川崎フロンターレ Ｊリーグを連覇！

川崎フロンターレが、
サッカーＪリーグを制しました。

この日は川崎○横浜△●か川崎△横浜●で優勝が決まるという状況でしたが、
川崎は最後に追いつかれたものの手堅く浦和と引き分け、
横浜ＦＭが敗れたため優勝が決まりました。

最後の最後に追いつかれて引き分けましたが、
とにかく川崎の今シーズンは「粘り強かった」という印象が強いですね。


言われているように、
ＡＣＬ含めた過密日程と、
三苫、田中碧という大黒柱のシーズン途中での移籍。
そして度重なる主力のケガによる離脱を乗り越え、
よくゴールまでたどり着きました。

昨季限りで、
長年フロンターレを支えたスターの中村憲剛が引退。
そして、
シーズン途中で田中碧、三苫が欧州移籍と、
これでもかとチームの変革を迫られる中、
それでも勝ち切るチームの強さ、分厚さというものを感じました。

チームの核になる谷口、家長、山根らに、
超優良外人のダミアン・ジェジエウ・チョンソンリョン、シミッチが絡み、
ベテランの登里、小林、ケガのらがどっしりとチームを支え、
若手の旗手、橘田らが大いなる成長を見せました。

ホント思うんですが、
川崎フロンターレというチームは、
プロスポーツのフランチャイズとしては理想的なチームになっていっていると思います。

フロントのチーム作り、
鬼木監督をはじめとする首脳陣、コーチ陣の指導力、マネジメント力、
そして離脱する選手が出てもびくともしない選手層。
さらに地域密着チームとしての様々な活動、
すべてがうまく機能して回転しているチームだと思います。

スポーツチームとしての「あるべき姿」を示してくれている、
そんなチームです。


ワタシはどちらかというと野球が大好きな人間で、
あまりサッカー、特にＪリーグの試合に参戦せず（それでも年1、２回ぐらいは見に行きます）、
ゆる～く見守っていた程度でしたが、
ここ7，8年の川崎フロンターレは度々「すげえチームだな」と感じることが多いチームですね。
常にエキサイティングな試合を見せてくれて、
掛け値なしに「試合が楽しい」と思わせてくれる存在です。


今年は開幕から無双していたものの、
6月ぐらいから「おやおやっ」が出始めて、
そこから田中碧、三苫が抜けていき、
一気に苦しさが増していったシーズンでしたね。

何だか迫ってくるマリノスの勢いがすごくて、
「ああっ抜かされるんじゃないか」
と思ったこともあったシーズン。

さらにＡＣＬで悔しいＰＫ戦での敗退もあって、
失意の中どうなるかと思いましたが、
そこから怒涛の5連勝。

この連勝で「今年も行けるぞ」という元気を、
ワタシも取り戻しました。

後半、
旗手と橘田、
この二人の若手が成長しましたね。

見事にチームを支えるまでの存在になりました。
最後は大島も帰ってきたし、
来季も見通しは明るいように思います。

それにしても鬼木監督。
就任5年で、
4度目のＪリーグ制覇ですか。。。。
名将という言葉では足りないような、
素晴らしい監督ですね。

通算100勝も達成しましたし、
大目標である「世界で戦えるクラブへ」という事へ、
歩みを止めないでほしいと思います。


それにしても、
いいクラブだなあ。。

ワタシの地元（の市）にはＪ2のクラブがあったりするのですが、
ワタシは練習グラウンドが我が家からほど近いこのフロンターレが「ワタシの地元チーム」だと思っていて、
フロンターレ以外は応援する気にならないのですが、
ホント強いクラブになりました。

これからも『地元の誇り』でいてほしいと思います。


すべての面で、
野球の某Ｌチームなんかは、
参考にしてほしいですね。

フロントのあり方、
チームの作り方、
マネジメントの仕方、
そして地元に密着するという事はどういうことなのか、とか。。。。。


ともあれ、
フロンターレの皆さん、サポーターの皆さん、
優勝おめでとうございました。

まだまだ天皇杯もありますし、
戦いは続いていきます。

これからまた、
どんな新しい選手が出てくるのか、
楽しみは尽きません。

激戦のＪリーグを制したフロンターレに、
乾杯！！！！