仙台で療育に通った記録

息子が仙台で療育に通った時の経験をまとめました。

初期療育を終えて

2020-11-30 12:27:00 | 日記
初期療育の3ヶ月間、
さまざまな思いを抱えて通いましたが、ケンが見違えるほど成長するようなことはあまりありませんでした。

これは初めに職員の方からも言われていて、どちらかと言うと親が子への理解を深め、接し方や考え方を考えたりアドバイスを受ける機会とのことでした。

私の場合は日常での困りごとはそんなになかったので、集団生活に向けてケンをどうサポートしてあげるとスムーズに進むかという視点がしっかりした気がします。

通所施設に進むなら、ということでアーチルへの相談〜初期療育での様子をまとめたファイル(この先も追加していけるもの)ももらいました。この先幼稚園や小学校で提出すれば細かな説明が省けますよ、と言われましたが、正直今はあまり活用してません。。笑

初期療育で知り合ったお友達と同じ通所施設(住んでいる場所で決められるそう)に通うことになったので、私としてはホッとしながらの初期療育終了でした。



通所施設の見学

2020-11-27 00:34:00 | 日記
正式に通所療育を申し込む前に施設の見学がありました。

アーチルの職員さんには、施設には身体障害などの子も通っているのでその旨理解して行ってくださいと言われ、どんな雰囲気なんだろうと少し不安な気持ちで行きました。

ただ実際行ってみると、とても明るくて雰囲気の良い施設(先生方)でした。
同じ時期に通う予定の保護者の皆さんとともに施設長から説明を受け少し雑談もしましたが、第一印象でも「この人たちとなら頑張れそう」と思えるようなメンバーでした。

私が説明を受けている間、ケンは先生たちが預かって遊んでくれました。
先生たちもとても気さくで、説明会終了後にはケンの様子の報告を受けながら「普段はどんなことで困ってますか?」など、日常の様子を話したりもしました。

ここに通うには市への提出書類などがあり、あくまで発達支援≠障害者支援という枠になるわけで、何とも言えない複雑な気持ちにもなりました。
夫はこの時点でも(というか今でも)ケンは普通の子だよ、という立場におり、葛藤葛藤でしたが、それでも幼稚園入園にむけてもう1ステップ入れてあげたい気持ちは揺らぎませんでした。



ケンの様子と進路

2020-11-25 14:15:00 | 日記
初期療育の教室にはケンの大好きな車のおもちゃがたくさんあったので、療育に通うこと自体は嫌ではなかった様子。

ただ、その日の活動が始まっても車で遊びたくてイヤイヤがあったり、全体の活動に集中できず歩き回ってしまうことがありました。
体操や体を使う遊びも好きなはずだけど、ルールや指示に従えないことも多々ありました。

進路決定については、職員さんはあくまで「どうしますか?」というスタンスでした。面談のなかでは想定される診断名をチラッと出されたりしましたが、通所療育に進むかどうかはあくまで家庭の判断に任せるようです。
実際、同時期に通っていたメンバーのうち、通所施設に進んだのは半分ほどでした。

ケンは言葉でのコミュニケーションにそこまで困難がないので、ギリギリまで迷いましたが、幼稚園入園前に集団の経験を増やしてあげたいと思い、通所療育に移行することにしました。

子どもの発達に悩む人

2020-11-24 13:30:00 | 日記
療育の話から少しそれますが、
私の周りには子どもの発達に悩みがある人が結構な数いました。

公園や児童館で知り合ったママには、落ち着きのなさや他害、こだわりの強さ、横目で物を見る、逆さバイバイなど…それぞれ違いましたが、みんな何かしら発達面(個性?特性?)での悩みがあった気がします。

高校時代の同級生にも「うちも〇〇(別の友達)の子も絶対グレーだわ」なんて言ってる子もいました。

私から見て「この子ちょっと怪しいな」と思っていた友達の子(失礼)は、入園後たくさん癇癪起こしたり、ひとり遊びばかりしていたり、運動会では座り込んだり踊らなかったり…でしたが、徐々に慣れていったようです。

私の周りだけかもしれませんが(類は友を呼ぶ?)、発達面で悩みのなさそうな子は数えるほどでした。
でもほとんどが療育などには通わず、それぞれ幼稚園に入園し生活しています。
ということは、グレーゾーンとも言われないほどの子まで含めると本当に発達や成長の仕方は人によって違って、日常に支障があるか、集団についていけるかがカギなのかなぁと思っています。持論でした。

初期療育での活動内容

2020-11-21 23:54:00 | 日記
毎回の活動の流れは前回の記事に書きましたが、そのなかの「中心となる活動」「母子分離活動」について少しまとめます。

中心となる活動は、毎回体を動かすものや簡単なルールがあるゲームなどでした。
仕方ないのだけれど、職員の人たちが毎回子どもの様子に目を光らせてて(指示に従えるか、ルールを理解して守れるか、おしまい=切り替えができるかなど)、面談などの時に「ケンくん何が嫌だったと思いますか?」と毎回突っ込まれるのが結構苦痛でした。苦笑

母子分離活動は、職員の方が子どもの発達について説明してくれたり、それぞれの悩み事を共有したり、先輩ママの体験談を聞いたりしました。
ここで通所療育の話も聞きましたが「通わずに幼稚園に入り、集団に適応できなくて退園になる子もいます」的なことを言われたのがすごく心に残り(それ半ば脅しやん、とも思いました)、今のところ日常生活にはそんなに支障はないけど、集団行動がニガテそうなケンも療育にもう少し通って集団生活の練習したほうがいいかなと思うようになりました。