先日、糸井重里さんが主宰するほぼにちの皆さんが仕事でブータンに訪れ
首相と面会したり、学校などさまざまな場所を見学しました。
それまで、ブータンがどこにあるかも知らなかった私は、
ブータンってどんな国?と思って調べたら
とても興味が湧きました。
ブータンはネパールの東側にある国で
ネパールと同じく北はヒマラヤ山脈、南はインドに面しています。
ウイキペディアによると、ブータンは気候・植生とも日本と似ていて
ブータン人は日本人に外見が非常によく似ているそうです。
さらに、赤米、蕎麦、納豆、どぶろくや焼酎に似た酒文化があり
民俗服の「ご」は、日本の「どてら」に似ているなど
文化も近いものがあります。
そして、なんとほとんどの国民は親日家なんだそうです。
ブータンの風景を記録した糸井さんのフォトログに、
千葉の保護犬に似た犬がたくさん出てきたのも驚きました。
ブータンの国旗
1972年に、ブータン国王が「国民総幸福量」という概念を提唱しました。
これは「国民全体の幸福度」を示す尺度のことで、
国を国民総生産(GNP)で示されるような、
金銭的・物質的豊かさを目指すのではなく、
精神的な豊かさを目指すべきとの考えから生まれたそうです。
この概念は現国王に受け継がれ
国民総幸福量の増大は、経済成長よりも重要であると説いておられます。
2日前にほぼにちに掲載された糸井重里さんのコラムが心に沁みました。
「被災地応援ファンド」のことも書かれてますが
糸井さんの会社として被災地支援に取り組む予定だそうです。
↓ほぼ日刊イトイ新聞より転載させていただきました
・「損と得があるとしたら、
人は必ず得を取ろうとする」ということになっている。
たしかに、そういうケースが多いのはわかる。
しかし、そればかりではないということも、
「不思議なこと」だと思わずに、
おおいにあり得ることとして知っておきたいものだ。
人の心というものは、
それほどわかりやすい損得で動くものではない。
・ぼくが帰ってきたばかりのブータン。
この国に旅行する費用は、この先も下がらないという。
「安いから行こう」の人たちが急増しても、
ブータンのためにならないということで、
政府が公定料金(200ドル/日)を決めているからだ。
むろん、観光のための施設やらインフラなどは、
他の観光国に比べて、ちっとも優れていない‥‥よ。
しかし、ブータンに行きたい人は、
損だからいやだ、というふうにはならないだろう。
たいていの安楽は、ほとんど完備されてない。
それでも、「来てよかった」というものがあればいい。
もっとお得な旅ができる国と、競争してはいないのだ。
ブータンより楽しくて、ブータンより安あがりな観光は、
いくらでもあるだろうけれど、
残念ながら、そこはブータンじゃない。
・ぼくがブータンにいる間も、ずっとネットで見ていた
「被災地応援ファンド」にしても、
利回りも未定、払込の金額の半分は寄付という条件では、
投資としての損得を考えたら、
非常識だと思われていたかもしれない。
申し込みのときの契約事項など読んでいたら、
リスクのことばかり強調されて、やめたくなりそうだ。
でも、ただの寄付でもなく、儲けのための投資でもなく、
「共に歩んで行こう」という気持ちで参加するためには、
この「へんなファンド」が、いいというわけだ。
どちらも、変わり者の選択だと思う人もいるだろう。
でもね、こういう変わり者って、バカにできない数だけ、
世の中に増えてきているんだよね。
この話は、保護犬保護猫を家族にすることにも当てはまると思いました。
一般の人は、悪質ブリーダーやパピーミル(仔犬仔猫製造工場)の存在を
知らないのかもしれませんが、ペットショップに行ってお金さえ払えば
誰でも、どんな犬猫でも手に入ります。しかし、保護犬保護猫は、
ボランティアさんたちが、預かり犬猫はぜったい幸福になって欲しいと願ってますから、
譲渡前にかならず審査があります。
ちばわんの場合、基本的には犬も猫も室内飼育をお願いしますし
子犬など手がかかる子の場合は、お留守番の長い家庭はお断りされる場合もあります。
先日お伝えしたとおり、成犬の過半数はフィラリア陽性であり
高齢の犬猫や、障害を持った子もいます。
でも、心や体が傷ついてびびりだった犬が自分を信頼してくれるようになる過程は
最高の絆と幸せをもたらすでしょう。
個性的な雑種犬猫は、その珍しさはどんな希少犬猫に負けません
世界で一頭と思わせるような楽しさもあります。
そして、ボランティアさんたちは最高の愛犬家愛猫家であり
いつでもいろんな相談にのってくれます。
保護犬保護猫は、絶対にペットショップでは売っていません。
「お金で買えないものはない」と言った人がいましたが
どんなにお金を払っても買うことはできません。
そんな保護犬保護猫の魅力を知り、家族にする人が増えています。
先日の篠崎いぬ親会ではなんと、18頭が家族とめぐりあえました。(今日現在)
→第108回ちばわんいぬ親会のご報告
日曜日の品川ねこ親会いぬ親会にも大勢の方が保護犬保護猫に会いにこられ
たくさんのご縁がつながったようです。
こんなことは数年前までなかったことです。
でも、これがあたり前の世の中になっていって欲しいです。
きっとそうなるでしょう。
真面目な話のあとに、しょぼい話で恐縮ですが、
昨夜、雨があがったミッドタウンへ散歩に行きました。
アンジェロはいつものように植込みに鼻を突っ込んだり、楽しく散歩し、
カプアもアンジェロもウンをしました。やれやれヨカッタと家に戻り、
テーブルに乗せて足を拭くためにアンジェロを抱え上げたとき、
手に「にゅるっ」とした冷たい感覚がありました。
???と思って見ると・・・・
アンジェロの足先から腕の付け根にかけて
15センチくらいの半透明で細長いぬるぬるしたひも状の物体が
岩のりのようなベタベタしたものと一緒に毛について
うごめいてました・・・
オオナメクジ!?・・・ヒル!!!???
普段はブログネタに目ざといわたしですが
恐怖のあまり、写真も撮れず、
震える手でうねうね生物をボディタオルではがし
ベタベタは取れないので、ハサミで毛ごと切り離しました。
なんだったんだろう
みなさんも、雨上がりのお散歩はご用心。
きょうのアンジェロ。毛の汚れたところを自分で舐めて綺麗にしました。
「父ちゃん恐がりだなぁ」
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
ちばわんいぬ親会ねこ親会のおしらせ
ちばわん湘南いぬ親会
6月5日(日)10:30~14:30 鎌倉市鎌倉海浜公園にて開催!
参加予定わんこなどのご紹介は「湘南いぬ親会ブログ」にて発表中です。
フリマ物資のご寄付もお願いしております。
(詳しくは上記バナーをクリックしてください)
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
ちばわんからのおしらせ
被災犬受け入れボランティアさんを募集しています。
詳しくは以下のページをご覧ください。
http://wannyanaid.exblog.jp/13380750/
被災動物への支援物資も募集中です。ご協力をお願いいたします。
【現在必要としている支援物資】
●犬用物資
フード(成犬・仔犬/缶詰・ウエットのみ)オヤツ類
トイレシーツ(レギュラー・ワイド)
●猫用物資
フード(成猫・仔猫/ドライ・ウエットなど)オヤツ類
猫砂
●犬猫共通
バリケン・キャリー・ケージ
お問い合わせは chibawan.revivalaid★gmail.comまでお願いします。
(★を@に変えて)
犬猫用支援物資のうち、バリケン・キャリー・ケージ以外については、
6月5日の湘南会場でもお預かりさせていただきます。
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