時には目食耳視も悪くない。

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気ままにya-ku-so!:A Secret Sorrow.(46)

2021年11月21日 | 語学学習
☆本記事はブログ主が好きな海外文学作品をその時の気分で自由気ままに翻訳するものです。
 ブログ主は翻訳トーシロなので、誤字脱字・意訳・誤訳・スペルミスが多発する恐れがあります。
 転載やコピペはオススメしません(笑)

☆テキスト出典 A Secret Sorrow.(1981)Karen van der Zee/Chapter1より


❛A scrawny alley cat,❜ she said drily, and he threw back his head and laughed out loud.
(「瘦せっぽちの野良猫でしょ?」彼女が冷めた口調で言うと、彼は大袈裟に頭を振り、声をたてて笑った。)

Then, when he started speaking, she silenced him with a quick gesture.
(彼がしゃべろうとすると、彼女は素早い身振りで彼を黙らせた。)

❛Don't say anything. I apologized for my cattiness. My scrawniness I'm going to take care of starting tonight.
(「何も言わないで。感じ悪かったのは謝ったじゃない。瘦せすぎてることは、今夜からどうにかしようと思っているの。)

I'll have cheesecake for dessert, and an Irish coffee to top it all off.❜
(デザートにチーズケーキを食べるわ。極めつけはアイリッシュコーヒーね。」)

❛A hospital isn't the place to get fat,❜ he observed calmly, smiling a little.
(「病院は太れるような場所じゃないよな。」と彼は少し微笑んで冷静に所見を述べた。)

Being Chuck's friend and close to his family he was probably aware of the things that concerned them and it wasn't surprising that he should know about her accident.
(チャックの友人であり、家族ぐるみで親しくしていれば、チャックたちの事情がおそらく分かるだろうし、彼がフェイの事故のことを知っていても驚くことではないだろう。)

Still, it seemed strange to Faye that a man she had met only a couple of hours ago should know so much about her.
(それでも、まだ出会ってから数時間しか経たない男性が、自分のことをそんなに詳しく知っているのが、フェイには不思議なことに思えた。)


【一言メモ】今回も好き勝手に意訳しまくりました。直訳ではそんなこと書かれてないぞって表現満載でごめんなさい。
 言葉の解釈は人それぞれで、最近は根拠の見えない言葉がネット上に落とし物みたいに取り残されていて、それについていろんな人があーだこーだ言うのが流行っているような気がします。
 それぞれの言葉が生まれる背景には、言葉を生み出した人間の何らかの感情があると私は思います。だから、「はじめに言葉ありき」という言葉とは距離を置きたいと思ってしまいます。(この言葉の解釈もいろいろなんだろうけど。)
 社会の中では強く発言できる人だけが生き残っていく印象があって、私のように心の中で思ってはいても口に出さないことの方が多い人間は敬遠されて、やがては淘汰されていくんだろうなと感じる今日この頃です。


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