぱりでしたけど。
算数の問題を考える時間が楽しかったんだ~と思います。
この作品は、博士は、そのことを思い出させてくれました。
自分の頭で考える~それが大事なんだよね。数学に限らず。答えを自ら導きだすこと~それって、生きる力だものね。
マックは、来月入院するんだね。
手術~しんどいよね。
家族の心配もあると思うけど、入院してる間は、ゆっくりと、心とからだを休めてくださいね。
高校生の娘、中学生の息子もさり気に読み始めました。ちなみに彼らの一番得意とするものは、なんと数学なのです・・・(父に似た?)。人を思う気持ちをいっぱいうけとってほしいと思いました。
昨年はいろいろお世話になりました。今年もよろしゅう・・・に。ブログ楽しみにしてます。
数学が得意の子どもたち~羨ましいです
小川洋子さんの作品は、初めて。ブログを始めてから、少し読書の幅が広がりました。読みたい作家さんが次々にでてくるのです
今は、島本理生さんの「ナラタージュ」を読んでます。井坂幸太郎さんも読んでみた~い!
こちらこそ、今年もよろしゅう。
ブログにも、どんどん遊びにきてくださいね。