パソコン人生(VAIOと共に・・・)

パソコン(VAIO)の活用法

丸5年以上経過したモデル/VAIO

2011-03-04 12:50:49 | Weblog

丸5年以上経過したモデル/VAIO


今度の患者さんは、VAIO type V(VGC-VA170B)

VAIO

VGC-VA170Bは、2005年10月発売のモデルなので、丸5年以上経過したモデル。
http://vcl.vaio.sony.co.jp/support/pcom/vgc-va170b.html

最近のボードPCと比べると奥行きがあり、ずんぐりむっくりであるが、当時としては一体型パソコンであること自体がウリだった。
キーボードが本体下に収納できるのも面白かったし、キーボード&マウスがワイヤレスと、当時としてはなかなかシャレたモデル。

今回のトラブルは、ハードディスクが不調ということで、ハードディスク交換を含むリカバリー作業。
発売から5年以上となれば、ハードディスクが故障してもおかしくない時期なので、安全を考えて、新品のハードディスクへ交換する。
せっかくなので、160GBから500GBのハードディスクに容量アップ。価格も値打ちになってきたことだし。

さてさて、外装を外していく。

VAIO

むー。年相応のホコリが。
病院で使用されていたバイオとのことなので、5年にしては少ない方かもしれない。
一般家庭の、それもリビングで使用されるパソコンは、洗濯物やら衣類やらのホコリで、もっとホコリだらけになることが多い。
(ファンがホコリで詰まって、回転しなくなったものも見たことがある!)

とはいえ、病院のようなキレイな場所での使用でも、このくらいのホコリは溜まるよ、という事例としては参考になる写真だと思う。

VAIO

ファンの部分。この奥に2つのファンがある。

VAIO

金属のプレートを外すと、ファンがコンニチワ。
5年分の汚れとしてみれば、まぁきれいな方か。

VAIO

ファンを取り外し、裏側。そこそこの汚れ。
砂ぼこりのような汚れは、掃除機用のブラシ付きアダプターを使って、丁寧に吸う。

VAIO

ファンを取り外すと、放熱フィンが見えてくる。
そこそこホコリが詰まっている。丁寧に掃除する。

VAIO

はい、スッキリ。

VAIO

お掃除したら、組み付け。キレイになったね。

パソコンに詳しくなくても、キレイになった写真を見れば、

「よく分らないけど、ちゃんと風が通って冷えそうだ」

と思ってもらえるだろう。
パソコンは涼しいのが大切。

次、USB端子を見てみよう。

VAIO

ホコリ詰まってる。

このままUSBケーブルをつないだら大変だ。
ホコリを奥へ押し込んでしまう。接触不良や、端子の破損になりかねない。

ここも丁寧にお掃除。

VAIO

はい、キレイになった。

端子の外側の金属には、うっすら白い斑点が。
これは酸化によるものだろう。
設置場所にもよるが、5年もすれば、パソコン部品がところどころサビてくる。

ほかの部分も、細かい部分はブラシで吸い取り、手が入らない内部は、ブロワーで全体的にホコリを飛ばした。

掃除だけでも、ホコリが除去されることで放熱効果がよみがえり、パソコンの動作が安定する。

VAIO

さて、今回のメイン作業、ハードディスク交換。

一体型なので、先ほどのファンまでたどり着くには、結構な数のネジを外す必要がある。

ハードディスク交換に限れば、一応コネクタ部分と、ハードディスクブラケットは少ないネジで外せるようになっている。
ありがたや。

VAIO

ハードディスクブラケットを外すと、2台のSATAハードディスクがあった。
(160GB×2台)

Cドライブとして動いていたものを新品の500GBに交換し、リカバリーディスクを使用してリカバリーをかけた。

その後、アプリケーションリカバリー、Windows Update、VAIO Update、普段使わない常駐アプリの起動停止、タスクトレイアイコンの非表示、不使用アプリのアンインストールなどを行い、通常使用において重くならないように仕上げた。

5年以上前のモデルであり、OSもWindows XPなので、この先何年も長持ちさせるのは厳しいかもしれないが、とりあえず新品のハードディスクに交換したことで、ほかのパーツが持つうちは大丈夫だろう。

病院での使用とのことで、XPでないと動作しないソフトがあるとのこと。
業務用で使うパソコンやアプリケーションソフトは、安定動作が一番なので、XPパソコンの需要はまだまだ高い。

できるだけ長くトラブルなく働いてくれることを祈る!

VAIO

VAIO お買い得情報 → VAIO