毎朝楽しみにしていた新聞小説が終わってしまった
歌舞伎の女形が主人公の話で
明日はどうなるのだろうとワクワクしていたのだけれど
最後はなんと女形では一番むつかしいといわれる
遊女阿古やの幕が下りかけた時
豪華な舞台衣装のままで客席に降りそして通り越し
小雪ちらつくネオンまばゆい
夜の歌舞伎座の通りを夢とも現ともなく
ふらふらとさ迷い歩くのです
人々の悲鳴車の警笛をききながら劇的な終わり方
人間国宝の最高の役者さんが放心状態なのですね
偶然NHKで坂東玉三郎さんが
その女形の阿古やの舞台中継とお話
をしていて聞いてイメージが余計鮮明になった
面白かったー
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