第5日目の甲子園。
第1試合では注目の花巻東、佐々木が登場。
速球派で鳴らす市和歌山・米田と注目の対決を繰り広げました。
結果は4-0,1死球と米田の完勝。
花巻東は中軸が最終回まで完璧に抑えられ、
反撃は遅く1点届かず涙をのみました。
現時点では米田の方が一枚上。
花巻東はこれまでのチームのようなしぶとさよりも、
今年は「フライボール革命」の攻撃力を前面に出しているチームカラーだったので、
終盤まで米田の速球とスライダーのコンビネーションに全く対応できませんでした。
最終回は意地を見せましたが、
この意地がこの夏、そしてその先へ、
どうつながっていくでしょうか。
佐々木監督は今年、そして来年のチームで、
全国制覇を明確に狙っていると思います。
それも「力で勝つ」チームで。
そして東北の野球そのものを、
変えたいと思っているのではないかと思います。
そのための一里塚としては、
この選抜での敗戦は、
逆にいい糧になったのではないかと思います。
この悔しい敗戦から学んでこそ、
ひと皮もふた皮も剥けたチームになるのではないか、
そう思います。
さあ、ここからがスタートです。
メジャーを震撼させている、
あの菊池雄星も大谷翔平も、
成しえなかった「全国制覇」という大望。
このナインがきっと、
成し遂げてくれると信じています。
さて、
第3試合です。
第3試合に登場するのは、
オールドファン感涙の広商、
広島商業です。
昭和の時代のあの輝きは失せて久しく、
甲子園での勝利は、
センバツでは20年間、
選手権ではなんと、
優勝した昭和最後の年、1988年以来34年間も味わえていません。
そんな広商がこの大会久しぶりの登場。
そして、
相手が21世紀枠の丹生高校という事で、
勝利への期待は高まっていました。
しかしワタシは、
「ただ勝つという事ではなく、勝ち方に注目してしまう。だって広商だから。。。。広商は、今でもあの広商たりえるのか?」
なんてことを勝手に考えていました。
「豪打、剛球の広商や、打って打って打ちまくるけど、エラーも多い粗い野球」
だったらどうしよう!!!
なんて心配もしていましたが。。。。。。
試合を見て、
ワタシはニッコニコ。
得点は22点の大量得点という、
「1点をしのぎ切って勝つ」
広商野球っぽくありませんでしたが、
その内容は素晴らしかった。
相手の制球難もありましたが、
16安打を放ち15四死球をもらっての勝利。
16安打のうち15安打が単打という、
”ザ・広商”という攻撃でした。
盗塁も4つを決め、
守備はノーエラー。
「あ~広商らしい勝ち方だ~」
ワタシはうれしくなってしまいましたね。
高校野球の雑誌で見た、
広商のグラウンドに掲げてあった横断幕。
「広商は広商らしくあれ(?)」
というようなことが書かれていました。
そう、
時代がどんなに変わろうとも、
広商が広商野球を決して忘れず、
久しぶりに甲子園でそれを披露したこと、
なんだかとてもうれしく思いました。
やっぱ広商は、こうでなきゃ!!!
さあ、
全国の古豪と呼ばれる名門チームの皆さん、
出番ですよ。
松山商、黙ってないで!
21世紀枠なんかに選ばれてる場合じゃ、ないよ!!!
Y校、
復活ののろしを上げるのは今だよ!!
箕島、池田、土佐、上尾。。。。。。
もう一度その母校の旗、
甲子園に掲げようよ!!!
そんな思いに駆られた、
昨日の甲子園でした。
広商の皆さん、
2回戦は多分皆さんの前に、
あの大阪桐蔭が立ちはだかるはず。
それでもぶれずに、
広商野球を貫いて、
得意の接戦に持ち込んでくれること、期待しています。
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