時には目食耳視も悪くない。

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気ままにya-ku-so!:A Secret Sorrow.(47)

2021年11月28日 | 語学学習
☆本記事はブログ主が好きな海外文学作品をその時の気分で自由気ままに翻訳するものです。
 ブログ主は翻訳トーシロなので、誤字脱字・意訳・誤訳・スペルミスが多発する恐れがあります。

☆テキスト出典 A Secret Sorrow.(1981)Karen van der Zee/Chapter1より


❛I was fed intravenously for a long time,❜ she told him.
(「私は長いこと静脈から栄養を摂っていたの」と彼女は彼に言った。)

❛And after I got better, I . . . I had another setback that didn't do my appetite any good.❜
(「良くなってから、…別のことでまったく食欲がなくなってしまったの。」)

She congratulated herself on her calm and rational statement of facts, but a strange nervousness settled in her stomach.
(事実を冷静に、且つ理性的に説明できたことにほっとしつつも、なにか落ち着かない気持ちが彼女の腹の底にあった。)

Kai took a drink, put the glass back on the table and looked at her closely.
(カイは一口飲んで、グラスをテーブルに戻した。それから、顔を彼女に近づけた。)

❛Chuck said you'd be here for a while, find a job in the city maybe.
(「チャックが、君はしばらくここにいるだろうって言ってた。町で仕事を見つけるんじゃないかって。)

What about your fiancé? Isn't he in Chicago?❜
(婚約者はどうしたんだい?シカゴにいないのかい?」)

Avoiding his eyes, she looked down into her glass.
(彼の視線を避けるように、手元のグラスに目を逸らした。)


【一言メモ】 11月ももう終わりです。少しでも英語に触れる機会を作ろうと始めた『気ままにya-ku-so!』ですが、いよいよ次回が最終回です。
 特に英語力が上がったわけではありませんが、それでも、不足してる知識に気がつくことができて有意義な時間を持つことができました。
 日本で生活して、日本人と仕事をしている現状、語学力が必要なのかと言われると答えに困りますし、相変わらず流暢に話せるようにはならないのですが、「言葉って面白いな」という興味や好奇心は学生ではなくなった今でも薄れることはありません。私にとって「語学」は「語楽」なのかもしれません。


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