葬儀司会「青柳司会事務所」ブログ

葬儀司会歴20年以上の青柳(あおやぎ)がお送りする
仕事の日々や寺社仏閣参拝のブログ。

寄せ波となった8月

2019年08月31日 | 司会業
北は村上市、南は田上町までお仕事に奔走した8月となりました。
先月、お仕事が落ち着いていたのは前触れのようなものでした…

前々職から現在までずっと感じていることですが、この業界は波のようなのです。
1年のうち、仕事が入らない月がどうしても1~2カ月出てきます。
大抵、そういうときは「引き波」。
あまり良いことではないのですが、その後にビッグウェーブがやってくることが多いです。
今回も7月が「引き波」、8月が「寄せ波」となりました。

________________

そんな込み合う中、今月は某式場・ご会食時のご遺族ご挨拶の場面にて…
「母さん、今までありがとう」と喪主様がご遺影に語りかけるお姿に立ち合いました。
皆様も涙目で、私も心にくるものがありました。

「人が亡くなっているのに良い葬儀ってなんだろう」という声をネットで見かけたことがあります。
お年を召した方がお亡くなりになると、和やかなご葬儀になることが多いです。
そんなときに、亡くなられた方を中心とした縁の輪や、思い出などの心の和を一体となって感じるからこそ、
「良いご葬儀だった」と感じるのかなと思っています。
こんな風に感謝の気持ちを伝えることも、普段なかなか出来ない方が多いから、自分を投影して「良かった」と思うのかもしれませんね。

「葬儀というのは、故人から残された人へ授けられた、最後の試練」と仰る宮司様がおりました。
「私が居なくてもしっかり皆さんをおもてなししなさいよ」という意味で…と。
ご葬儀は、残された皆様の心の整理のためにも施行することをお勧めします。
それは先述した 自分がしっかりする為の試練だったり、永遠の決別へのけじめだったり、感謝の気持ちを伝える場だったりと様々です。

この仕事をしていると、なるべく生きているうちに感謝の気持ちは伝えるようになりますけれどもね。
人生一度きり。再会できることは当たり前じゃないことを忘れている方も多いです。私もそうでした。
悔いのないよう、精一杯生きましょう。

________________


懸命にこなす仕事の合間にも…
お盆でお墓参りに行ったり、高校時代の友人たちとお話したり、
温泉旅行があり(主人が1か月遅れの誕生祝いで招待してくれました!)
プールにも海水浴にも行けて、忙しくも色んなものを戴けたり、楽しく過ごせた一カ月でした。

ただ、忙しくなった為に自分の食生活だけ手抜きし始めてしまい…
仕事の合間にコンビニで揚げ鶏やたこ焼き、カフェのタピオカドリンクを口にすることも。
筋トレをする余裕もなかったので、ちょっとお腹周りがいつも以上に気になってきました。
9月は今のところゆったりな予定なので、筋トレ頑張ろうかな…と思案中。

今月も有難うございました。9月もどうぞよろしくお願い致します。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 誕生日と ご命日 | トップ | CMナレーター講習会イベント&... »
最新の画像もっと見る

司会業」カテゴリの最新記事