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モダン・ジャズの分類について

2010-12-13 18:52:04 | 日記
ウィキペディア参照
なかなか分かり難いと思うので参考にして下さい

モダン・ジャズ (Modern Jazz)1940年ビバップから、1960年終までのジャズの総称

1-ビバップ
bebop) とは、1940年代初期に成立したとされる、ジャズの一形態
最初に決まったテーマを演奏した後、コード進行に沿った形でアドリブを
順番に行う形式

※ビ・バップの代表的なアーティスト
チャーリー・パーカー (1920-1955)
ディジー・ガレスピー (1917-1993)
ファッツ・ナヴァロ (1923-1950)
ケニー・クラーク (1914-1985)
バド・パウエル (1924-1966)
セロニアス・モンク (1917-1982)
ジミー・スミス (1925-2005)
ケニー・バレル (1931-)
レッド・ガーランド (1923-1984)

2-クール・ジャズ
 クール・ジャズ (Cool Jazz) とは、ビバップの反動として1940年代後半に生まれた、白人 寄りの傾向をもつジャズのジャンル
 ビバップが黒人のためのジャズであるのに対し、クール・ジャズは白人による白人のための ジャズと言われていますが、創始者はマイルス・デイヴィスと言われ、彼のアルバムクール の誕生 (Birth of the Cool)がその起源とされている 
 レニー・トリスターノ (1919-1978)

※クール・ジャズの代表的なアーティスト
 リー・コニッツ (1927-)
 スタン・ゲッツ (1927-1991)
 ジョージ・シアリング (1919-)
 ジェリー・マリガン (1927-1996)
 ウォーン・マーシュ (1927-1987)
 ギル・エヴァンス (1912-1988)

3-ウエストコースト・ジャズ
 ウエストコースト・ジャズ(West Coast Jazz)は、1950年代、アメリカ合衆国ロサンゼル スを中心とする、アメリカ西海岸一帯で演奏されていたジャズの総称
 1940年代から1950年代にかけて白人ビッグバンドのスタン・ケントン楽団とウディ・ハーマ ン楽団で活動し、のち独立したミュージシャンでこのカテゴリーに分類される者が多い。

※代表的なアーティスト
 シェリー・マン
 ジェリー・マリガン
 チェット・ベイカー
 デイヴ・ブルーベック
 ポール・デスモンド
 ラス・フリーマン
 ビル・パーキンス
 リッチー・カミューカ
 バド・シャンク
 チャーリー・マリアーノ
 ジャック・シェルドン
 ボブ・ブルックマイヤー
 ショーティー・ロジャース
 ソニー・クリス
 チコ・ハミルトン
 ジミー・ボンド
 ローレンス・マラブル
 ジョー・モンドラゴン
 フィル・アーソ
 カール・パーキンス
 ビル・フッド
 ジミー・ジェフリー
 ジャック・モントローズ
 ボブ・ゴードン
 パーシー・ヒース
 メル・ルイス
 ローリンド・アルメイダ
 リチャード・ツワージク
 リロイ・ビネガー
 アート・ペッパー
 
4-ハード・バップ
 ハード・バップ (Hard bop) は、モダン・ジャズの一つ。アメリカ東海岸で、1950年代半ば をピークに1960年代まで続いたスタイル。
 ビバップの発展過程での揺り戻し ビバップの伝統の上に、ウエストコースト・ジャズの混 在状態を経て、様々な音楽を取り入れて成立、黒人のブルースフィーリングを熱く押し出し たものと様々な形容がなされている

 また、ハード・バップはアフロ・キューバン/ラテン音楽の要素、とりわけルンバやマンボ 等を取り入れて、ラテン・ジャズへと発展していく。特にハード・バップで演奏されるもの はアフロ・キューバン・ジャズといわれることが多い。

※ハード・バップの代表的なアーティスト
 マイルス・デイヴィス (1926-1991)
 マックス・ローチ (1924-2007)
 ジョン・ルイス (1920-2001)
 クリフォード・ブラウン (1930-1956)
 リー・モーガン (1938-1972)
 ソニー・ロリンズ (1929-)
 ジョニー・グリフィン (1928-2008)
 エルビン・ジョーンズ (1927-2004)
 ドナルド・バード (1932-)
 ポール・チェンバース (1935-1969)
 トミー・フラナガン (1930-2001)
 トシコ・アキヨシ(穐吉敏子、秋吉敏子)(1929-)


5-モード・ジャズ
 モード・ジャズあるいはモーダル・ジャズ(Modal Jazz)は、コード進行よりもモード (旋 法)を用いて演奏されるジャズ。モダン・ジャズのサブ・ジャンルのひとつである。
 コード進行を主体とせず、モードに基づく旋律による進行に切り替えたものが、モード・ジ ャズである
 欠点は、コード進行によるバッキングやメロディーによる劇的な進行がない事である。曲の 流れや使用されるモード、キーや基音を念頭に置かないとただのスケール練習のような演奏 になったり、だらだらとソロの垂れ流しになったりする傾向にある。また、コードに単には めこむだけだと違和感のあるモードもあり、それまでのジャズでの音階のバリエーションと ほとんど変らない結果となってしまう。

※成立に寄与したアーティスト
 マイルス・デイヴィスはモード・ジャズで商業的に最も成功したアーティストであり、アル バムカインド・オブ・ブルーはモード・ジャズの可能性を追究した。 そのセッションに参 加したアーティスト(テナー・サックス奏者のジョン・コルトレーン、アルト・サックス奏 者のキャノンボール・アダレイ、ピアニストのビル・エヴァンスとウィントン・ケリー、ベ ーシストのポール・チェンバース、ドラマーのジミー・コブ)のうちコルトレーンは1960年 代を通してモーダルな即興演奏を他の誰よりも深く追究した。


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