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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

真夏の熱き戦い

2022年07月25日 | 高校野球

高校野球、夏の予選大会も佳境に入ってきました。
各地で続々と代表校が決まり始め、
有力と言われたチームのまさかの敗退も相次ぎました。

「夏には夏の戦い方がある」

よく言われることではありますが、
ここまでの予選を見ていると、
盤石と言われたチーム力を持つチームにも、
夏の大会というのはこんなに難しいことなのか?と思う意外な結果が多いですね。

そんな中ワタシは昨日、
埼玉県大会の準決勝に顔を出しました。

カードは「これしかない」というライバル対決、
浦和学院vs花咲徳栄 です。



2000年代に入ったころから、
両チームの力が県内で抜け出し、
何度も甲子園をかけた戦いを行ってきました。

近年は花咲徳栄がやや優勢でしたが、
昨年浦和学院が覇権を奪還。
今春も選抜に出場して4強入り。
完全に勢いを取り戻して迎えたこの夏。

さてどうなるかと興味深い対決に、
沢山の観衆が訪れました。

神奈川の異常な高校野球人気に比べると、
埼玉はまだおとなし目で、
観客の出足はやや遅かったものの試合開始時にはほぼ満員になり、
この対決の注目度の高さを物語りました。

試合は一進一退の攻防が続いて、
ピリピリしたムードで進みました。

浦学先制で始まったこの試合。
すぐに徳栄が逆転。

浦学はエース宮城をあきらめて金田を投入も、
徳栄は2発で常にリードを奪い、
試合は5-4で7回裏へ。

無死1塁からの1ゴロに徳栄は痛いミスが出て無死1・3塁。
その後浦学はスクイズを外されるも徳栄が深追いしてセーフにするなどの攻防があり、
点を挙げることができず2死2・3塁と局面が変わったこの回。

ここでキャプテン八谷がスライダーを振りぬくと、
打球は高々とレフトへ。
これが逆転の3ランとなり浦学が逆転。

結局この後も得点を重ねた浦和学院が、
ライバル花咲徳栄を10-5で下して、
決勝進出を果たしました。

両チームともに打線の振りの鋭さはすさまじく、
両校ともに全国レベルの打力だというのは明らかですね。
浦和学院は選抜に続いて全国の舞台で、
輝きを放つことができるでしょうか。

第2試合は聖望学園が春の関東大会4強の山村学園に対し、
4回に逆転するとエースの岡部から東山につないで山村学園の反撃を断って決勝へ。
浦和学院に相対することとなりました。

この試合も最後、
1点差に追いすがってきた山村学園が1死1・2塁から、
打者が放った打球はレフト頭上へ。
「逆転か!」
観衆はその瞬間総立ち。

しかしここで、
レフトが渾身のダイビングキャッチ。
まさに「夏の最終回」そのものの執念が目の前で繰り広げられました。

執念を見せて逆転を防いだ聖望学園が、
6年ぶりに決勝の舞台へ。
面白い試合になりそうです。

とにかく夏の大会は、
選手の一球に賭ける執念がすごくて、
ひと時も目を離せない戦いになりますね。

奇跡の大逆転も、
よく生まれてきます。


埼玉大会を堪能したワタシは、
同行者とともに夕方西武ドームへ。

そこで繰り広げられた気力レスな戦い。
まあ、
夕方涼みながら・・・・・と言うに足る戦いで、
疲れたから6回でもう席を立ち、
家路につきました。

朝から晩まで野球、野球の1日にやや熱中症気味ながら、
気分はリフレッシュできた日曜日となりました。

さあ、
まだまだ戦いは続いていきます。

首都圏では今週、
続々と代表校が決まっていきます。

東京では関東一が敗れる大波乱。
さあ、
どうなっていくのでしょうか。




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