あおぞらブログ

発達障害やグレーゾーンなど、ちょっと個性の強いお子さんのパパママを応援する「パパママサポート あおぞら」です。

講演会を終えて

2013-02-16 23:34:16 | スタッフのひとりごと
今日は
『「困った子」への理解と支援』講演会でした。

今年度スタートしたばかりの私たちの活動で
一番大きなイベントでした。
なので
人が集まるのか
進行はスムーズにいくのかと
不安があったのですが、
たくさんの方にお越しいただき、
時間通りに無事終えることもでき、
本当に感謝でいっぱいです。

ありがとうございました



「困った子」は「困っている子」。


周りから見て「困った子」は
周りと同じようにできず「困っている子」かもしれない。

その「困っている子」への適切な支援が分からないと
周りも「困った」ことになりうる。

そうならないために
それぞれに違う“苦手さ”への適切な支援ができるよう、
“苦手さ”のタイプを分類する。

それが、障がいに名前をつける意味。

診断を受け、発達障がいであると言われることは
決してその子を
「〇〇ができない子」と決め付けたり
“障がい者”というレッテルを貼ったりするためのものではない、

今日の講演のスタートでお話がありました。



私が
長男の診断を受けて
ADHDであると分かった時の
なんとも言いようのない安堵感を思い出しました。


何度言っても分からないのは
この子が悪いわけでも
私が悪いわけでもないんだ、
伝え方、教え方が間違っていたんだ、
この子には
別の伝え方が必要なんだ・・・。


小学4年生、
今までの私の
「この年齢ならこれができるべき」
「こう言えば伝わるはず」
という考え方をすべてリセット、
ゼロからの育児でした。



といって
それからすぐに効果が現れたわけではなく
それまで以上に大変な育児となりましたが
今、振り返れば、
本が書けるほどエピソード満載。
息子とはまるで
ともに闘ってくぐりぬけてきた“戦友”です。


あ、まだ次男とは
闘いの真っ最中ですが


今日の講演をお聴きになった方も
“障がい”という名前に囚われないでいただきたいです。

子どもさんとの関わりが
「難しい」から「面白い」に変わる時を
楽しみにして育てていただきたいです。


育児は育自。


お子さんとともに
お父さんお母さんも育ちます。


そんなお父さんお母さんを
周りの方々もどうぞ
温かく支えてください。


周りの方々にできる最大の「支援」は
「理解」です。


ちょっと見方を変えるだけで
その子の世界も
お父さんお母さんの世界も
またご自分の世界も
大きく広がるはずです






今年度最後のイベントは
3月12日(火)午前10時~
第5回パパママ交流会です。



詳細は後日・・・



本日ご参加くださった皆さん、
応援してくださった皆さん、
お手伝いしてくださった皆さん、
講師の先生、
場所を提供してくださったふれあいセンターさま、
後援くださった小牧市および小牧市教育委員会さま、
本当にありがとうございました

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