虫食い算 9番
(11月25日修正:18日に図が訂正され、6の表出位置が修正されました。(誤)□666□→(正)□□666。上段一の桁の数字の決定方法は誤図での方法と違わずに求めることが出来るので、下記内容の修正は行わない事とします。)
虫食い算9番というページが2つあり、虫食い算7番というページが1つもないようなので修正される可能性が高い。
また今回順番を無視して取り上げたのは、この問題が解けないのではないか、という疑念からである。
上段の一の位をDと置いてみる。下段百の桁との乗算結果からA×Dの乗算の一の桁がCとなり、下段一の桁との乗算結果からC×Dの乗算の一の桁がAとなることがわかる。
上記2つの乗算から、A×D×Dの乗算結果の一の桁の値は、C×Dの乗算結果の一の桁の値と同じ、すなわちAになることがわかる。
Aは下段百の桁になっていることからも0ではありえず、よってD×Dの乗算結果の一の桁は1になることがわかる。
Dを2乗して、一の桁が1になるのは、Dが1か9の時であるが、A、Cが異なる数字であるとすると、1では有り得ないので、Dは9であることがわかる。
そして、下段十の位の乗算結果から、B×9の乗算結果の一の桁がBになることがわかり、これを満たすBは0か5しか有り得ないが、下段十の位の乗算結果が3桁なので必然的にBは0であることは有り得ず、B=5であることがわかる。
ここから下段一の位の乗算結果の十の桁Eは1であることがわかる。
C×F9の乗算結果で十の桁が1になるものは以下の通りである。
2×59=118 (A=8)
3×39=117 (A=7)
4×29=116 (A=6)
4×79=316 (A=5)
6×19=114 (A=4)
6×69=414 (A=4)
7×59=413 (A=3)
8×39=312 (A=2)
8×89=712 (A=2)
9×79=711 (A=1)
これで、上段およびABCの全ての数字が決まったので、実際に計算を行う。
59×852=50268
39×753=29367
29×654=18966
79×654=51666
19×456=8664
69×456=31464
59×357=21063
39×258=10062
89×258=22962
79×159=12561
実際に計算した結果千、百、十の桁が全て6になるようなものはなかった。
つまりこの問題を満たすような解はないのである。
ただ、79×654を見てみると、百、十、一の桁の値が全て6になっている。
もしかすると正しい問題は、最終解の『百、十、一』の桁の値が全て6、なのかもしれない。
しかしながらそれでは、A=6ということが最初からわかってしまうので問題としてはあまり優れていないので、疑問の残るところではある
(11月25日修正:18日に図が訂正され、6の表出位置が修正されました。(誤)□666□→(正)□□666。上段一の桁の数字の決定方法は誤図での方法と違わずに求めることが出来るので、下記内容の修正は行わない事とします。)
虫食い算9番というページが2つあり、虫食い算7番というページが1つもないようなので修正される可能性が高い。
また今回順番を無視して取り上げたのは、この問題が解けないのではないか、という疑念からである。
□D ×ABC ---- □□A □□B □□C ----- □666□
上段の一の位をDと置いてみる。下段百の桁との乗算結果からA×Dの乗算の一の桁がCとなり、下段一の桁との乗算結果からC×Dの乗算の一の桁がAとなることがわかる。
上記2つの乗算から、A×D×Dの乗算結果の一の桁の値は、C×Dの乗算結果の一の桁の値と同じ、すなわちAになることがわかる。
Aは下段百の桁になっていることからも0ではありえず、よってD×Dの乗算結果の一の桁は1になることがわかる。
Dを2乗して、一の桁が1になるのは、Dが1か9の時であるが、A、Cが異なる数字であるとすると、1では有り得ないので、Dは9であることがわかる。
そして、下段十の位の乗算結果から、B×9の乗算結果の一の桁がBになることがわかり、これを満たすBは0か5しか有り得ないが、下段十の位の乗算結果が3桁なので必然的にBは0であることは有り得ず、B=5であることがわかる。
F9 ×A5C ---- □EA □□5 □□C ----- □666□
ここから下段一の位の乗算結果の十の桁Eは1であることがわかる。
C×F9の乗算結果で十の桁が1になるものは以下の通りである。
2×59=118 (A=8)
3×39=117 (A=7)
4×29=116 (A=6)
4×79=316 (A=5)
6×19=114 (A=4)
6×69=414 (A=4)
7×59=413 (A=3)
8×39=312 (A=2)
8×89=712 (A=2)
9×79=711 (A=1)
これで、上段およびABCの全ての数字が決まったので、実際に計算を行う。
59×852=50268
39×753=29367
29×654=18966
79×654=51666
19×456=8664
69×456=31464
59×357=21063
39×258=10062
89×258=22962
79×159=12561
実際に計算した結果千、百、十の桁が全て6になるようなものはなかった。
つまりこの問題を満たすような解はないのである。
ただ、79×654を見てみると、百、十、一の桁の値が全て6になっている。
もしかすると正しい問題は、最終解の『百、十、一』の桁の値が全て6、なのかもしれない。
しかしながらそれでは、A=6ということが最初からわかってしまうので問題としてはあまり優れていないので、疑問の残るところではある
□□ 79 ×ABC ×654 ---- ---- □□A 316 □□B 395 □□C 474 ----- ----- □□666 51666
18日に修正しました。
御連絡ありがとうございます。
解く立場としては、正図では難易度が極端に低くなってしまうので残念ではあります。