時には目食耳視も悪くない。

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気ままにya-ku-so!:A Secret Sorrow.(37)

2021年09月19日 | 語学学習
☆本記事はブログ主が好きな海外文学作品をその時の気分で自由気ままに翻訳するものです。
 ブログ主は翻訳トーシロなので、誤字脱字・意訳・誤訳・スペルミスが多発する恐れがあります。
 転載やコピペはオススメしません(笑)

☆テキスト出典 A Secret Sorrow.(1981)Karen van der Zee/Chapter1より


Faye couldn't think of a thing to say, especially not because she saw in his clear blue eyes not a spark of laughter now.
(フェイは言うべき言葉が見つからなかった。それは別に、彼の澄んだ青い瞳を見たからでもなく、眩しいくらいの笑顔のせいでもなかった。)

He was dead serious.
(彼はいたって真剣だった。)

Remorse overwhelmed her.
(フェイは心から後悔した。)

This man was her brother's friend, Uncle Kai to the children who loved and admired him.
(この男性は兄の友人で、子供たちは「カイおじちゃん」と慣れ親しみ、尊敬さえしている人だ。)

She had been positively hateful and she knew it wasn't in her nature to be that way.
(フェイは明らかに嫌な態度をとったし、そんなことをするタイプではないのは自分でも分かっていた。)

She wasn't herself.
(彼女らしくなかった。)

She'd done the same thing to her parents and brother, who had tolerated her bad temper with patience and sympathy.
(フェイは同じことを両親にも兄にもしてしまっていた。彼らはそんな彼女の不機嫌にも忍耐と思いやりをもって、寛大でいてくれたけれど。)

She hated the world and took her misery out on everybody who had the bad luck to cross her path.
(フェイは世界を恨みながら自分の惨めさを、たまたま運悪く彼女に出くわした人すべてにぶちまけていたのだ。)


【一言メモ】natureという単語を「自然」という意味以外で、すんなり訳すのが難しいと最近気がつきました。学生の時にテストの点を取るために、自動的に暗記した意味以上のニュアンスがその単語に含まれているのを知ってから、外国語学習がより面白くなりました。(※個人の感想です。)


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