あおぞらブログ

発達障害やグレーゾーンなど、ちょっと個性の強いお子さんのパパママを応援する「パパママサポート あおぞら」です。

交流会

2012-02-15 17:02:30 | スタッフのひとりごと
先日、
市の心身障害児通園施設に通うお子さんを持つお母さまと
時を近くして2度も、
交流の場をもつことができました。


1回目は
現在通園中のお子さんのお母さま。


2回目は
通園中か、園のOBのお子さんのお母さま。




1回目は5人のお母さまで
スタッフ6人とお互いに自己紹介をしましたが、
2回目は
OBの会の主催に参加させていただき
20人近い(これにはビックリ!)お母さま方との交流でした。





これから小学校に通う年齢のお子さんの親御さんなら誰でも
小学校は未知の世界。


そのうえ
なんらかの遅れや障がいがあるとなれば
その不安はとても大きなものだと思います。


「支援学級とはどんなところか」

「支援学級への偏見はないか」

「普通学級への移行はできるか」

「登下校が心配」

「宿題ができなくて困る」




また、日常生活では

「つい叩いてしまう」

「良い接し方はないか」

「お友達との関係はどうか」

「きょうだいとの関係は」


などなどの質問をいただき。



どれも
その道をちょっと前に通ってきた私たちには
ウンウン、と
大きく頷くことばかり。



私たちも
不安で心配でたまらなかったし
悩んで泣いて苦しんできたんです。






障がいの診断名は同じでも
顔や指紋と同じように
性格やタイプは十人十色。


こうすれば大丈夫、
とか
こうした方がいい、
というアドバイスはできないけれど

うちの子の時はこうだった、
うちはこういうことをやってみた、
という
経験談をお話ししました。






先が見えなかったお母さまには
一筋でも光が見えてくれたかな。






先に終えた交流会では
アンケートをお配りしていたので
その回答もいただけました。


その中で


「ふつうのママ友と話をするのでは聞けないことを聞けた」


「就学に向けて不安が募っていたが、皆さんの笑顔を見て、
私もほっとできる時期がくると分かり、安心できた」


という
私たちがこのサークルを立ち上げた理由にもなった言葉を
お聞きすることができました。



また


「みんなに発達障がいについて知ってもらいたい。
偏見をもっている人が多すぎる」


という切なる声も。





そうなんです。



発達障がいは
目に見えない障がいなだけに
理解されにくい、誤解されやすいんです。






皆さんの周りで

「困った子」

と言われているお子さんは
本当は

「困っている子」


なのかもしれません。


そしてそのお母さまも
とっても困っていることでしょう。





2回目の交流会では
すべてのお母さまのお話を聞くことは
できませんでしたが
きっと
困っていること、話したいこと、心配なことがあるはず。




またぜひ
こういう機会をもちたいな、
と思っています。



「あおぞら」にとって
大きな一歩となる交流会でした。

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