じいちゃん・ばあちゃんにワンコの名前が『アンジュ』に決まった事を告げると
明らかに
明らかに
不服そうな顔(泣)
じいちゃんは
「呼びにくい名前やな」
と一刀両断
ばあちゃんは
「『あんじゅ』って『安寿と厨子王』の『安寿』?」
まさかの…
『安寿と厨子王』(爆)
違うんです…
日本昔話から名付けたんじゃないんです…
フランス語で天使なんです…
更にばあちゃんは続けます
「『安寿』は(物語の中で)死んでしまうから絶対ダメ!
『安い寿(やすいことぶき)』と書いて『安寿』なんてダメ!」
…
ばあちゃん…
気持ちが入り過ぎています…
最後の方の反対理由の意味が解りません…(泣)
もう何言ってもダメだなぁ…
アンジュがウチに来るまで、名前の事は言わないでおこう→現実逃避
…
…
1ヶ月近い時が流れ
遂にアンジュがウチにやって来る日が来ました。
「アンジュ~♪」
と両手を広げて待っていたのは
他ならぬ、じいちゃんとばあちゃんでありましたとさ
めでたし めでたし
ワンコを迎えると聞いて、熱烈大歓迎な家がもう一軒。
それは、じいちゃん・ばあちゃんの家→旦那さんの両親
じいちゃん・ばあちゃんの家は、我が家から歩いて1分・走って30秒という
超近い所にあり、いわゆる我が家のご意見番です(汗)
で、なぜ熱烈大歓迎なのかと申しますと
二人は、我が家みんなが学校や仕事へ行っている間
病気だった先代犬ハッピーを預かってくれていました。
最初は「病気だし一匹で留守番させるのは可愛そう」という一心だった様ですが
月日が経つにつれて、ハッピーは二人にとってかけがえのない存在となった様です。
…
ハッピーが亡くなった時は、かなり落ち込んでしまって
軽くペットロスになっていた二人…
そんな時、我が家が子犬を迎える事になったのです。
まだ見ぬ子犬の事を、自分たちの家族(孫)だと思っていて→すっかりその気(笑)
名前の事も、そりゃ~もう真剣そのものでした
うわ~
本題の名付けまで、たどり着けなかった~
私が勝手にアンジュを家族にすると決めた日
早速、名づけの家族会議をしました。
良い名前が出なくて、みんなイライラし始めた頃
旦那さんが
「『アンジュ』ってどうやろう?
音の響きがいいと思うんやけど。
『アンジュ』ってフランス語で『天使』っていう意味なんやぞ」
『天使』かぁ
いいんじゃないかなぁ
『アンジュ』っていうのも甘いカンジで、オットリしているあのコにあってるかも…
しかし、息子弟(小6)が反対します。
「ダメ!『天使』って、亡くなった人を天国へ連れて行く役目なんやろ?」
…
…
それは…
『フ○ンダースの犬』の最終回だろーがー!
因みに…
【天使】神の使者として神と人との仲介をつとめるもの
息子弟には
「今度来るコは、ハッピーが天国から遣わしてくれたコだと思って
『アンジュ』にしようよ」
と言い聞かせ『アンジュ』に決定しました。
しかし、この『アンジュ』という名前には
思わぬ所で新たな壁が立ちふさがっていたのでありました(汗)