SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

センバツ2017  21世紀枠候補校が決定

2016年12月21日 | 高校野球

まだまだ真冬の寒さが続く中、
春を呼ぶ話題が届きました。

センバツ高校野球大会の21世紀枠校です。

今年も9校が各地区から選出され、
この中から3校が『夢の甲子園』へのキップをつかみます。

正直に言うと、
この『21世紀枠』を真剣に獲りに行っている地区と、
半ば『いらない』という感じで獲りに行っていない地区がなんとなく分かれてきているように感じられて、
高校球児たちにとってはその所属する地区(県)によって明暗が分かれているのに若干の違和感、不公平感を感じないではないのですが、
それでもたくさんの高校に”聖地”を踏むチャンスが訪れるのはよいこと。
『いい知らせが届くといいなあ』
なんて、当事者でもないのに思ってしまいます。


ワタシは持論として、
センバツ高校野球大会はその名の通り『完全な選抜大会』(32代表校すべてが21世紀枠のように選ばれる大会)にしてしまえばいいのではないかと思ったりもしているのですが、
桜の花の咲くころの、野球シーズンの始まりを告げる貴重な大会として、
長くこの大会が世間の人気を保ちながら続いていってほしいなあと思っています。

さて、候補校です。


≪第89回選抜高校野球大会 21世紀枠候補校≫


富良野(北海道)

秋季北海道大会8強。恵まれない環境の中で、工夫を凝らして練習を行っている。


不来方(こずかた 東北=岩手)

秋の岩手大会では、わずか10人の部員で準優勝し、初めて東北大会に駒を進めた。地方大会での実績に加え、進学実績がいい学校であること、地域ボランティアなどにも積極的に取り組んでいることなどが評価され、総合的に非常に高い評価を受けている。


石橋(関東=栃木)

秋の栃木大会では、全国制覇の作新学院と決勝で対戦し、互角に渡り合う。地域の名門高校でありながら、野球での躍進はほぼ初めて。部員19人での奮闘が印象に残る。県内有数の進学校という顔を持つ。


多治見(東海=岐阜)

多治見はこの秋、初めて県大会で優勝し、岐阜1位で東海大会に進んだ。全員が地元生で文武両道を徹底する学校の地元での評価は高い。


富山東(北信越=富山)

秋の富山大会で準優勝し、北信越大会には36年ぶりの出場。実力は十分で、北信越大会でも初戦突破。野球部からも毎年、国公立大に合格者が出るなどの文武両道実践校。


洛星(近畿=京都)

今秋は部員わずか10人で奮闘し、府大会8強まで勝ち上がった。進学実績の高い中高一貫校で、選出されても何ら違和感はないが、すでに7校の出場枠が確定している近畿だけに、そのあたりのバランスを考慮されると厳しいか。


倉吉東(中国=鳥取)

創立100年を超える県立名門進学校。過去センバツには2度出場し、1988年には2勝し旋風を巻き起こす。文武両道の実践校で、かつて甲子園に出場したときに非常にマナーがよく、好印象を残していることもアドバンテージになるか。


中村(四国=高知)

センバツでは、山沖を擁し1977年にわずか12人の部員で大旋風を起こす。24の瞳と評され鮮烈な印象を残すが、甲子園出場は後にも先にもその1度きり。今年の秋の高知大会で、40年ぶりに優勝。名門復活を印象付ける。典型的な過疎地域の学校だが、文武両道で地域の顔として、模範的な学生生活を実践する。


高千穂(九州=宮崎)

来年、創立100年を迎える伝統校で、秋は県大会準優勝。地元は過疎に悩み、遠方から通学する選手も多い制約された環境で頑張っている。過疎地域の、困難校の代表として選出された。


いつも言うのですが、
21世紀枠の最終選出校だけはいろいろな思惑やプレゼンのうまさなども微妙に絡んだ選出になると思われるので、
まったく予想ができません。

どの学校も『出してやりたい』という気持ちがわいてくるような素晴らしいチーム作りをしていて、
甲乙つけがたいというのが本音。
センバツ代表校決定まで、静かに待つことにしましょう。

だけど、
予想はできないものの、願望は若干あります。

今年は高知の中村高校が見たいなあ。。。。。。
そんな希望はあるのですが、果たしてどうなることやら。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 全国大学ラグビー選手権  ... | トップ | 長嶋巨人Vの立役者、加藤初が... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

高校野球」カテゴリの最新記事