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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

貴乃花の反乱?改革?

2010年01月09日 | 相撲
今日のスポーツ1面に、
でかでかと見出しが載りましたね。

【貴乃花の反乱】

元横綱・貴乃花が、
大相撲の理事長選に向け、
二所の関一門での話し合いが付かず、
一門を脱退する形をとって、
理事長選への出馬を決意した、
というものです。

貴乃花。
素晴らしく強い大横綱でしたが、
世間知らずというか、なんというか。

同じ横綱の兄・若乃花との確執、
父・先代貴乃花との問題、
そしてさかのぼれば芸能人・宮沢りえとの婚約破棄など、
何かとお騒がせな人物として、
世間には認知されているといって良いでしょう。

ワタシも、
整体士との問題などで、
晩節を汚してしまったという印象が強いです。

そして最近でも、
石油会社のCMで妙な動きで、
見ている人を凍らせています。

『またなんか言ってるよ・・・・・』
と思わなくもなかったのですが、
今回については、
うなずける面も多いですね。

それほどまでに、
【国技・大相撲】
は危機に瀕しているといって良いでしょう。

とにかく、
変わらなければいけないのに、
かたくなに変えたくない、
という面々の揃う相撲界。

伝統を守りながら、
【建設的に】相撲界を変えていくという思いを持った人が、
少なすぎると思います。

まるで昔の自○党、官僚のように、
既得権益を守るのに汲々としている感じがしますね。

実際はもう、
赤字まみれで身動きが取れなくなって、
しかも世間から見向きもされなくなってきているというのに・・・・。

大胆な改革をして、
白鵬のような【技量・人格共に優れた】力士を、
何人も出していく努力をしなければなりません。

それには、
とにかくやる方にも見る方にも、
魅力ある角界を作る努力を惜しまない事だと思います。

現状にあぐらをかいた【巨大戦艦】は、
時代に合わなくなれば沈むしかない運命にあるのですから。

そのための第一歩と見れば、
この”貴乃花の反乱”を”角界の改革"に昇華させていくしかない、
という思いは強いです。

昨年の九州場所。

結構盛り上がったと思ってみていると、
TVカメラが引かれ、
まさにガラガラの観客席が大写しになりました。

これこそが大相撲が抱える現状だと思います。

これを”反乱”で終わらせるのか否か、
【大相撲100年の大計】
を考え、語る親方衆が何人いるのか、
それにかかっていると思います。

大注目です。

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