あおいほしのミュージックライフ

ミュージシャンあおいほし(青井保志)の音楽活動や楽器や音楽観をつれづれなるままに書いています。

Ibanez AG95 購入物語

2018-10-14 03:03:40 | 楽器

(下記の記事は 2017.08.02 の記事です。)

IbanezのホロウタイプフルアコギターAG95が気になっている。

というか、購入する前提で検討している。

検討の中で調べた情報をメモ代わりにここに掲載しておきたい。

 

AG95はこんなギター

 

 

ギター本体胴の中が空洞になっていて、いわゆるフルホロウあるいはフルアコと呼ばれる類のギター。

ギターに詳しくない方は、「それって当たり前じゃない?」と思われるかもしれないが、実は現代のエレキギターのこういったタイプの多くはセンターブロックと呼ばれるブロック材がネック~ピックアップ~ブリッジ~テールピースの下部に一本の胴材として入れてある。これはソリッドギターの特性を取り入れてハウリングを防止するというのが大きな目的であるが、反面ギターの重さが重くなる。

このあたり詳しくは このサイト を参照ください。

 

このギターは昔ながらのホローボディー、いわゆる中空の胴だ。胴が中空だから弦の張力のかかる部分、すなわちテールピースを胴体に固定できない。だからブランコ型テールピースと呼ばれるものが使われる。

 

さて、同じAG95であるが、こういったデザインのものもある。

 

 

 

前記のものとの違いは分かるだろうか?

大雑把に言うと以下の点でデザイン上異なっている。

分かりやすいように写真を掲載する。

 

 

 

上記のように違いがある。

もうひとつ大きな相違点はピックアップの種類。これは後で述べる。

私の欲しいのは左側、つまり旧型のデザインが欲しいのである。

旧型だから、現在の新品を打っている楽器店にはほぼ無い。(大量在庫をしている店は別だが)

だから自ずと中古販売もしくはオークションのようなサイトでの購入しかないが、そういったところに出ているかどうかも疑問のくらいマニアックな話だ(笑)

 

さて、本題に入る(・・・って、まだ本題じゃなかった!?)

 

AG95は大きく言って現在3タイプがある。

 

①2012年までの製造

 ・上記比較写真の左側デザイン(テールピースがVT-100)

 ・ピックアップがACH1およびACH1が使われている

 

②2013年~2014年の製造

 ・上記比較写真の右側デザイン(テールピースがVT-06)

 ・ピックアップがSuper 58 Customが使われている

 

③2015年以降の製造(現時点2017年まで)

 ・上記比較写真の右側デザイン

 ・ピックアップがSuper 58が使われている。

 

比較写真の右側と左側のデザイン違いは一目で分かる。

しかし、ピックアップの違いは見た目では分からない。

ACH1とSuper 58 CustomとSuper 58の違いをメーカーに聞いてみた。

以下のような回答を得た。

 

●ACH1

Super 58と設計思想は同じであるが、製造工場が違う。また巻き線の数も違う。

 

●Super 58 Custom

Super 58に比べて出力が高い。

 

●Super 58

現在のIbanez標準ピックアップとなっている。

 

これらを考えると、音的には2013年~2014年製造モデルが欲しい。

しかしデザインからすると2012年までの製造モデルが欲しい。

う~ん、悩ましいところだ。



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