こんにちは。
今日は大阪店でのみ取扱いの商品、印判手の陶器をご紹介します。
印判とは、手描きによる絵付に対し、型による絵付のことで、
銅版や石版を用いる転写法と、型を使って直接器に絵付する方法があり、後者はすり絵用と吹付用の二種類の型が用いられます。
明治以降に合成コバルトの導入などによって印判手は急速な発達を遂げ、美濃や伊万里で大量に製造されました。
印判手の器は、骨董品の中でも手軽な値段で購入でき、日常使いでお楽しみ頂けるのが魅力です!
落ち着きのある藍色で描かれた花文様や、
溢れ伝わる優しい雰囲気を縁の鉄釉がバランス良く引き締めていたり。
一部印判模様がかすれていたり、滲んでいたり、焼成中に釉薬が飛び散ったのか、
所々に丸い乳白ガラスのような塊もついています。
こんな不完全さも当時から日常雑器として広く親しまれていた印判手ならではの愛嬌ある表情です。
ますます愛おしく感じちゃいますね。
いったいどんなお家で使われていたのでしょう?
近隣の町屋で、職人さんのお家か商家あたり、
当時のごく一般の家庭で、日々のお総菜を盛りつけていたのでしょうか。
ホッとできる、日本を感じられる食事ができそう。
掘り出し物が見つかるかもしれませんよ!
印判手の陶器をお買い上げ頂いた方には、金津塗りのお盆をプレゼントいたします☆
※数に限りがございます。なくなり次第終了とさせていただきます。
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北欧.Style+1 ANTIKAとモダン.大阪店 TEL/FAX 06-6344-1944
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