時には目食耳視も悪くない。

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気ままにya-ku-so!:A Secret Sorrow. (2)

2021年01月17日 | 語学学習
☆本記事はブログ主が好きな海外文学作品をその時の気分で自由気ままに翻訳するものです。
 ちなみにブログ主は翻訳トーシロなので、誤字脱字・意訳・誤訳・スペルミスが多発する恐れがあります。
 転載やコピペはオススメしません(笑)


☆テキスト出典 A Secret Sorrow. (1981) Karen van der Zee / Chapter 1より


 ❛No,❜ she whispered.
 ❛No.❜
(「うそ…」と彼女は呟いた。「嘘よ。」)

 She closed her eyes.
(フェイは眼を閉じた。)

 Oh, God, she thought.
 No! No!
(彼女は願わずにはいられなかった。
 ああ、神様。違うわ!違いますよね!)

 Silence was the only answer.
(沈黙が唯一の答えだった。)

 Doctor Martin was watching her, she could feel his gaze almost like a physical touch.
(マーティン医師の眼差しは、まるでフェイを包み込むように感じられた。)

 She looked up and met his eyes.
(彼女が目を上げるのを、医師は見守っていた。)

 ❛You're sure? You're absolutely sure?❜
(「確かなんですか?本当に、確かなことですか?」)

 He nodded slowly.
(彼はゆっくり頷いた。)

 ❛I'm afraid so.❜
(「お気の毒ですが。」)



【一言メモ】She looked up and met his eyes.は前文と合わせて一番迷ったところ。
      物語の状況と前後の訳とのバランスを考えて意訳しました。
      そのまま日本語にすると、言葉が重複してしまうし、ほんのちょっとずつなんだけど、
      言葉の選び方がダサいなぁとか、これって違うニュアンスなんじゃない?とか、
      いろいろ悩みながらやるのが、苦しいけど楽しい。。。(;^ω^)


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