ロゴス ≒ セナトゥス

2004年12月25日午後5時30分より"冬休み1時間スペシャル"の放映も決定した
SEED-Dですが、フレアと聞くと「デリンジャー現象」が喚起される所です。

今日は「PHASE-05 癒えぬ傷痕」というタイトルでした。ガンダムらしいと言うべき
なのかコロニー落しならぬユニウス落し事件が発生しました。アヴァンからの描写
を見る限りにおいては、本件の主犯はプラント関係者と推測されます。端的に言う
ならばプラントの反主流派若しくは過激派という感じでしょうか。言わずもがな
あれ程の大質量体が地球に落下した場合は被害甚大です。従ってあのまま落下
しないであろうことは想像に難くない所です。なぜなら話が終わってしまうので。
何れにせよやはりプラント側も一枚岩では無いと言えそうです。

そんなことが起こっているとはつゆ知らずデュランダル議長とグラディス艦長は
相当仲が良さそうな気配を炸裂させていました。前に"デュランダル"は『ローラン
が持っていた伝説の剣』であることを書きましたが、"グラディス"というのは
ラテン語で『剣』を意味する言葉です。この2人はこの剣つながりだから仲が良い
のかもしれません。それはさておきその後カガリに状況を説明し、ミネルバもその
宙域に向かうことになった次第です。

そのカガリはまたしてもシン達とやらかしていました。どうもこの2人を見ていると
"シスコン vs ファザコン"な様相がする所です。どうしても前作との関係上
カガリに支援砲火をしたくなります。恐らくシンも今後で何らか形でこの問題には
決着をつけて一回り成長する所が描かれると思う次第です。まだ当分の間は
"オーブアレルギー"全開でしょう。ルナマリアにアスランが言っていた様に
カガリにしても父親などを失っていることは事実です。彼女なりに頑張っている訳
なのですがまだまだ精進が必要な所でしょうか。

一方地球の方はムルタ・アズラエル亡き後のブルーコスモス新盟主ロード・ジブ
リールがなにやらズンツァ（爺ちゃん）連中相手にやたらデマゴーグチックな演説
をしていました。例のプランというのが少々気になる所ですが、詳細は不明。
あのズンツァ連中はエンディングで「ロゴス」と表記されていたのでつまりロゴス
という名称の秘密結社っぽい組織だと私は判断した次第です。フィクサー臭が
プンプンするのですが、本件においては関与していない模様です。いくらなんでも
自分の住んでいる所にユニウス落下させたりはしないと思うのである種当然です。

あと忘れてはいけないのがイザーク&ディアッカコンビの登場です。ジュール隊
隊長のイザークに対して一応降格であろうディアッカは相変わらずの口調でした。
赤→緑になったのはけじめをつけたという感じなのでしょう。やはりあのコンビは
見慣れているためかシックリくる次第です。近距離+遠距離なので相性抜群だと
前作から思っていました。今回はまだイザークは出撃していませんが、来週は
どうなのでしょうか。

遂に再三の選挙出馬要請に加え自身でも思う所がある様でアレックス・ディノ
改めアスラン・ザラも出撃です。アスランが「MS貸して」と言った時にグラディス
艦長は否定的でしたがデュランダル氏は待ってましたとばかりに特例発動
一発OKでした。ちょっとした夫婦喧嘩が起こるかもしれません。さすがにまだ
セイバーではなくザクで出撃でしたが、やはりアスランはMSに乗っている方が
見ている側としては落ち着いてしまう次第です。来週はシン・ルナマリア・レイ
+アスラン/イザーク&ディアッカ/強化3人組/ジン連中などで乱戦が展開され
そうな気配がする次第です。

補足："セナトゥス"というのは"元老院"（ローマ時代）のことです。

以下気になった点。

1."フレアモーター"って何だ？

2.議長&艦長で昼のドラマの様な展開が一部ありましたが、ちょっとどうかなー
という感じでした。

3.シンもわざわざカガリに肩をぶつけて行かなくても…。

4.ブルーコスモスの盟主には"変人に限る"という就任要件がありそうです。

5.スティングとアウルがトランプやっていましたが、あれを見る限りは極めて
平和そうな印象を受けます。まるで修学旅行の如し。

6.艦の名前が「ヴォルテール」と「ルソー」でしたが、そのうち「モンテスキュー」
や「ダランベール」も出てきそうです。個人的には「ラファイエット」希望。