王家の紋章」のキャラっす。
王家話をしたい訳でもなく本当はしつこく別作品に異議申し立てたいんだけどそれは上手く整理ついたら別にサイト立ち上げてでもと思うので、とりあえずその感情を上手くまとめる為にも「自分にとって受け入れ難いキャラ造形」についてまとめ始めて見ようかなと。
まず似たような引っかかり方をしているのがイズミル王子。
人気キャラなんだがその人気が全く納得いかない私。
その①「イズミル王子とメンフィス王」
彼はメンフィスと人気を分けているらしいが私にとってメンフィスとイズミルの差って「キャラ個性の差」じゃないんだ、どっちもヒロインキャロルに荒っぽく愛情表現する高貴な身分の美貌の男、しかしヒーロー(ヒロインの相手役)として許される範囲にメンフィスの行動は納まっているがイズミルは(私的に)完全に逸脱している。
最初にキャロルを拉致した時に鞭打ちの拷問を加えた所までは勿論OK(そういう立場だから)しかしその後キャロルに恋するわけだ、この時点から「恋する男」となる、そっから。
逃亡しようとしたキャロルの足元に槍を投げつけて止める、、、しっかり当てて負傷させていますな、ちなみに似たようなシチュエーション(逃げようとする女を槍
投げで止める)でメンフィスは当ててません、同じ乱暴な男、でもこの差は天地の差(漫画において)と感じる。
それから二人ともそれぞれキャロルに大怪我させてますが、、、
メンフィスは婚約中のキャロルが「顔も見たくない」と自分を拒んでもみあいになり「誤って」腕を骨折させてしまう。
その後心痛と後悔で荒れ狂い部屋で暴れてました。
一方イズミル。
恋人とされる男の元から誘拐してきた女に惚れた、惚れて可愛いと思っていたのに(あくまで一方的なものでキャロルの知ったことではなかろう)自分を騙した、裏切られたと激高し刃物を投げつけて瀕死の重傷を負わせる。
その後特に心を痛める様子も見せず「助かったか、、殺してしまったかと思ったが、、」とへらへら笑ってましたな。
とにかくイズミルの自己中無自覚自己陶酔っぷりはある意味すごくリアルだと思う、典型的ストーカーとして。
イズミル王子への引っかかりに関してはまだ続きます。
(いや別にイズミルを叩きたいわけでもないんだけど本命に行く前にわかり易い例として、、)
その②「イズミル王子とアルゴン王」
イズミルとアルゴン、人気キャラと悪役キャラ、純愛男と助平男。
しかし私からすればやってる事はなんも変わらん、違う所といえば自分が何をしているかを自覚していない男としている男の違いでしかない。
恋人の元からさらってきた女を手をつけようとする時拒んで叫ぶ女を前にして「何故だ、これ程清らかな愛を捧げる自分が拒まれるのは不当だ」と自分のした事を全く考慮せずにキレる男と自分を嫌って暴れる女の反応を当然のものとして笑って楽しむ男。
他人の女を拉致監禁強姦未遂、やってる事が同じならアルゴン王の方がはるかにまともじゃないか?(顔さえよけりゃいいの?)
山奥でひっそり暮らす妊婦を(知らんかったとはいえ)ひっさらって来て、いざ妊娠を知ったらこりゃヤバいと逃がす、相手を思って逃がしたというよりは都合が悪くなって放り出したとしか思えない、何しろ場所は国外の砂漠だ。
逃がすんなら隠れ住んでいた元の場所に帰してやれよ、無責任だな;
極めつけは逃がした(砂漠に放り出した)後のコイツの自己陶酔。
「ああ、私はそなたを愛するあまり今、、逃がす、、、。」
って薬で眠らせて折角さらってきた愛する女を逃がさなきゃならんかったてめぇの悲劇にひたすら大袈裟に酔いしれているこの気色悪さ(吐)
砂漠に一人放り出された妊婦の心痛や安全をハナクソ程も気にかけてないの、はっきり言ってこの変態君は終始こうだ。
やってる事の不当さは同じ。
それならプライドが無駄に高いナルシストより「俺は女好きで助平で悪党である」と自覚してる奴の方が余程いい。
その③「イズミル王子と吉良吉影」
三つ目 これこそが本当の理由
イズミルと共通項を感じるキャラクター「ジョジョの奇妙な冒険」の4部に登場する敵キャラ吉良吉影(きら よしかげ)
神経質で尊大で女性の「手」を偏愛する男
自分のスタンド(超能力)を使って女を殺して手首だけを持ち歩き、指輪買ってやったり話し掛けたりする変質者さん
いや何でこの人とイズミルが似てると思ったか
男に高価な宝石を貢がせながら影で男を馬鹿にしている美女を見かけた時の吉良の台詞「心は醜いが美しい顔と手を持った女だ、私が今から真実の愛を教えてあげるよ」(違ってたらすんません;コミックスが手元に無いもんで)
彼の言う「真実の愛」は無論殺して手首だけにして持ち歩く事
高飛車な性格の女(自分の嫌いなタイプの女)は汚らわしいと見下す、が、殺人鬼である自分の嗜好は真実の愛と嘯く、自分は愚かしくも汚らわしくもない特別な 汚れ無き高貴な愛の使者
キャロルがアルゴン王にレイプされかかって身を守る為に服毒自殺を図ったと知った時「ああ、、そなたのやることなすこと私の心を捕らえて離さぬ!」って;あの~?恋人のメンフィスの為に身を守ったわけで、あんたが襲っても結果は同じだって事は、、多分アタマに入ってないねこのお方;だから自分を拒む相手の意思は不当なもの、自分は特別なんだもん。(流産したキャロルに悪びれもせずまた付きまとってたし)
と言っても私は吉良さんの方は全然嫌いじゃない。
吉良の行動は作者が紛れも無い「異常者」のそれとして描いているから。
読者(彼のファンも結構いるらしい)も「この変さがしびれるよね~(笑)」というお約束の視点でいるから。
そのどちらにもズレを感じない、だから「そういうもの」としてフィクションを楽しめば良いだけ、前も書いたけど「フィクションに悪人を出すな」なんてこれっぽちも思ってないので。
イズミル描いてる作者の視点もファンの女性の視点も「彼は悲劇の純愛男」であってその行動が自己中だとは思っていない、そこが最大のズレ。
無差別犯罪者やらの世の中をなめ腐ったタワゴトを並べ立てた供述調書そのもののリアリティとそれらをよく理解して2次的に創作されたフィクションのリアリティは全くの別物と思うから。
王家話をしたい訳でもなく本当はしつこく別作品に異議申し立てたいんだけどそれは上手く整理ついたら別にサイト立ち上げてでもと思うので、とりあえずその感情を上手くまとめる為にも「自分にとって受け入れ難いキャラ造形」についてまとめ始めて見ようかなと。
まず似たような引っかかり方をしているのがイズミル王子。
人気キャラなんだがその人気が全く納得いかない私。
その①「イズミル王子とメンフィス王」
彼はメンフィスと人気を分けているらしいが私にとってメンフィスとイズミルの差って「キャラ個性の差」じゃないんだ、どっちもヒロインキャロルに荒っぽく愛情表現する高貴な身分の美貌の男、しかしヒーロー(ヒロインの相手役)として許される範囲にメンフィスの行動は納まっているがイズミルは(私的に)完全に逸脱している。
最初にキャロルを拉致した時に鞭打ちの拷問を加えた所までは勿論OK(そういう立場だから)しかしその後キャロルに恋するわけだ、この時点から「恋する男」となる、そっから。
逃亡しようとしたキャロルの足元に槍を投げつけて止める、、、しっかり当てて負傷させていますな、ちなみに似たようなシチュエーション(逃げようとする女を槍
投げで止める)でメンフィスは当ててません、同じ乱暴な男、でもこの差は天地の差(漫画において)と感じる。
それから二人ともそれぞれキャロルに大怪我させてますが、、、
メンフィスは婚約中のキャロルが「顔も見たくない」と自分を拒んでもみあいになり「誤って」腕を骨折させてしまう。
その後心痛と後悔で荒れ狂い部屋で暴れてました。
一方イズミル。
恋人とされる男の元から誘拐してきた女に惚れた、惚れて可愛いと思っていたのに(あくまで一方的なものでキャロルの知ったことではなかろう)自分を騙した、裏切られたと激高し刃物を投げつけて瀕死の重傷を負わせる。
その後特に心を痛める様子も見せず「助かったか、、殺してしまったかと思ったが、、」とへらへら笑ってましたな。
とにかくイズミルの自己中無自覚自己陶酔っぷりはある意味すごくリアルだと思う、典型的ストーカーとして。
イズミル王子への引っかかりに関してはまだ続きます。
(いや別にイズミルを叩きたいわけでもないんだけど本命に行く前にわかり易い例として、、)
その②「イズミル王子とアルゴン王」
イズミルとアルゴン、人気キャラと悪役キャラ、純愛男と助平男。
しかし私からすればやってる事はなんも変わらん、違う所といえば自分が何をしているかを自覚していない男としている男の違いでしかない。
恋人の元からさらってきた女を手をつけようとする時拒んで叫ぶ女を前にして「何故だ、これ程清らかな愛を捧げる自分が拒まれるのは不当だ」と自分のした事を全く考慮せずにキレる男と自分を嫌って暴れる女の反応を当然のものとして笑って楽しむ男。
他人の女を拉致監禁強姦未遂、やってる事が同じならアルゴン王の方がはるかにまともじゃないか?(顔さえよけりゃいいの?)
山奥でひっそり暮らす妊婦を(知らんかったとはいえ)ひっさらって来て、いざ妊娠を知ったらこりゃヤバいと逃がす、相手を思って逃がしたというよりは都合が悪くなって放り出したとしか思えない、何しろ場所は国外の砂漠だ。
逃がすんなら隠れ住んでいた元の場所に帰してやれよ、無責任だな;
極めつけは逃がした(砂漠に放り出した)後のコイツの自己陶酔。
「ああ、私はそなたを愛するあまり今、、逃がす、、、。」
って薬で眠らせて折角さらってきた愛する女を逃がさなきゃならんかったてめぇの悲劇にひたすら大袈裟に酔いしれているこの気色悪さ(吐)
砂漠に一人放り出された妊婦の心痛や安全をハナクソ程も気にかけてないの、はっきり言ってこの変態君は終始こうだ。
やってる事の不当さは同じ。
それならプライドが無駄に高いナルシストより「俺は女好きで助平で悪党である」と自覚してる奴の方が余程いい。
その③「イズミル王子と吉良吉影」
三つ目 これこそが本当の理由
イズミルと共通項を感じるキャラクター「ジョジョの奇妙な冒険」の4部に登場する敵キャラ吉良吉影(きら よしかげ)
神経質で尊大で女性の「手」を偏愛する男
自分のスタンド(超能力)を使って女を殺して手首だけを持ち歩き、指輪買ってやったり話し掛けたりする変質者さん
いや何でこの人とイズミルが似てると思ったか
男に高価な宝石を貢がせながら影で男を馬鹿にしている美女を見かけた時の吉良の台詞「心は醜いが美しい顔と手を持った女だ、私が今から真実の愛を教えてあげるよ」(違ってたらすんません;コミックスが手元に無いもんで)
彼の言う「真実の愛」は無論殺して手首だけにして持ち歩く事
高飛車な性格の女(自分の嫌いなタイプの女)は汚らわしいと見下す、が、殺人鬼である自分の嗜好は真実の愛と嘯く、自分は愚かしくも汚らわしくもない特別な 汚れ無き高貴な愛の使者
キャロルがアルゴン王にレイプされかかって身を守る為に服毒自殺を図ったと知った時「ああ、、そなたのやることなすこと私の心を捕らえて離さぬ!」って;あの~?恋人のメンフィスの為に身を守ったわけで、あんたが襲っても結果は同じだって事は、、多分アタマに入ってないねこのお方;だから自分を拒む相手の意思は不当なもの、自分は特別なんだもん。(流産したキャロルに悪びれもせずまた付きまとってたし)
と言っても私は吉良さんの方は全然嫌いじゃない。
吉良の行動は作者が紛れも無い「異常者」のそれとして描いているから。
読者(彼のファンも結構いるらしい)も「この変さがしびれるよね~(笑)」というお約束の視点でいるから。
そのどちらにもズレを感じない、だから「そういうもの」としてフィクションを楽しめば良いだけ、前も書いたけど「フィクションに悪人を出すな」なんてこれっぽちも思ってないので。
イズミル描いてる作者の視点もファンの女性の視点も「彼は悲劇の純愛男」であってその行動が自己中だとは思っていない、そこが最大のズレ。
無差別犯罪者やらの世の中をなめ腐ったタワゴトを並べ立てた供述調書そのもののリアリティとそれらをよく理解して2次的に創作されたフィクションのリアリティは全くの別物と思うから。
確かに自己陶酔野郎ですな。
イズミル苦手な人は他にも居たんですね(笑)
あの典型的ストーカー思考のキャラが何故女性読者の人気が高いのか、他のキャロル追っかけ男とどのへんに差があるのか私はサッパリ分からないのでした;
つか、正直他のストーカー達の方がまだ怖くない気さえするので;
自分だけかな?と思ってたアンチイズミルな方も多少はいらっしゃるようで安心しました(苦笑)
最近はまた全然読んでないのですが、やはり相変わらずみたいですね(笑)
キャロルに惚れる男って基本キャロルの気持ち考えてないですよね。
キャロルはメンフィスと相思相愛なのに
メンフィスを殺したらキャロルが
自分を好きになってくれると思ってる勘違いヤローが多い。
その中でも1番秀でての頭おかしいレベルNo.1の
イズミルはもー全てがイライラします。
なんかもう見てたら気色が悪くなります
あんなに拒否られてるのに…メンフィス居なくなったら
俺はキャロルに好かれるって思ってるとこが
鳥肌がたちます。笑
王家は正直近年殆ど読んでないんですが、キャロルを純粋に「獲物」として狙ってる層の方が「自称純愛層」よりキモくないんですよね。
他人の妻を狙うのに拒否られて発狂とかどうなんだと思います。
でも本文にも書いた通り、彼らへの拒否感の一番の原因は細川先生のスタンスなんですよ。
あれを悲恋の二枚目として描くスタンスでなく、あくまで勘違い系の悪役として描写してくれていれば抵抗無いんですけど…
なぜイズミル"派"などというものがあるのか理解できないほどに
イズミル王子が嫌いです。
ストーカー粘着気質のイズミル王子のもとへ連れて行こうとするルカも必然的に大嫌いです。
十年以上前の投稿に何故か沢山コメント頂いてます(笑)
ルカも旦那の側が一番幸せ、って言うキャロルの意志をずっと間近で見てるんだし「ルカ助けてー!」って叫ばれて心を痛める良心があるならもう諦めろよって感じですね。
同じストーカーでも「自分は悪役だ」って理解してるアルゴンの方がやはり潔い分マトモな気がします。