新緑の頃

桜も散って四月もはや下旬　若葉が美しい
今からゴールデンウイーク迄の間の期間限定

我が家の小さい庭にも色々の新芽が楽しめる
馬目樫の赤みがかった芽　サンシュウの　梅の緑
お柿の黄緑　藤の花の紫

この季節には家庭菜園の　きゅうり　茄子　ピーマン等植え付け　
虫よけ　日ざしよけ　など
何事もなく過ごせてありがたいことです

南海地震を言はれて久しいけれど
どうか私の生きている間は免れますように
勝手なことを考えます

原発も私の県にはありませんし
よそ様の危険におんぶされて電気を自由に使わせていたがいて
つい１昨年　年寄りは危険防止のためオール電化が良いと
工事してもらったところです
こうなったら太陽発電でも取り付けて迷惑を減らさないととも思う
この頃です

長刀の話

NHKの朝ドラで私の少し先輩の物語が始まった
タイトルのバックの画もあっさりと目新しくなった
懐かしい長刀の話もでてきた
昔女学校ではどこでも長刀を教えていたのですね
私の学校でも習いました長い木製の柄の先にこれも木製の刀
ャーの掛け声で繰り出す
昔　武士の奥方がいざと言う時の心得だったとのこと

昭和二十年の敗戦までは良妻賢母が教育の目標であったそうだ
入学と同時に扱いを教えられたのだが　どの位の期間であったか
思い出せない
女学校では映画は禁止であった先生に見つかると叱られると同時に不良
のレッテルを張られた
私の時代は　愛染かつら　が有名だったが私は勇気が無いので
見られなかった

敗戦までは教育期間が短かったので今の中学校までが普通で
高校（女学校）に行く人は少数であった
良家のお嬢さんか教育熱心な家の子とか頭の良い子
等などであった
田舎では大学に行く事などほとんど考えもしなかった
師範学校に行くのがせめてもの進学であったが

今の人達は誰でも高い教育を受けることが出来る
お金が無くてもアルバイトがある奨学金がある
とは言うものの試験がある競争がある
本人の資質が問われる
私のように努力をしないものには昔の方が良かったか

原発事故とロボット

原発の危険区域で作業しておられる人々をテレビで見るにつけ
何でロボットを使わんのだろうと思っていた

日本はロボット大国と言われていると聞いていたのに
こんな時に底力を見せればいいのに
平和用の研究は進んでいるが危険に対しての研究は想定外なのか

アメリカさんが軍用のロボットを使って助けてくれると言う
ありがたい事です
どうかこのままやんわりと押さえ込めますように

沢山の国から援助していただいて情けは人のためならず
を実感する毎日です

私も何かしなければと思うばかりで
心持だけの募金もしましたけれどまだまだ何かとあせります
始末ばかりせずにお金を使うことを考えましょう

桜の便りがテレビ新聞などから届いてきた

毎日震災や原発事故の報道に目を奪われている間に
季節は移ってあたりは早春も半ばになっている
私のすむ南の国はもう直ぐ満開になりそう

北の人々が苦しんで居るのにお花見でもなかろうという人に
なるほどそうだよなーとうなずいていると

いや日本中が沈滞していては復興もままならない
我々が元気をだして被災された方を励まさないと
それには無理にでも笑はないとという意見

どちらも何も無かったときのように心うきうきとはならない
今年のお花見は後の人々がどういう風に伝えるでしょう

私は例年のひっそりとお花を眺めてきます
いつまで自分ひとりで花見が楽しめる？

あの元気印の瀬戸内寂聴さんでさえ圧迫骨折とかで車杖を使って
テレビに出ておられました

それにしても暖かくなって年寄りには嬉しい季節になり
空き地に土筆が沢山生えてきました
摘んできて（はかま）を取り　茹でて酢味噌で食べます
ほんのり甘くしゃきしゃきと毎年の楽しみです