5月6日に起こった、
アメリカンフットボール関学大vs日大の試合での出来事。
関学大QBに対する、
日大守備選手によるあり得ないような悪質なタックルという問題です。
当初は伝統の定期戦における出来事として伝えられていましたが、
日大の不誠実な対応に関学大の幹部が怒りを示してからというもの、
どんどん事態は泥沼化している感じがしますね。
そこに、
『何かあれば、1のことを10にしてでも面白おかしく伝えなきゃ気が済まない』
各テレビ局のニュースショー、ワイドショーらが参戦してきたから、
収まるものも収まらない状況になってしまっています。
これらが参戦してくると、
あることないこと、
ま~無責任に出るわ出るわ・・・・・・
「何人登場人物がいるの?」なんてカオスの状態になってきて、
その状態の中でコメンテーターなるものが無責任にコメントを発するものだから、
収拾がつかなくなっちゃいます。
今の日本、
なんでもそうですよね。
こんな「世相」だからこそ、
メディア・リテラシーなんてことが、
声高に叫ばれるわけですよ。
この問題、
当事者である両大学の手を離れて「日本の関心事」になっちゃう(されちゃう)と、
フットボール自体が大きく傷つく事態になりそうで、
本当に憂慮しています。
テレビなどのマスコミは、
ジェットコースタームービーよろしく、
「いかに劇的なことがどんどん起こってくるのか」
ということのみに重きをおいて「真実よりも番組づくり」していますから、
こんなことに乗せられると本当に両校のみならず日本のフットボールが、
大きく傷つくことにならんとも限りません。
うまく和解ができて、
いい感じで事態の収束が図られそうになると、
逆にメディアは『そうはさせじ』と新たな火種を持ってくるかもしれません。
そして「もうこの事件(?)には価値がない」と見るや、
何事もなかったかのように無視していくんだろうなあ。。。。。。
そしてフットボールというものが取り上げられるなんていうこと、
全くなくなっちゃうのでしょうね。
本来彼ら、フットボールという競技自体には何の興味もないんだもん。。。
まあ、芸能人のゴシップネタと同じ扱いってことですよ。
なので、
関学大にも日大にも、
マスコミが大上段に語る「世間に向かって納得いくように」なんて戯言には耳を貸さず、
フットボールの世界が正常に戻るように、
自分たちの尺度でしっかりと話し合い、解決を図ってもらいたいと思います。
そして関学大QBの選手のケガからの早期回復を祈っています。
それこそが今回の件で最も大事な話ですので。。。
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