ソチ五輪 高梨沙羅『成長への糧に！』 平野・平岡『やった！日本初メダル！』

大変な朝でした。

オリンピックの中継の予定を眺めると、
今朝の競技は、

・高梨沙羅選手出場の女子ジャンプ
・昨日の午後に予選で素晴らしい演技を見せた男子スノーボード
・スマイルジャパン第2戦
・スピードスケート女子５００ｍ

と見どころ満載。

ということで、
少しでも睡眠をとろうかなと、
早めに床に入り2時ぐらいに起床。
『その瞬間』に備えて心の準備を万端に整えました。


まずは既に始まっていたスマイルジャパンを観戦。
0-1とリードされていて、
更にロシアの猛攻にさらされていましたが、
ゴーリーの藤本選手を中心によく守り、
第3ピリオド開始早々にはついに今大会初得点！

スマイルジャパン本来の笑顔も弾け、
『いい感じ』
の試合展開に、
ワタシも応援に力が入りました。

しかしさすがはロシア。
ちょっとした隙を見逃さずに、
ショートハンデッドのゴール（自チームがパワープレー中に、一人少ない方にゴールを入れられること）を食らって、
必死に追いかけるもまた一歩届かず。

夢の1勝は最終戦に持ち越しになると同時に、
今大会の予選での敗退が決まってしまいました。

しかし、
スマイルジャパンはチームとして、
本当によく頑張っていると思います。

絶対的な実力で劣っていることは、
大会前からわかっていたこと。

しかし大舞台で、
『明日につながる』試合を2試合にわたって繰り広げたことは、
大変に意義のあることだと思います。

【伝説への第1歩】
記してくれています。
なんとしても最終戦は、
勝って満面のスマイルで大会を締めくくりましょう！


そして始まった男子スノボ、ハーフパイプの決勝。

まずは1本目で、
天才・平野が魅せました。

90点台をたたき出してトップに躍り出ると。
あのショーン・ホワイトにまさかのミスがでて、
1本目終了時点で堂々のトップに立ちました。

『このままいけばいいのになあ』
という金への期待バリバリで2本目に突入。


そして2本目。
今度はまず、
最後から数番目で滑った平岡が見せてくれました。
見事過ぎる滑りで、
92点台をたたき出し、
平野を抜いてこの時点で2位に躍り出ました。

『すげ～なあ、この二人』

と思うや否や、
今度はさらに平野が93点台の高得点。
2位に入って、平岡が3位。
この時点で今大会で日本が待望したメダルが確定しました。

そして最後のショーン・ホワイトが再度のミスで沈み、
平野の銀メダル、平岡の銅メダルが確定しました。

平野は何と15歳の中学3年生ですってね。
見事でした。


そしてその余韻も冷めやらぬ中チャンネルを女子ジャンプに。

高梨沙羅選手、
1回目では100mを飛ぶものの3位。

しかしなんだかワタシ、
妙に落ち着いていて、
『いや、最後は沙羅ちゃんがまくってくれるに決まってる』
なんて思っていました。

根拠は何一つありませんが、
『オーラが違うよ！』
なんて思っていましたが。。。。。。

残念ながら、
2本目は98.5mと距離を伸ばせず、
4位となってしまいました。

日本中の期待を背負いながら、
あの小さな体で頑張る高梨選手。

この悔しさを糧にして、
もっと素晴らしいジャンパーに成長してくれることを期待しています。


40代のオヤジだから言える戯言を一つ。
『ここで負けてしまったことは、ぜ～ったいに糧になる。ここで金メダルを取るよりも、高梨沙羅ちゃんの競技人生はより充実したものになるから。うん、間違いない！』

ということで、
今後もがんばって、
『天使の羽を付けた鳥人』
への道を、
グングン歩いていってくださいね。

応援しています。


ということで、
すっかり寝不足の朝を迎えています。

しかし、
感動をくれる日本のアスリートたちには、
感謝の言葉しかありません。

頑張れ！日本のアスリートたち！