今日はお昼位から良いお天気になって
今雨戸を閉めようとしたところ
雲一つない青い暗い空に半月が輝いている
あら櫛の様 (時代劇のお姫さんが日本髪の鬘の前髪にさす)
蒔絵だったり鼈甲だったり澄み切った秋の空を美くしく飾り
あたりの庭はコオロギや鉦叩きがチーイチーイ チッチッチ
外は少し寒いが一寸した詩人気取り
話題かわって今日午後 耶麻耶台国は
四国にあったのではないかという
郷土史家のお話を聞きに行った
市内の喫茶店で 少人数の座談会のような集まりだったが
古事記や日本書紀などと云う 言葉がポンポン飛び出す話題で
補聴器を入れても 日頃聞き慣れない言葉は 全く聞き取れない
解らないなりに想像するに 方言になまって関連の地名などが
伝わって
祠や大きい石や立石の
真実が隠れているのかなと思った
自分に関しては
認知症の人が人の話を理解できないとは
こういう状態なのかと思った
次第にこういう淋しい状態になるのかな
これに慣れないとね悲し淋しことです