カプアン通信

お大事に



ほぼにちで、糸井重里さんが
毎日すごく暑いので、世間の人は夏と思ってるかもしれないけれど
ほんとの夏とは違うようだ。「みなし夏」か「夏もどき」くらい
という話をしていて
なるほど、と思いました。

わたしなんかも、ビールがうまい、プールだ、アイスクリームの季節だ
なんて思っていたので、もう夏だなと思ってました。
7月ですしね。

でも、糸井さんのおっしゃるように
まだ関東地方は梅雨が明けてないのです。
雲がちがいます。そして蝉も鳴いていません。
農作物の収穫のうえでも、ほんとの夏じゃないそうです。

ほんとうの夏が、これ以上の酷暑でないことを望みます。




土曜の夜、東京ミッドタウンの散歩です。
19時くらいでも、こんなに明るくなりました。
空が怪しいですが、これはこれで美しい空です。




芝生が人間に解放されてましたが、犬は入れません。




ジャック・ラッセル・テリアの親子に会いました。




アンジェロって、
ジャック・ラッセル・テリアの血が入ってるんじゃないかな
と思うときがあります。
大きさは全然違いますけどね。




まばらに大きな花が咲いているエリアがあります。




何の花でしょう? ユリの仲間? 
葉のようすは蘭みたいだけれども?・・・全然わかりません。




あと2週間もすると、この場所で夏のイベントがはじまります。
そのころには、きっと梅雨もあけているでしょう。


この日、くぅママさんちで本当の家族との出会いを待っている
真愛(まい)ちゃんが手術をしました。

「肥満細胞腫」という腫瘍が見つかったのです。

犬の腫瘍のなかで、乳腺腫瘍に次いで多いのが皮膚腫瘍で、
その皮膚腫瘍のなかで最も多いのが「肥満細胞腫」だそうです。

「肥満」という名前がついてますが、太り過ぎとは関係がありません。
悪性度が高い腫瘍だそうですが、真愛(まい)ちゃんはくぅママさんのおかげで
早期に発見ができ、すぐに手術を受けることができました。

手術は無事成功し、当初3日ほど入院予定とのことでしたが
術後の経過もよく、くぅママさんちに戻っています。


ちばわんで保護される犬猫は、深刻な病気を抱えていることが少なくありませんが
一般の家庭犬と同じように、高度な医療を受けられます。
それは、多くの方からご寄付を頂戴したり、
いぬ親会のフリマで、物品をたくさん購入してくださり
病気の犬猫たちの医療費が捻出できるからです。
いつもご支援ありがとうございます。

真愛ちゃんが、すっかりよくなって、素晴らしい家族と出会えることを願っています。




真愛ちゃん(「しっぽの生えた天使達。。。2」より画像をお借りしました)


もう一頭、病状が気になっている子に
よしださんちで、本当の家族との出会いを待っているミミちゃんがいます。

ミミちゃんは、口の中に大きな腫瘍ができていて
顏が変形してしまいました。
この度、癌の専門医の診断で「上顎及び下顎高分化型繊維肉腫」
(じょうがくおよびげがく こうぶんかがた せんいにくしゅ)
という病気であることが判明しました。

普通の癌と違い、転移は少ない病気ですが
切除しても、しばらくするとほぼ確実に
同じ場所で再発してしまう病気だそうです。

このままだと肉腫部分が顔面全体に広がったり
肉腫が眼球を押したりする可能性があるため
生活の質を高めるため、ミミちゃんは肉腫を切除する手術を
受けることが決まりました。

来週末の7月17日(日)の予定です。
どうかミミちゃんの手術が無事成功し
おいしいごはんやおやつをたくさん食べられるくらい回復するよう
祈っています。



ミミちゃん(「わんにゃんのいる暮らし」より画像をお借りしました)


もう一頭、アンジェロと同世代のちばわん卒業ワンコで、
入院治療中のワンコがいます。

チャコちゃんです。

チャコちゃんは、突然「脊髄梗塞(せきずいこうそく)」という病気にかかり
先月の24日から入院しています。命の危険もありましたが
幸い、脊髄神経の炎症をおさえる薬が効いたそうで
回復の期待がでております。

脊髄神経の炎症のため、まだ、立つことや自力排尿ができないとのことですが
今後、リハビリ次第で歩けるようになるそうです。

チャコちゃん、チャコ姉さんがんばって!



チャコちゃん(「チャコ日記」より画像をお借りしました)


病気のワンコのみなさんどうぞお大事に。
預かりさん、いぬ親さん、ご自愛ください。

コメント一覧

カプアンパパ
おてわんさん
ありがとうございます。
アガパンサス見たことがないと思ってましたが、今朝、近所の公園に咲いてました。気がついてないだけかもしれませんね(笑)

病気の子や、高齢でも、家族に迎えてくださるいぬ親さま、ねこ親さまはほんとうに素晴らしいと思います。まさに「ペット(愛玩動物)」でなく「家族」の関係だと思います。

バタコちゃんおめでとうございました! バタバタと元気で可愛いお嬢さんでした(笑)あと3日で卒業ですね。どうぞお幸せに!
「品!?」あまり変な想像をしないでくださいね。単に犬が好きなおやじです。ご主人も素敵な方でしたよ。
こちらこそ、いつかご挨拶を、と思っております。
おてわん
いつもステキなお散歩コースですね。
アガパンサスの花は涼しげで伸び伸びしていて大好きです。

病気でもこの子を、と言ってくださるいぬ親さまの存在に勇気をいただいています。

品川でのバタコの写真を載せていただき、
ありがとうございます。
夫に、カプアンパパさんどんな方だった?って聞いたら、
品のある人だったと言っていました。
いつかご挨拶をと思いながらお顔もわからないまま・・・、次回是非!
カプアンパパ
ももクリママさん
千葉の方では、蝉が鳴きはじめたところもあるようです。
今晩は、昨日より過ごしやすいですが、27℃くらいありました。
はやく梅雨があけてじめじめとおサラバしたいです。

ワンコは昔と違い、長寿になりましたので、癌になる子が増えました。人間と同じですね。
からだの表面のシコリは飼い主が毎日チェックすれば、発見できるかもしれませんが、口の中や、内蔵などに悪いものができることもありますので、動物病院では、8歳くらいになったら定期的な健康診断を勧めています。
たしかに食べ物は重要ですね。それも人間と一緒かもしれませんね。カプアンのごはんは気をつけているつもりですが、自分はいいかげんなものを食べてしまうので(汗)

真愛ちゃん、ミミちゃん、チャコちゃんのことありがとうございます。
高齢や病気の子を、殺処分から救おうとするボラさんもいますので、ちばわんでは、治療にかかる子が少なくありません。それでも、家族に迎えてくださる人がいます。犬猫と人間の結びつきは尊いものだと思います。
カプアンパパ
あずきママさん
花の名前を教えてくださりありがとうございます。
お詳しいですね! ネットで調べたらまさにアガパンサスでした。茎が長くて放射状にたくさんの花を咲かせる様は見たことがありませんでした。南アフリカ産ですが、分類的はあやふやな花のようですね。

病気のワンコたちは、ようやく死の淵から生還できたのに
試練が続くのを、預かりさんたちは重苦しく思ってるでしょうね。でもワンコたちは、皆前向きにがんばってます。ぜったい元気になって欲しいです。
ももクリママ
http://sskinako.exblog.jp
ほんとだ!セミが鳴いてませんね。
まだ、梅雨も明けてないんですよねぇ~。
でも今夜は涼しすぎるくらいですし。

いろんな病気があるんですね。
動物病院にも、本当にいろんな病気の子がいて、うちの三匹は大病を患うことなく今日まできたので、ありがたいなぁ~と、先生とも話したとこでした。
でも、高齢になるこれからが勝負なのかもしれませんけども・・・。
上質なフードを食べさせることで、病気になるのを防いだ方が、ずっと安上がりになるのです、とオリバーさんもおっしゃってましたし、ちょっと、フード代は高くなったけど健康で過ごせるように気配りしていきたいです。

真愛ちゃん、ミミちゃん、チャコちゃん。みんなようやく繋がれた命なのでしょう。
どうか少しでも良くなられますように、お祈りしています。
あずきママ
カプアンパパさん、ユリみたいな大きな花、種類は何かはわかりませんが、花の名前は「アガパンサス」です。
白色・水色・うす紫など夏らしい涼しげな色合いですよね。
それから、病気のワンちゃんたち、預かりさん宅で手術や治療を受けて、元気になってきているんですね。うれしいです。みんな元気になってほしい!
そういう病歴のあるコを、家族に迎えてくれるお宅も頼もしいですよね。
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