未来は白紙だって
今の自分が未来をつくるって
希望に満ちて聞こえた。
今の自分の努力で未来が変わる。
白紙の未来を信じて
未来を模索して
できる努力を続け
正しいと思う道を進み
頑張ってきて
でも
もう何をすれば事態が変わるのか
分からなくて
途方にくれて
未来が白紙であることが
不安に変わっていった。
それでも導かれるままに進み続けて
右なのか左なのか不安な選択を続けて
やっとたどり着いたここで
心に浮かんだのが
「未来は決まっていて、それに導かれている」
だから間違った選択なんて存在しない。
すべては必然的に現れている。
幸せも不幸も設定通りのストーリーに従って進んでいく。
何のために?
設定通りに生ききった魂が
この人生のストーリーを味わい尽くすこと。
幸せなとき
何に気づいたか?
辛いとき
どう自分を励ましたか?
日々の生活をどう過ごしたか?
ひとりひとりのストーリーがある。
だから
ひとりひとりの世界があって
ひとりひとりの宇宙がある。
だから
この世は私ひとりの世界
私ひとりボッチの宇宙。
「天上天下唯我独尊」
お釈迦さまの言葉を思い出した。
人生は阿弥陀クジ
始めの線を決めてから
どこへ行くのか決まっている。
ここにもリンクする阿弥陀さま。
大いに迷い、悩んで
無駄な努力もやったらいい
失敗もしたらいい
正しいも間違っているもなく
どっちを選んだつもりでも
それは必然的に選択されていく。
だから
努力を惜しまず
やろうと思ったことを
素直にやったらいい。
気負うことがなくなる。
輝かしいのか闇なのかの人生ではなくて
この人生を味わい尽くすための
詳細な行程表ありの
行先がありきの旅だ。
幸せが続かないのも
不幸が続かないのも
単調な旅はつまらないから
いろいろとオプション付けちゃったんだろう。
そう思うと
旅の終着地にたったとき
きっと
面白い旅だったと思える気がしてきた。
地球だって
シナリオ通りの未来に導かれているのだから
世界の情勢をみて
どうしょうもない出来事に
心を揺さぶられて取り乱すことはない。
静観して考えられる。
それぞれの人生を生きているのだから。